底冷えするんですけど、京都でもないのに、この部屋。
ありとあらゆる出来事や情報を取り込んで、どこにも留まることなく日々過ぎ去っていく。
それが私の「心」の正体でしょう。
だから、私の「心」にも境界なんて引けないのです。
お互いに影響し合い、拠りあって出来ている。
そのつながりを追っていけば、宇宙全体に広がるはずです。
私はここからここまでが自分の心だと勝手に思って、その世界から一歩も出れずに独りぼっちで迷っていますが、実はそんな境界はどこにもない。
瓜生崇
今日はこれから足温器が届く予定だ。
これで底冷えがする寺務の部屋での仕事が楽になる。
霜焼け状態も少しは改善され、午後2時にならないと温まらない部屋にも対応ができるようになる、と、期待している。
ところがだ、今日はこれから夜までずっと外に出る。
てことはだ、せっかく届く足温器が使えない。
くそ〜、またジラしか。
昨年の10月から、ひたすら焦らされて生きている気がする。
iPhone12に焦らされて、新車を申し込むも12月末まで焦らされて、足温器にも焦らされて、オイラの心はじりじり状態が続いている。
焦らされれば焦らされるほど、手に入れたときの喜びが大きいからいいじゃないか、という人もいるが、わたしの場合は、焦らされようが、焦らされまいが、さほど手に入ったときの喜びに変わりがなく、すんなり手に入れたときの、得した感のほうが好きだったりする。
苦労して苦労して辿り着くより、楽して着いちゃうほうが好き❣
って、舐めた性格がどうしても在る😓
だから山登りとか嫌いなんだな。
頂上に到達して、いい空気を吸って、素晴らしい景色を眺めて、ここまで到達したぁ〜!という到達感を、荒い息と爽やかな汗と共に感じる、なんてことができない質だ。
できれば頂上付近に駐車場があって、いい空気と素晴らしい景色のみを提供してもらいたい!
そういうなめきった性格をしている。
やった!
いま、足温器が届いた!
一時間くらい使えルンルン❣
まだ暖かくならない。
そりゃそうだ。
電源入れたばかりだし。
早く暖まれよ!このやろ!
来れば来たで何らかの文句が出る。
われながらいい性格してるぜ。
こんなふうに、わたしの心は簡単に変わる、揺り動く。
日々ではなく、刻々とでもなく、しょっちゅう変わる。
外的刺激がなんか在ればコロッと変わる。
ご機嫌なんてあっという間だ。
一瞬にして怒れる。
落ち込める。
しょぼくれられる。
じゃ、わたしの心は誰のもの?、と問われれば、わたしの所有欲は、よせばいいのにわたしの心を手放すことを許すことができず、わたしのものだ!、と叫び続ける。
結果、わたしはわたしの心に縛られて、身動きが取れない窮屈を生きることになる。
だいぶ温まってきたな。
足先が楽だ。
これさぁ、PCのキーボードで、温熱式ってないもんかね。
キーがポカポカで、キーを打っているとあたたまるようなの。
誰か賢い人、ないのなら開発してくんないかなぁ〜。
今年になって一気に冷え性が加速したジジイはそう思うのであった。
さ、そろそろ、会議に行く用意を始めましょ。
今日は、会場まで行く間で、心がどう揺れ動くか、ちょいと観察してみようと思う。
心ってもんが自分のものでないを前提に「心」を俯瞰するというスイッチを入れてから外出すると面白いよ。
いや、その場その場の心は如何ともし難く勝手気ままに揺れ動くけど、その揺れ動きが後付だけど記憶の片隅に残存するから、それをあとから整理してみると、けっこう面白い。
え!こんなことで!
くらい簡単にあっちゃこっちゃに飛び回るし、心は。