今日の文章、病んでます。読まないほうが良いです。
善といい、悪といい、それは私の楽という〝私の〟ということが根本にあるわけでございますし、そこにつらぬいてあるものは、執着、自分自身に対する執着である。
宮城顗
緊急事態宣言の延長が決定。
首相も都知事も同じことを一年間繰り返し言っているだけ。
正念場!
みなさんが頑張らなければ良くならない。
何した、あなた方は?
頑張った。
なにを?
毎日、テレビに出たり、CM作ったり、キャラクター作ったり、苛ついたり、意にそぐわない報道関係者を排除したり、頑張った。
たぶん、日本は変わらない。
いや、変わる。
悪くなる。
入管法は確実に欧米以外から来た人々を締め上げ、排除し、国を挙げて「死ね!」という腐れた法律にいよいよ突き進む。
欧米は日本を今更さほど大事に思っていない。
科学も医学も経済も、あらゆる面で立ち遅れ、何よりも人権後進国の最たる国を人権を全面に打ち出して政策を常に考える欧米からすれば、日本と手を組むことは第二次世界大戦時のドイツと変わらない愚策だ。
日本は孤立に向かっている。
何やかや互いの言い分はあるけれど、それはそれとして。このコロナ禍、一緒に頑張ろうと手を差し伸べてきた韓国を始めとする東洋の諸国を無視して、国民を無視して、トランプが去った今、「日本、日本」と笑顔ですり寄ってきてくれるのは「ぼったくり男爵バッハ」をはじめとするIOC の金に群がる寄生虫のような人間だけしかいない。
もうたくさんだ。
いいかげんアスリートたちもテメェの夢を押し付けているって現実から目を逸らすのはやめて欲しい。
菅義偉とファイザーの社長は、菅渡米の際(4月時点)ですでにアスリートへのワクチンを優先的に確保することで話は付いていたという。
首相はそれを黙っていた。
国民を欺いていた。
7月から65才未満にも接種できるようにする、というのは、アスリートへの優先的な接種が問題視されないようにする目くらましでしか無かったわけだ。
みんなに元気を、みんなに夢を!
その気持はおそらく嘘ではないのだろうが、いや夢いらないっす、その夢はご自分で勝手に見ていてください、ってのがわたしの本音だ。
言い方変えると、大きなお世話。
みんなに元気をと思うのなら、五輪の中止を訴えて、コロナへの対応にとにかく特化しましょう!、と言ってくれ。
優先的な、不平等な接種ならワクチン接種はいたしません!、と言ってくれ。
いいかげん、だんまりで素知らぬ顔で時がすぎるのを待っているだけのアスリートにもムカつきだしている。
いいよ、「オレなんとしても五輪に出たいので東京五輪開催大賛成だ!ワクチン?そんなの当然だろ!俺たちは国の代表なんだ!この手でそれだけのもんを勝ち取ってきてるんだ!オマエラとはランクが違う!優先順位があって当然だ!開催後の日本でのコロナ感染の拡大?知るか!オレは世界に出ていく身だ!その頃にはどこか安全な国で世界を目指しているから知らねぇよ!」
これくらい言ってくれても。
その方がまだ気分がいい。
ともかく、イラつきが、ムカつきが、ちょっと貯まりすぎた。
全部自分勝手な、自分が良くなりたいがためのゴタクだ、今日は。
いつもだけど、今日のは特に。
選手のせいじゃない、選手も被害者だ、選手も苦しいんだ。
そんなコトバが目に入る。
多分そのとおりなのだろう。
でも、そんな気にはなれない自分がいる。
自分が同じスタンスで物を言えば、嘘になるし、おためごかしでしかない。
政府や都に対する怒りはこんなもんじゃない。
五輪批判になってしまった。
でも、根っこは、この国の持つ社会システム、差別と偏見とに満たされた、反省のできない、自閉国家のなす人権侵害思想にある。
愛国者を名乗られている方々、多角的に物を見るように努め、少しはものを考えるようにならなければ、あなたの大好きな日本は潰れますよ。
日本全土米軍基地化になってもいいのなら、ま、このままでもいいけどね。