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きりがない。

人間は段差の世界が好きで、いつも較べてみて、優越感で上がったり、劣等感で下がったりして、右往左往している。
上か下かの差別を生きるのである。

            神戸和麿


今朝、起床予定時間よりも40〜50分早く目が覚めた。

このまま起きようか、も一度寝ようか、そういえばあれこれはどうしようか、そんな事を考えていたら起床時間を過ぎていて、起きた。
なんか、損した気になった。

昨日も同じ頃に目が覚めた。
ラッキー!まだ40分寝れる!
で、寝て、そして起きた。
なんかとても得した気になった。

朝。目を覚ました瞬間から、いちいち選んで、損した得した、良かった悪かった、正解だった間違った、上がったり下がったりを過ごす。

寝るか、も少し起きてよか、と、最終的に眠りにつく瞬間まで選んでいる。

疲れちゃわないのか、そんな日々。

いえいえ、その選びがあればこそ、それを生きがいとして前へ進めているのだよ。

いやいや、その選びがないと進めないと思う心が、すでに病んでいるんじゃねぇのかい?

そんな事も考えたり、どっちがいいのか考えたり、ここでも選んで正解不正解を探してしまう。

言葉があり、選びがあり、価値観があり、正解不正解がある。

わたしの存在というものを感じるわたしがある。

昨日と今日がある。

若い頃と現在がある。

真はみずからにはない。

真はみずからをも包容する。

真の中にあることは認められない。

わたしはあくまでわたしとして孤立している。

他との境を築くことに一生を捧げている。

明日は目が覚めるのだろうか?
もしかしたら目覚めぬまま息絶えることも無きにしもあらず。
こんなことを言っているということは、目が覚める気マンマンだ。

まったく死ぬとは思えていない。

能天気。

脳天気だから生きて行けている気もしないでもない。

そういえば、
「ワクチンの副反応は、自分の弱いところに出やすいようですよ。わたしは膝を痛めているので、膝が痛くなりました」
と話してくれた方がいた。

オレはそうなると頭に出るのだろうな、出るとしたら。
少しはものをいちいち考えなくなって、素直に受け止められるようになれるかも!と、期待していたりもする😅

そのほうがいい気がする、と、ここでも選んでいる。

愚案が尽きないのは、きりがないのは人間だから。

追記

帰宅して、夕食を摂り、いま恒例の水風呂に入っている。
BGMをランダムに流したした。
で、初っ端、流れてきたのは
EGO-WRAPPIN’の「キリがない」
こういう偶然がなんか嬉しい🤣

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