![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/124604199/rectangle_large_type_2_7318ef5187ecbcf8a9629e9b4c0990ce.png?width=1200)
【メーカー転職のレシピ#1】“転職するのもあり?”と思ったときに考えること
こんにちは。メーカー特化エージェント・タイズのnote編集部の川嵜です。
先日から、タイズの公式noteの運用を開始しております。
まだご覧になっていない方は、ぜひ他の投稿も見てみてください!
さて、今回から連載系のシリーズを発信していければと思います。
題して【メーカー転職のレシピ】です。
メーカー特化で転職支援をして18年を迎えようとしているタイズが、これまでの転職支援で培ってきたノウハウをお伝えしていきます。
転職をする際に準備すべきこと、持っておくべき考えをお伝えしていきますので、こちらを読んでいただければご自身の転職活動のイメージが膨らむかもしれません。
第1回目となる今回は、「“転職するのもあり?”と思ったときに考えること」です。
転職の決断をされていない方でも、“このまま現職に残ってもいいのか…”と考えたことがある人もいらっしゃるのではないでしょうか。
「転職」という選択肢が一度でも頭によぎったことのある人には、ぜひこちらを読んでいただき、お考えの整理にお役立ちできるかと思います
あなたは本当に転職すべきなのか?
この記事を読んでいただいている方の中には、現職の企業様の働き方に何か違和感を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「別に今の会社に不平不満があるわけではないんだけれど…」とは思うものの、「果たして現状のままでいいのか…」とモヤモヤすることもあるかもしれません。
もしそのような場合は、今自分が何にどんな違和感を感じているのか言語化してみるのをおすすめします。
その方法として、「エクスプレッシブ・ライティング」をしてみるのも良いかもしれません。
エクスプレッシブ・ライティングとは
考えていることを書いて言語化するというテクニック
を意味しており、ストレス軽減の効果が期待されているそうです。
何か違和感を感じたときに、自分の心の中で消化させず、紙に書き出してみることで、今の気持ちを整理できるかもしれません。
今の会社のどこに違和感を感じるのか
モヤモヤを感じているのなら、まずはどこにその原因があるのかを振り返ってみましょう。
今の担当業務
仕事の進め方、部署・会社の方針
職場の人間関係
勤務地や残業時間等の働き方…etc.
今この瞬間に振り返っただけですぐに分かるものではないかもしれません。
その場合は、一定期間を設けて継続して自身の業務や働き方を見直していくことで、分かってくるのではないでしょうか。
なぜ違和感を感じるのか
違和感の場所を特定できたなら、どうして違和感を覚えるのか(その違和感は何か)ということを突き詰めて考えていきましょう。
おそらくそこで見えてくるのは、「私は本当は○○をやっていきたい」という本音に気づくはずです。「現状の生活や業務」と「自分のやりたいこと/なりたい姿」のギャップこそ違和感の正体です。
現職で解決できる手立てはないか
今感じている違和感を特定できたなら、次はそれを解決できる手立てはないか探してみましょう。
このタイミングではまだ転職の判断をするのは早いです。
もし現職で希望の働き方が実現できたのなら、それはそれですばらしいことだからです。
転職することが正解ではなく、よりよいキャリアを実現することが正解であり目的です。転職活動はそのための手段であると覚えておきましょう。
例えば、
「今の担当業務」に面白さを感じられない場合、
先輩や上司に相談し、自身がつまずいているところ、この仕事の面白さを教えてもらう
それでも腑に落ちない場合は、自分のやりたいことを明確にしてそれができる部署異動を検討する
など、現職の会社にてできることを探してみましょう。
ちなみにですが、転職活動において、面接選考の場で「転職理由」はほぼ毎回必ず聞かれます。企業様は求職者様の「転職意欲、転職のご覚悟」を見定めており、あなたが転職すべき理由について納得できなければ評価につながりません。
これはミスマッチ防止を意図としたスタンスであり、当社の候補者様との面談でも、こちらの転職理由についてはしっかりとお伺いさせていただきます。
「話を聞いてもらった方が、考えを整理しやすい」と思われた方は
こちらからぜひお気軽にご登録ください。
上記を踏まえたうえで、現職では「希望のキャリア像に近づけない」と感じたなら、ここで初めて転職を検討してみましょう。
あなたは本当に今転職できるのだろうか?
転職の検討をはじめたら、自分は転職ができるのかどうかを考えてみましょう。
これは自分が転職できる力があるかどうかではなく、
自身のスケジュールや体力、ご家族状況を踏まえて、現実的に転職活動が可能かどうかを考えてみます。
スケジュールについて
転職活動に必要な期間はどのくらいかご存じでしょうか。
個人差はございますが、転職活動を始めて転職先にご入社されるまでおおよそ4~5ヶ月ほどになります。
細かくプロセスを分けると下記の通りです。
転職準備(1週間程):転職の目的や軸、転職方法を考える
求人探し~書類作成~応募(3週間程)
書類選考~面接~内定(4週間程)
退職交渉~入社準備(2か月程)
この期間は今の生活の合間を縫って、転職活動の時間を捻出しなければなりません。現職の業務やプライベートのご状況を鑑みて、本当に転職活動にかける時間を確保できるのかを検討いただければと思います。
ご家族との認識のすり合わせについて
自身は「転職してみよう」と思っても、ご家族(親御様や配偶者様)があなたの転職に前向きではないかもしれません。
あなたの転職が周囲の大切な方へ影響を及ぼす可能性がある場合は、これからの働き方についてしっかりとお互いの考えをすり合わせる必要があります。
希望の求人の有無について
ここまでご検討いただいた後に、ご転職をお考えの場合は転職活動を開始してもよいかと思います。
転職活動を始めて、世の中の求人やキャリアアドバイザーの助言を受けて、転職市場を見たときに、考えが変わって「転職しない」という判断につながることもあるかもしれません。
転職活動開始=必ず転職しないといけない、というわけではないので、現職残留の道も用意しながら、転職活動を試してみる方も多くいらっしゃいます。
タイズにご相談いただきましたら、メーカー特化でこれまで多くの方をご支援した知見をもとにキャリアのアドバイスをさせていただきます。
ご希望でしたら、応募前提ではない形でご志向に沿った求人のご提案もさせていただきます。
「転職すると決めているわけではないものの、話を聞いてほしい」という場合でも構いませんのでぜひ気兼ねなく当社へお問い合わせください。
※面談は転職ありきでは進めません。
※面談ご希望でなくとも、メールアドレスをご登録いただければ、求人やキャリアに関する情報提供をさせていただきます。
いかがでしたでしょうか。
転職はあなたの人生やキャリアに大きく影響するイベントです。
早まった考えでミスマッチの転職にならないよう、転職活動を始める前の準備の大切さが伝われば幸いです。
【メーカー転職のレシピ】シリーズではメーカー転職のノウハウを発信していきますので、今後の記事も楽しみにお待ちいただけますと幸いです。