『タコピーの原罪』を読んで悲しくなったのでハッピーエンドな解釈をする

自分の中で『タコピーの原罪』ってドラえもんを簡単に風刺したものなんじゃないかって思ったから、それを前提に感想を書く。考察とか一切見てないから、解釈が被ってても仕方ないと思ってほしい。

まずなんでドラえもんなのかっていうと、単純にひみつ道具みたいなハッピー道具っていうのがあって、過去に戻れるものもあるみたいな。タイムマシンといったらドラえもんを思い浮かべる人も多いと思う。
しかもちょっと難ありな子供たちのことも助けるし。最終的には、ハッピー道具だけでは人間は変わらないし、物事も解決しないってことがわかるから。ドラえもんがいたとしても、自分が変わらない限りなにも変わらないっていうことが伝えたいんじゃないかなと思った。

そういう自分たちが変わっていかなきゃいけない、コンプレックスを他人に押し付けたり話し合うことの大事さっていうのがすごく伝わってきた。

自分の好きなドラえもんの最終話に、のび太がすごい勉強してすごい有名な科学者になってドラえもんを復活させるのがあって。
タコピーはそれぞれの心の中にいて、復活することとかはないんだろうけど、歪んだ愛情や歪んだ友情をなんとか歪みながらもマイナスベクトルで、ツラくても楽しんで生きていける”マイナスベクトルハッピーエンド”(?)になってるところに現実味も感じた。
現実は漫画のようにうまく行ったり、ふざけた失敗をすることはなくて、そしてそれ以上に奇妙な体験をすることだって多々あると思う。

それでも、お互いに譲歩し合いながら、自分は曲げずに相手を知っていかなくちゃいけないんだと思う。少なくとも、自分はタコピーを読んでそう思った。
自己犠牲だって、他の漫画じゃ悪だとされてたりもするけど、いくら間違っていようと独りになろうと、自分の軸は大切にしていかなきゃ。そういう物語だった。





んー、意外と感想短くなっちゃった。でも、自分の中で噛み砕いて紹介してみると結構楽になるもんだね。また紹介とか感想とか、書きたくなったらこんな感じに短めで書くんで、おすすめの漫画とか本とか映画とか、、コメントで教えてください。
では!

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