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【メーカー転職の舞台裏#1】今の会社ではスキルが頭打ちになる?

こんにちは。メーカー特化エージェント・タイズのnote編集部 川嵜です。
先日から、タイズの公式noteの運用を開始しております。

今回も連載系のシリーズを発信していければと思います。
題して【メーカー転職の舞台裏】です。
メーカー特化のタイズがご支援させていただいた求職者様の転職成功事例を紹介していきます。

タイズを利用して転職された方は、どんな想いでどのように転職されたのでしょうか。
転職者の転職ストーリーを追体験してみることで、転職活動のイメージが膨らむかもしれません。
そして皆様のキャリアを見直すきっかけにもなれば幸いです。

第1回目となる今回は、「今の会社ではスキルが頭打ちになる?」です。

当社のご登録者様から、“現職ではエンジニアとしてのスキルアップができないかもしれない…”というお悩みをよくお聞きします。
ご自身のスキルアップやキャリアアップに積極的な方にぜひ読んでいただきたい内容です。


転職理由:ここでは成長できないから転職したい!

以前弊社のキャリアアドバイザー・前田より転職支援させていただいた求職者様から、今回の主役であるK様をご紹介いただいたことがきっかけでした。K様に対しても引き続き前田が担当させていただくことに。

K様は現職において、状態検知を目的としたセンサの回路設計・評価に従事されていました。

前田と面談を開始し、K様がご転職を考えられた経緯をお伺いすると、

「現職の会社は、今自身が担当する製品や新製品開発に積極的ではないため、ここでは成長できないように感じた」

とのことでした。

直近では納品先の品質要求に応えるための検証や仕様変更がほとんどとなっており、開発としてのキャリアを歩んでいきたいとのことでした。

そこから、前田との話し合いを経て

  • 新製品開発に積極的な会社で働きたい

  • 量産フェーズでの経験を活かして、より上流工程のポジションで挑戦したい

と方向性を定め、それと併せてご経験・ご志向に沿った求人を提案しました。

(※ちなみに、直近の市場では回路設計のポジションに関して、求職者様より求人の数が多く、求職者様の選択肢が幅広い傾向にございます。
数ある求人からベストマッチの転職を実現するためには、このように自身のやりたいことをできるだけ明確にする必要があります。)

応募先の見当をつけたあとは、書類作成に進みます。

はじめてのご転職となるK様であっても、スムーズな書類作成を進められるように、タイズでは過去の回路設計職種で転職された方をもとに作成したフォーマットをご用意。


当社の履歴書フォーマット


当社の職務経歴書フォーマット(回路設計※一部)①


当社の職務経歴書フォーマット(回路設計※一部)②
※様々な職種でフォーマットを用意しています。

単なる経歴の羅列に留まらず、自身のミッションや、プロセスを明確にした成果のアピール、専門的なツールの使用経験など、企業側の目線も加味した書類作成のアドバイスを前田からさせていただきました。

選考開始:タイトなスケジュールでもアドバイザーと二人三脚で進行

当社とお取引させていただいているメーカー様は新製品開発に積極的な企業様が多いため、自然とご紹介求人の数も多くなりました。
その中でK様は10社応募され、そのうちなんと6社にて書類通過されます。

いよいよ気になっていた企業様の面接に進められるわけですが、6回の面接の日程調整が大変です。

K様の出張や、面接準備期間などを考慮しつつ、面接の順番(第1志望の本命は他社の面接を終えてからにする等)も意識しながら、キャリアアドバイザーの前田と一緒に相談して日程調整を行いました。

応募企業様によっては、面接前にWebテストを設ける企業様もあり、K様は面接日のほか、テストの受検期限もカレンダーに記入しながら進められました。

また、面接準備についても前田からしっかりとサポート。
タイズでは独自の「面接準備シート」を面接前の方にお送りしています。


当社の面接準備シート(一部)

このシートでは、これまでに蓄積したノウハウをもとに、面接で聞かれやすい質問項目やその対策方法についてまとめたものとなっております。

K様には回答を用意いただき、そちらに沿って本番の面接に向けたアドバイスを前田からさせていただきました。

面接では人事だけではなく、募集部門の方と直接お会いできます。そこでその部署が目指す方向や、どんな人と働きたいのかという想いを直接感じることができます。
そこでは、面接前の印象が変わって、志望度が変わることも良く起こります。

K様におかれても、ある企業様の一次面接で、

「面接や、面接後のフィードバックで自分の経歴を評価いただいているのが伝わった」

ということで、K様にとってその企業が第1志望に躍り出ました。

意思決定:行かないと一番後悔する会社はどこか?

最終的には4社から内定をいただき、期限までに各社に承諾か辞退のどちらかをお返事しなくてはなりません。

いろいろと悩まれた結果、

  • 挑戦的な風土のある会社

  • これまでの面接を振り返り、一番一緒に働きたいと思った面接官のいる会社

  • 一番行かなくて後悔すると思う会社

といった観点から第一志望であった1社に絞り込み、内定承諾の運びとなりました。

そちらの会社のポジションは、事業拡大のために新製品開発を必要とする中で、開発から量産まで広く携わっていただくポジションであり、K様の希望する仕事やご経歴と一致する業務でした。


今後のキャリアを考えた際に、成長したいという想いはだれしもあるのではないでしょうか。

今の会社で成長できるのか?、不安になった時は転職を検討してみても良いかもしれません。

タイズにご相談いただければ、「あなたにとって転職という選択肢がベストなのか」というところから一緒にキャリアについてお打ち合わせさせていただきます。

当社にご興味をお持ちいただきましたら、気兼ねなく下記よりお問い合わせください。

※面談は転職ありきでは進めません。
※面談ご希望でなくとも、メールアドレスをご登録いただければ、求人やキャリアに関する情報提供をさせていただきます。

今後も【メーカー転職の舞台裏】シリーズではメーカー転職を成功された転職者様の事例をお伝えしていきます。