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【世界の国】スワジランド【日本の本当の大きさ】

スワジランド王国(エスワティニ)の面積:1.7万平方キロ、日本の0.05倍

メルカトル図法によって分かりづらい日本列島の本当の大きさを他国と比較できます。
(検索ボックスでJapanと検索)

本件について、stand.fm(音声配信)にてお話しています↓

アフリカ南部に位置する絶対君主制国家

イギリス連邦加盟国
2018年4月19日 国名を「エスワティニ王国」に改めた
スワジ語で「スワジ人の場所」という意味

イギリス連邦に加盟していることからお分かりだろうがイギリスの植民地であった

1902年 イギリス保護国

当時のスワジランド国王はソブーザ2世が1899年に生後4ヶ月で即位
在位期間82年間
当初は摂政が政治をしていたが成人すると自分で政治をやった

国内の白人利権を取り戻そうとしたが上手くいかず、独立直前の1960年代でも
国土の60%は白人の所有地であった

1968年 スワジランドは立憲王国として独立

1973年 ソブーザ2世は議会解散、憲法廃止、政党活動を禁止して
    絶対君主制を敷いた

1978年 新憲法公布 しかし王の強い権力は維持されたままだった

エスワティニは2021年時点、アフリカの国際的な承認を得た国連加盟国の中で
唯一、台湾と外交関係を持ち、且つ中華人民共和国と外交関係を持たない国である

国家元首:ムスワティ3世
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本名:マコセティブ・ドラミニ
※アフリカ最後の絶対君主、贅沢放蕩三昧と言われている

1968年4月25日生まれ

王立学校卒業後、スワジランド軍入隊

1982年 父であるソブーザ2世が崩御すると、1983年に王太子となる

国王としての教養を身につけるためイギリス留学

その間は父の妃などが摂政として国務代行

1986年4月25日 18歳で国王即位


国民の3分の1が貧困層

国民が貧困に喘いでいるのにも関わらず王室費だけでなく
国家予算にまで手を付け自家用セスナ機や超高級車であるマイバッハを購入
2004年には11人の妻の為いくつも宮殿を建設したりと浪費散財が酷い
流石に同じ一族のエスワティニ首相からも批判される


国内にHIVが蔓延

2001年9月9日 HIV蔓延防止のため5年間の性行為禁止を掲げる

しかし2ヶ月後に13番目の王妃を選び性行為をしたことがバレて罰金
現金ではなく罰金として牛1頭支払う


リード・ダンス

TV番組などで昔紹介されていたが、毎年処女のみが参加を許される
リード・ダンスという国王の為の儀式がある

参加者数万人、葦を持って上半身裸の衣装を着て歌い踊る

国王は演説を行い、HIV予防未成年の性行為禁止を強調しつつ
自分は毎年のようにリード・ダンスの参加者から新しい妻を娶る
言行一致しない強烈に矛盾する行為を行なっている

また、自分への反対者の不当逮捕、ジャーナリスト、労働組合指導者
LGBTへの弾圧を行なっているそうだ


18歳少女誘拐!?

アムネスティインターナショナルによるとムスワティ3世は2002年10月に18歳の
少女であるゼナ・マラングを王妃にする為に誘拐したそうだ

当然、ゼナの母親は警察へ通報(娘を2人組の男が連れ去ったとの事)

しかし「王妃候補として迎えられた」と回答される・・・

ゼナの母親は裁判を起こす

結果は敗訴・・・

当時の法務大臣も国王ムスワティ3世の親戚

”王妃候補として迎えられた”ゼナ・マラングは2人の子どもを産み
2010年に正式に王妃となった


一夫多妻制

ムスワティ3世には現在15人の妻、25人の子どもがいる

父親の前国王ソブーザ2世は更にそれを凌駕する・・・

ソブーザ2世は70人の王妃、210人の王子王女、死ぬ間際には1000人以上の孫

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