石神井公園 2023.10.06

画像1 つねに人間は何らかの価値付に導かれて現実を生きるしかない。 たしかに私たちの現実は知性の働きによって形付けられるが、その働きを「価値」という体系の中で捉えるとき、自らが現実のなかで経験するリアルな感覚は取り逃がされ、現実は平板化してしまうのではないか。 ー宮野真生子 著『出逢いのあわい 九鬼周造における存在論理学と邂逅の論理』(堀之内出版)よりー

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