
ウソくさい。
私たちは、荷物を手にいっぱい握りしめて自分を飾り付けています。
そして、持っているからといっては他に対して傲慢にふるまい。
持っていないといっては卑下して、結局、自損損他の世界を作り上げています。
尾畑文正
ま、他人のことは言えた義理ではないが、間近にまさにこういう人間が居る。
そういう人間は、他人の喜びを妬み嫉み羨み、喜ぶことはできず、恨みでもあるかのように怨憎する。
他人の痛みをみて、いかにも自分には愛情があるかのように振る舞うが、なんのことはない、余裕ぶっこいているだけだ。
そういう人間の日々は地獄でしかない。
なんの安らぎもなく、感謝もない。
ただただ、してもらえないことを恨み、思い通りいかないことに忿怒し、自分で自分をメッタギリにしていることにさえ気づけず、そのことさえも他人のせいにする。
してもらったことは忘れる。
したことは、何十倍もの上乗せ状態で記憶している。
他人の優しさもわからず、他人の思いを悪意としてでしか捉えられない。
非情に厄介だ。
そういう人間と居ると、正直こちらまで持っていかれそうで滅入る。
ただ、こうはなるまい、と、もがいているしかない。
おかげで、自分が自分を誇り、他人を妬み、自分のしたことへの見返りを望み、他人がしてくれなかったと怒り、してもらったことに素直に喜べず、他人の思いに感謝できず、そんな自分が見える度に無性に情けなく、恥ずかしく思える。
オレの中にも、多かれ少なかれ、あいつが居るのだなと思うと、とてつもなくやりきれなくなる。
今日は、餓鬼道に落ちた気分だ。
でも、だからこそ見えるもんがあんじゃね?、と、問いかけてきてくれる。
だれが?て。
う〜ん、死んだオヤジであり、祖母であり、釈迦であり、親鸞であり、仏法であり、ま、「ほんとうのところ」という働きが。
あぁ〜、早く、iPhone12、入荷しました報告こねぇかな〜。
そんなもんで簡単に気分あげられちゃうんだけどなぁ。
単純。
もちもんや、状況で、簡単に上がったり下ったりする、クソみてぇな感情だな😅
ま、そのおかげで助かってきたこともあるし、それがオレだし。
やっぱ、他人から人生で言われた中で、一番マトを得ていたわたしを表す言葉は
「ウソくさい」
ってやつだな。
ほんと、この言葉を思い出す度に、納得しちまうぜ。