見出し画像

“愉快なオトナたちのリアル講義” 〜Mitakuye Oyasin〜✠

高校生によるオトナたちへのインタビュー第3講
ソロ・バンド両方で活躍する”ミュージシャン”Chie Horiguchiさんによるリアル講義
LEARNERSで爆発的人気を得て、現在ソロ中心で活動しているChieさんの思考を聴き解く今回のインタビュー〜Mitakiye Oyasin〜は、ネイティブ・アメリカン、ラコタ族の言葉で「わたしは全てのものとつながっている」。プロフェッショナルの思考法をここに書き留める。




Chieさんのおしゃれなアクリルキーホルダーやマグネット。
速攻売り切れのCDやグッズは↓


Chie Horiguchi のインスタグラム↓






1,これまで:history



1,これまで:history




私は、ピアノとか音楽やってる友だちとよく遊んでた。



その友だちの家で遊んでいた中学1年生のある日、アコースティックギターを触らせてもらった時に衝撃が走った。興味本位で持っただけなのに、運命すら感じちゃって、それが今の一番大きなきっかけになってる。

家に帰った。
親に相談してみると、アコースティックギターを買うことを許してもらえた‼︎エレキギターはうるさいからダメらしい(泣)。それから、流行りの曲が詰まった楽譜を買って、1人でずっと練習の日々。毎日毎日ひとりでギターと楽譜と向き合った。青春と呼べるものかはわかんないけど、すごく楽しかった。

高校生。軽音楽部に入って、またひたすらギターを練習する日常。
ギターの練習以外には、小学校1年生から今も続けている習い事のバレエだけに打ち込んでた(笑)。遊びたい気持ちはだってもちろんあった。友だちに遊びに誘ってもらったけど、練習だけを続けてたなぁ。

でも、勉強はもっとしておけばよかったと思う。反抗したさもあって、全然勉強に手をつけなかったけど、学生じゃなくなって感じるようになるものだね。大河ドラマを観て思った。
日本史の勉強を楽しんでれば、大河ドラマの深みがよく知れるはずなのにーー。って。
大人になって楽しいことに学校の勉強が生かされるとは考えてもなかったけど、大人になっても勉強はできるもの!気づいた時にスタートしていけばいいと考えてます。

Let’s study and action!






2,発想法:come up with idea



2,発想法:come up with idea




ノートに手書き! 今は歌詞を紙のノートに書くようにしてます。


だいぶ前の頃はケータイに打ち込んで歌詞作りをしてたけど、紙に替えてからのアイデア量は著しいよ。ノートもこだわって見つけたもので揃えてたのに、最近は物販で売ってるノートに浮気中だ(笑)。お気に入りのノートになってる。

1日1行ルール

1日に1行は歌詞のアイデアを出すようにしてるから、より良い歌詞に仕上げられてます。こだわりが強いから納得できないことも多いけど、1つ書いたらその勢いで次々とアイデアが溢れてくるからベストなものを選べるかなぁ。そんな感じで、少しでも物事はやったら、その衝撃が持続していく。最初の一歩を踏み出すのって難しいから、ルール化することで自分の行動に変えられるよね。

1日1行ルールだけじゃなくて、思いついた瞬間にノートに殴り書きするようにもしてます。

人って忘れっぽいからね(笑)。いつもアイデアを出すようにしてると、日常のあらゆる場面でフレーズが頭に思い浮かんできてキャッチ!すぐに書き込んでる。
「やるぞ!」と思って机と向き合ってる時こそ、堅苦しいものができちゃうから、そういう日常の思いつきを大切にしてるところもあるね。料理中。寝起き。一番思いつくのはお風呂の時だし。くだらないことでも書いてると手は進むし、引き出しは増えていく。人生にムダはないかな!

自分のルールを持たない人は快楽者。
自分のルールを守れない人は偽善者。  何はともあれ、自分に誠実に!!





