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霜焼けが教えてくれた。
私の力でないものが私の中ではたらいているのです。
生きているときから私たちは肺に生かされ、腸に生かされ、血液に生かされています。
私が自力で生きているというのは空想ですね。
無限なものが私の中を貫いているのです。
無限なものが私の中で生きているのです。
大峯 顯
先日から、足の指先が霜焼けている。
痛痒いというのはないが、真っ赤になっている。
40も半ばを過ぎた頃から、「冷え」というのが少し解るようになってきていた。
足先、手先が異様に冷たくなる。
そしてついに、霜焼けになってしまったわけだ。
毎朝のようにカメラ片手に一時間あまり散歩をしているし、なんやかやと仕事がら出歩いているので、それなりに血行はいいはずだ!と思っていたのになぁ〜〜〜。。。
確実に血の巡りが悪くなり、手足の指先まではあまりにも遠すぎるのだろう。
ほら、俺って日本人離れで、手足が長いからさ!
なんて冗談めかしていう気もおこらないほど寒さに弱くなってしまった。
夏の冷房ですら辛いときもあるし。。。
サウナに入るように、足湯して、水で少し冷やして、また足湯、そんな繰り返しを日頃からして、手先足先の血行を良くしましょう!みたいなことが霜焼け防止方法で載っていたが、いまさら遅い。
ま、なんとなく風呂に入る際にやり始めたけど。
いまさら新陳代謝が良くなるわけもなく、せめて現状維持を!なんて考えて必死になっている自分が可笑しい。
いや、順調に進んでいるんだよ、老いが。
そう受け止められないのだな、まだ。
さんざん、ここ「note」にも自分を受け入れるようにと書き込んでいるのだが、全く納得いっていない。
今を受け入れ、老いを老いとして受け入れることから、自らの大事がわかってくる、なんて理屈は書いても、やることなすこと、オレはまだ老いていない!ってことばっかだ。
それにしても、冷えはきついぜ。
ついに足元用の、寺務机の下に置ける用のアンカを注文してしまった。
待ち遠しくてしようがない、届くのが。
血行を自分でコントロールできたらスゲェと思うけど、絶対できないよ。
食事や運動や生活習慣で、少しはよくできるのかも知れないが、血液が今どこをどう流れ、どう巡り、どこに血栓ができ、その血栓がどこかで詰まりかけたのを何かしらが阻止した、なんてことも全くわからん。
50もすぎると結構な血栓が脳内にある、とかなんかで聞いたことがあるが、
「血栓よ溶けて無くなれ!」
なんて、念じようが、祈祷しようが、なくなるわけがない。
コロナやインフルエンザを始めとするウィルスも目に見えぬ恐怖だけど、自分の体の中にも目に見えぬ恐怖はウィルス以上にあるんだろうな、きっと。
不思議だ。
で、それを恐怖と思うとやるせないが、すんげぇことがいまこの瞬間自分の体の中で起きている。
宇宙の誕生、生命の誕生が自分の体の中でも起きている、と思うとなんかステキじゃない。
ともかくさ、自分の体の中で生きているさまざまな量り知れない奇跡があって、その奇跡に作られて生かされている自分もあって、お互いさまな関係性を生きている。
このわたしの身体、髪の毛一本、爪一枚、鼻くそ一粒、何から何までわたしのものではないのだな。
「わたしだけ」のものではない、ではなくて、「わたし」のものではない。
だから凄くてステキなんだな。
エブリボデー、大事にしようぜ!😆!