迷路の外には何がある?を読んで
はじめに
最近「チーズはどこへ消えた」を読み記事を書きました。そして、その物語の続きがあることを知りすぐさまポチってしまいました。初版が2019/02/27なのでなかなか新しい本のようです。
「チーズはどこへ消えた」では物事が変化するにつれて自分も変化しなければならないということが言及されていましたがこの物語ではその自分が変化するための方法について小人のヘムの行動をもとに描かれています。
現状維持という決断を取り一人迷路に残ったヘムが、その後どうなったのか
ヘムに大きな変化が訪れ、変化に戸惑い、ためらいながら、自身の考えを変え行動をしていく物語です。
チーズを見つけたいけど何から始めればよいのかわからない。そんな人に向け、私たちそれぞれの迷路の解き方について書かれています。
この記事では簡単に物語の要点と僕の意見を述べたいと思います。
要点
この物語で一番重要なのは
迷路は自分の古い信念であり、
皆自分の作った迷路から抜け出せなくなっている。
ということ。信念というとプラスのイメージが強いですが、
・自分の足を引っ張る信念
・自分を向上させる信念
の二種類があるということです。
まず信念とは何か...
自分自身が真実だと信じる考えのことです。
ヘムははじめ以下三つの事柄が真実だと信じ、
全力でチーズ探しに取り組みました。
・新しいチーズを見つけなければならない
・迷路は危険で暗闇や袋小路が至る所にある
・全て自分で成し遂げなければならない。
だがその事実は自分の物の見方に過ぎません。
見方を変えなくては現状を打破できないことがあります。
真実だって変わることもあります。
見方を変えろなんて言われると、
「自分は自分自身だ。見方を変えたら自分じゃなくなる。
自分自身の信念を大事に突き進みたい。」
と変化を嫌うかもしれません。
しかし、物語の中で『信念』を選び取る事の重大さを学び、
無事、迷路の外にたどり着けました。
迷路から出る事は自分の古い信念の檻から出る事と同じだ
この物語から、変化に応じて信念を選び取る重要性を学べます。
感想
僕はこの本を読み、前向きに上手く生きていくためのヒントをもらったような気がしました。行き詰った時、失敗し後悔した時、あらゆる場面でこの本の教訓は生かせそうな気がします。1時間かからず読めて深く考えさせてくれる。 これからもこの本で学んだ「信念」について改めて考え行動していきたいと思いました。