○＝□
「聞く」というのもまだ、
人間の傲慢が隠れています。
〈ほんとう〉は「聞く」のではなく
「聞こえてくる」と言わなければなりません。
武田定光
＊ほんとう＝真実・ほんとうのこと・如来の本願・如来のはたらき
いつも同じようなことばかり書いているな。
と、一応は感じているけど
どうしようもない。
なんせその時思いついたことを
適当に書きなぐっているだけだから。
そうそう
日々、考えることが変わるわけもなく
深く考えてもいないし
目新しいことなどは
よほど何かがなければ書けないものだな
と
自分の発想力のなさと
観察力のなさと
感性の低さを思い知らされている。
前にも何回か書いているが
（前段、このための言い訳😅）
言葉は形だ。
脳に浮かんだ「なにか」を
形造らないと考えることがまずできない。
ゆえに「ことば」という形にしてみる。
その形が「なにか」を自分にとって表すのに適切かどうかで悩む。
そして「なにか」を他者に伝えるために
改めて
「ことば」を使って伝える。
その時
伝えるべき相手がどういう対象であるかによって
「ことば」の造形も変わってくる。
相手に一番適した「ことば」を渡す。
だが
いったん渡した「ことば」は相手のものになるので
その「ことば」でわたしが表したかった「なにか」が
きちっと伝わることはめったに無い。
というか絶対にない。
相手が
波長がめちゃくちゃ合って
思想・理念・宗教・国・出身地・学校・仕事etc...
ありとあらゆるものが同じであったとしても
「○」を「ことば」を駆使して伝えた場合
「○」は浮かぶかもしれないが、伝わるかもしれないが、
その「○」の大きさや色、そして意味が違う。
わたしにとっての「○」と彼にとっての「○」のもつ比重であったり
「○」そのものの意味合いが違う。
これが
大した付き合いもない相手だと
またはまったく生活環境が違う世界で生きてきた相手だと
「○」を必死で伝えた結果
「あぁ！分かった！マルでしょ！マル！」
「そうそう。マル！いやぁ〜、よく分かってくれたよ！」
てな会話をしていても
彼は「□」として受け止めて
それを「マル」と言っていることなんてしょっちゅう在るだろう。
マル＝○とは限らない
マル＝□の世界もあるわけだ。
でも人間は
必死になって「ことば」を駆使して
分かり合おうとする。
それほど「ことば」は危険でもあるが
大切なものだし
それを駆使して少しでも分かり合おうとする手間は
大事であり、おもしろい。
自分の「ことば」が相手に伝わりきれていないことに苛つくことも儘ある。
でも
よくよく考えてみれば
じゃぁ
自分の考えを自分自身には伝えきれているのか？
なんなんだ、このもやもやは。。。
とか
いらいら
とか
むかむか
という漠然とした言葉で表しても
ほんとうのところはまったく形になっていない。
「ことば」は疑問や悩みを解決するのに必要不可欠なものだが
「ことば」そのものが疑問であり悩みであり、それを生み出すもとでもある。
今日、どなたか「note」（げんすけ サンでした）に
「本を読み切ることはできない」
という旨のことが書かれていたが
（スミマセン。どなたのか忘れてしまいました。
後ほど、わかりましたらちゃんと載せさせていただきます
・・・げんすけさんの「あいさつのせい？」というnoteでした）
まったく同意見だ。
「一生かけて一冊の本を読んでみろ」
ということを言った人もいる。
（これまたどこの何先生が言っていたか忘れてます😅）
「ことば」っておもしろいし
厄介だし、怖いものでもある。
もっと大切に扱え！
と、自分自身に叱咤しなければ。
ザツに使いすぎていいるし😅
伝えきれない
読みきれない
理解できない
ということは
聞くことはできない。
大事に話し
大事に聞く
言葉の裏側を観察し、注視し、
行間をしっかり読み
間をじっくりと計り
そこまでしたとしても
「わかっちゃ」いけない。
そういう
対話を心掛けた社会が
公平で平等を目指した差別のない
平和な社会となりうる道だと思う。
伝えきれないから
大事に投げる
聞ききれないから
注意深く受け取る
相手はもしかしたら野球は下手かもしれないから
ゆるく、細心の注意を払って、胸元に取りやすいボールを投げる。
相手はもしかしたらとんでもないボールを投げてくるかもしれないから
後逸したりしないように全身で受け止める気持でボールを受ける。
取れないような球は投げない。
なんとしてでも取ってみせる。
ぅわぁ〜！！！
こんなこと書いていたら
やばい！
ただでさえ
人見知りで
人と話すの好きでないのに
プレッシャーで余計に人と会いたくなくなってきた！！！
いや
普段は気楽にいけばいいから。
無理は良くないから。
おおかた通じれば大体の場合は問題ないから。
気楽に話をしなよ。
って、誰にでもない
自分のために書いておいて終わる。。。