②セカンダリーフード:毎日の食事を私たちはどのように選択しているのか
ホリスティックヘルスコーチのIzzyです。
前回のnoteではプライマリーフードについてご紹介しました。”健康的な生活を送るには実際に食べるもの以外にも大切な要素がある”というお話です。
今回は↑の記事でも少しふれたセカンダリーフードについてです。
セカンダリーフードとは?
セカンダリーフード(第二の食事)とは私たちが毎日食べている食事のことです。
前回ご紹介したように、プライマリーフードが満たされていると、食事以上にからだを元気にしてくれますが、反対に満たされていない場合、食事で補おうとすることがあります。
例えば、
・失恋やストレスで暴食してしまう
・疲れていると甘いものが食べたくなる など
食の選択の背景にあるもの
食べるものを決めるとき、どのように選択しているか考えてみたことはありますか?
食の選択にはたくさんの要素が絡んでいて、その中には食とあまり関係ないように見えるものも含まれています。
①健康状態
血圧が高い方は塩分を控えめにしていたり、アレルギーのある方はアレルギー源を除去していたりします。風邪をひきそうと思ったら、ビタミンCを多く摂るようにする方も多いと思います。
②ライフスタイル
3時のおやつが習慣になっていて、時間になるとお菓子に手が伸びてしまう方もいるでしょう。
運動量や、家で料理をすることが多いのか、外食やテイクアウトが多いのかによっても選ぶものが変わります。
③環境
住んでいる場所(スーパーやレストランまでの距離や種類、キッチンの大きさや有無など)によっても選べるものが変わってきます。
また、季節や気候が変わると、食の選択も変化していきます。寒い時はおでんやお鍋、暑い時はそうめんやスイカなど。
④身体的 / 精神的要因
パン屋さんのいい匂いにつられて、つい買ってしまったという経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。
ストレスがたまったり、気分が落ち込んだりしたときは、小さい頃に食べて幸せだったものを欲する傾向にあります。
⑤社会 / 文化 / 経済
海外に長い期間行くときは無性にお米や日本食が食べたくなることがよくあります。
育ってきた環境に加え、食事にどれだけお金をかけられるかということも食の選択に与える影響が大きいです。
⑥信仰 / 食に関する知識や食との付き合い方
信仰や、ヴィーガンやケトなどの食生活を送っていて、食べられるものが決まっているということもあります。
おわりに
毎日忙しくて、とりあえず目の前にあるものを食べている、昨日何を食べたか覚えていないという方も多いでしょう。
でも、たまには立ち止まって、どんなものを食べているのか、どのように選択しているのかを観察してみると、「今ストレスがたまっているのかも」とか「昔からの習慣で無意識に手に取っているのかも」ということがわかるかもしれません。
今日もすてきな1日になりますように。
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