3,影響:All my relations



3,影響:All my relations




最近お手本にしてるのは、大好きなNikki laneさん。


ハットもアレンジして、ファッションまで影響受けてる。好きな音楽もミュージシャンもたくさんいるけど、最近の自分はNikki Laneっていう感じになってきてる。


おうち時間が増えてから、ネイティブ・アメリカンの本を読むようになってる。
仏教でもネイティブ・アメリカンの考え方でも、
『人間は皆んな、自分や自分を取り巻く環境が世界の中心だと思って生活してる。でもそうじゃなくて、すべての命は平等で、自分たちが地球に生かしてもらっている。』
っていうのが基調にあることに気づいて感動した〜。
そんな大切な教えを歌にした、”All my relations”
「人間を含めてすべての命あるものは皆んな、兄弟姉妹であり、一つの大きな輪の中で生かされている」。ネイティブ・アメリカンのラコタ族の言葉で”Mitakuye Oyasin”。大切な教えを紡いでいくために、これからもそんな歌を作るのが今の目標。

また1日1行ルールになるけど、ネイティブ・アメリカンの言葉や詩が載っている本を1行は読むようにしてる。まだまだ学び中だけど、心落ち着く考え方をたくさん知っていきたいな。

あと、仏教の本で『一隅を照らす』が最近読んだ本で一番好きな本です(おすすめ!)。何回も読み返してる!
仏教のことを知らなくても楽しめたし、生き方の指針のひとつにもなるとても大切な本です♪

“普通”と呼ばれるものが、自己中心的な考えを作る。私たちは生かされている。





4,ライヴ:solo



4,ライヴ:solo




ライヴ前のルーティン、、舐めるのは青いパッケージの龍角散のどすっきり飴!


ライヴでは、今も緊張する。。特に地方とか初めてのライヴ会場では、周りの雰囲気を読んで、一体感を感じるようにしてる。いつもやるステージでは、自分に集中できるから緊張を感じることはあまりないんだけど。。たぶん人間関係が緊張を生むんだろうね。雰囲気は違えど、いろんな出会いがあることがライヴの醍醐味になってるな〜。

小さいステージでの緊張はほどよいもので、大きいステージでは実感が湧かないのもあって緊張も少ない。
小さい頃のバレエの発表会も関係してるんだと思う。ステージに上がるまでの心細さや心臓が飛び出るほどの緊張。この経験が今のメンタルにも歌にもなってます。人生っていろんなことが生きてくるんだねー。経験が大事ってことだ。

知識と経験が日常を構築する。





5,こだわり



私は昔からずっとこだわりが強い。今ソロ活動を中心にやってるのも、やりたい音楽やビジョンが強すぎるから。バンドはみんなの人生が合致しなくちゃ成立しない。そして、バンド・チームに所属していると、自分の本当にやりたいこととの折り合いをつけないといけない日がやってくる。
それでも、リーダーに魅せられた人はついていくためにバンドでい続ける。そういう人たちは向いているんだと思う。
私は好き嫌いがはっきりしてて、自分のルールやこだわりが強いからバンドは難しく感じる。


一人はとても大変だけど、自分を貫きたい人たちは一人でいることが向いているんだと思う。趣味の時間は短くなるけど、みんなといる時よりも周りの人たちのありがたみをより感じられる。
一人でいても、協力してくれる人はたくさんいる。そんな優しい人たちに、おおきく感謝しています。






ーーー少し書き方が変わりましたか?
いつも以上にいいものにしようと思って、試行錯誤してました。。最後のエピローグ的なのは、今まで自分の言葉でしたが、今回はChieさんの心からの言葉になってます。
今後のインタビュー記事の書き方がどうなるかはわからないけど、一生懸命やっていく!

Chieさん、忙しい時にインタビュー受けてくださってありがとうございました!
全部吸収して、糧にしていきます!!





ナナーノーヌー!





ギターカッコいい

マジでかっこいいな。ギュイーーン!

いいなと思ったら応援しよう!

Tiger
高校生アクション!応援してくださる方はクラウドファンディング感覚での投げ銭、よろしくお願いします(_ _) サポートで戴いたお金は、インタビュー記事をまとめた本の出版費用に使わせていただきます!