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dodo_mmm
読書記録「子どもの算数、なんでそうなる」
こんにちは!
ちーです。
5歳の娘、チャレンジのワークを毎日やっているんですが、
「なんで、そうなる?」
と感じる事が最近多くて。
例えば、5に1つ足すという問題。
「1、2、3、4、5、…6!!!」
って指さしして数えるんだ。
いや!あなた、5の次が6って知ってるじゃん!!6に決まってるじゃん!!スーパー遠回りしてるよ!
と、こんな感じで「何が分からないか分からない…どうしたら良いんだ?」って話を友達(子持ち)にしたら、この本を貸してくれました。
【タイトル】
子どもの算数、なんでそうなる?
【内容】
作者の方は、数学者。実際に自分の子供達を観察して、子供の算数はなんでそういった考え方になるのか、数学者ならではの目線で、分析解説する話です。
作者の子供たちの算数間違い例が沢山出てくるんですが、これが面白い!うちと全く同じ…
冒頭の娘の話も、同じ様な感じで出てきます。
他にも「100円2枚で、200円」じゃなくて「ひゃくにえん!」になっちゃう話とか。いっぱい書いてあります。
作者の方は、この子供特有の算数間違いを「事件」と呼んで「子どもの間違いは面白い!」「いつ正解に辿り着くんだろう?」と楽しんでいます。私はただイライラしちゃってたけど、さすが!数学者の先生は違うな…。
そもそも大人と子供は、考え方が違うそうです。
子供は、器に入った水を別の形の器に入れると量が変わると思うんだって。同じ量なのに。
物を数える時、2回数えて1回目と2回目で違う数だったら、大人は「どちらかが数え間違いだろう」と思うけど、子供はそうは思わないんだって。数が変化すると思うらしい。魔法?!
難しい数学の話の所は、ちょっと飛ばしましたが(正直者)それ以外の部分は、なるほどな〜と楽しく読めました。
良かった事
娘がワークでつまずいても、正解に辿り着く過程なんだと思える様になりました!
前向きな気持ち、大事!
大変勉強になりました。
ちー