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しうりのしにがみ

しをうります
だからしをください
しをうってえたおかねで
しからにげます
とおい、とおいところへ

しとであってしりました
たとえば、
くらやみでめをあけているのはつらいこと
まえもひだりもうえもうしろもおなじだって
しろとくろはすこししかちがわないって

しとのせいかつできづきました
たとえば、
そうちょうのばいくのおとはなきたくなること
それはしんやのばいくとはちがくて
がくせいじだいのぼくのひけめ

こころのなかからしをほしくて
ぼくのうちがわからしはでてくる
だれかのせいでこのしはできてて
だれかのしがほくのせいだということはない
でもたしかにだれかのせいでだれかのしになるので
このよのせいのかずはいっていらしい

きみのしをちょっとおくれよ、
おれいにもらったしでぼくはどこかへいくからさ
つぎのせいでもまたしをもらって
しをかってでもしがほしくて
しをうってでもしにちかづきたいから
つぎのぼくがだれのせいでも
ぼくはすぐつぎのぼくになるよ

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リズムの書き遺し
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