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映画祭前に見たい!監督つながり作品🎬
こんばんは🌕
ついに来週から第35回東京国際映画祭がはじまります〜!昨年からもう1年経ったのかと時の流れの速さに驚きです🫢
さて今夜は今年の映画祭で上映される作品の関連作品について紹介したいと思います!
関連作品を観てから映画祭に足を運べば、新たな発見があるかも💡
『ヤンヤン 夏の思い出』(2000)
カンヌ国際映画祭の監督賞やロサンゼルス映画批評家協会賞の外国語映画賞受賞を受賞し、エド ワード・ヤン監督の遺作にもなった作品。少年ヤンヤンとその家族を描いた群像劇で、台北と東京という二つの都市に人間模様を映しなが ら静謐に丁寧にそれらを描いています。
エドワード・ヤン監督の遺作にもなった本作品。 映画の感想を記事として公に晒すのにこのような感想は稚拙だと言わざるを得ないですが、め ちゃくちゃ良かったです。個人的にずっと見たいと思って楽しみに取っておいた作品が、自分の中 でハードルを上げすぎてあれ、、、といったことはよくあるのですが、この作品はその期待を大 きく上回ってきました。 個人的にとても良かったと思ったのは「都市の描き方」。台北と東京という二つの都市が登場し ますが、登場人物たちの心情と都市の姿をとても美しく、且つ静謐に描いていると思いました。 ヤンヤンの姉ティンティンの交差点のシーンは特に印象に残っています。
今年の東京国際映画祭の「ワールド・フォーカス」部門では、エドワード・ヤン監督の名作『エ ドワード・ヤンの恋愛時代』が4Kレストア版で上映されます。是非足を運んでみてください!
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(やまと)
『検察側の罪人』(2018)
都内で発生した殺人事件。犯人は不明。事件を担当する検察官は、東京地検刑事部のエリート刑事・最上と、刑事部に配属されてきた駆け出しの検事・沖野。捜査を進める中、互いの正義を懸けて、対立する2人の検事。彼らの戦いに待ち受けていた決着とは…
正義というものは曖昧なもので、立場が違えばそれぞれも違ってくる。法律の名の下では絶対悪ではあるが、それは果たして本当に悪なのか、「正義」という言葉の定義について考えさせられる作品でした。
鑑賞後、正義について少し考えてみたのですが、最大公約数の正義こそが法律なのではないかと考えます。しかし、その法律ですら個人の解釈の違いで変わってくるものなのだから、絶対的な正義なんてやっぱりあるとは言い難いのかなと感じました。
全員の立場に寄り添って鑑賞すると辛い部分もありますが、視座が広がる体験にもなります。
木村拓哉×二宮和也という豪華共演が大きな話題を読んだ本作ですが、作品のメッセージ性も力強く印象的でした。
本作品の主人公演じる二宮和也さんは、今年の東京国際映画祭のオープニング作品「ラーゲリより愛を込めて」でも主演を演じられています!
上映前ながら大きな注目を浴びているラーゲリより愛を込めて。豪華俳優陣が送る壮大な感動の物語に期待が高まります!
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(こうた)
『運命の元カレ』(2011)
ザ・メニュー』関連作品
監督:マーク・マイロッド
妹の結婚などをきっかけに、自分の恋愛や将来を考える主人公。彼女の恋愛模様を主題に面白おかしくストーリー展開が繰り広げられていきます。
しかし、ただ面白いだけではなく、ちゃんと色んな考え方や、試行錯誤しながらも主人公が自分らしさ、自分に合った恋愛を見つけていく!
また主人公の周りの登場人物も多様で、こういう交友関係あるある〜と共感すること間違いなしです😌
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(りさこ)
『アバウトタイム~愛おしい時間について~』(2013)
今年の東京国際映画祭クロージング作品に選ばれた「生きる living」で主演を務めるのがイギリスの実力派俳優ビル・ナイ
1975年に俳優デビューを果たし、1981年に映画初出演を果たす。御歳72歳。
2003年公開の大ヒットラブコメディ映画「ラブ・アクチュアリー」にて英国アカデミー賞助演男優賞などを受賞。
「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ、デイヴィ・ジョーンズ役でご存知の方も多いのではないだろうか。
私の好きな作品「アバウトタイム~愛おしい時間について~」では主人公の父親役で出演。 哀愁漂う演技はもちろん、人生の尊さを問う父親としての語り口調はこの映画のとても感動するシーンの1つ。
私自身も「アバウトタイム~愛おしい時間について~」を観て、ビル・ナイの演技に惹き込まれた。彼の渋い声と独特の空気感は見るものを魅了する。
今作品「生きる living」は1952年公開の黒澤明監督「生きる」をイギリス版にリメイクした作品。脚本にはノーベル文学賞受賞作家カズオ・イシグロが執筆。既にヴェネチア国際映画祭でも上映され、高い評価を受けている。
東京国際映画祭での上映は11/2(水)の最終日のみ。
2023年春に日本公開の映画を一足先に観ることが出来るチャンス。
ビル・ナイの深みのある演技に要注目だ。
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(まっきー)
『ヒットマンズ・レクイエム』(2008)
この作品は、ガラ・セレクションで上映される、『イニシェリン島の精霊』のマーティン・マクドナー監督の2008年の作品です!
あらすじ
新米殺し屋レイとベテラン殺し屋ケンは、ボスの命令でブルージェ(ベルギーの都市)を訪れます。目的が分からず、気ままに観光をして時間を潰す2人。しかし、あるときケンは、前の仕事で失敗を犯したレイを抹殺するようボスから命令され…。
美しい街並みが残る古都ブルージュを舞台に、殺し屋によるクールでブラックな物語が展開されます!
この殺し屋コンビを演じるのが、コリン・ファレル(レイ)とブレンダン・グリーソン(ケン)です。絶妙な間合いでユーモアたっぷりの会話を繰り広げるこの2人は、まさに凸凹コンビといった感じで、見ていてとても面白いです!
そして、なんと新作『イニシェリン島の精霊』でも、この2人が突然絶縁関係に陥る、元親友同士という役柄を演じるんです!
『ヒットマンズ・レクイエム』で完璧な相性を見せた俳優2人なだけに、新作にも期待しかありません!
来年の米アカデミー賞にも絡んできそうな期待の新作『イニシェリン島の精霊』を観る前に、是非予習として『ヒットマンズ・レクイエム』をチェックしてみてください!
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(たくみ)
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ここまでお読みいただきありがとうございます🙇♀️どれもネット配信されているものですのでぜひ映画祭前にチェックしてみてください🎥