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「未来をつくる力」をCreativityを理解する言葉として大事に使いたいと思う。
Creativityってなんだろう? クリエイティビティ… これが現在の欧米の広告代理店の売り物なのです。
創意工夫とか創造力と訳していましたが、「未来をつくる力」がしっくりきました。
発見のきっかけは?
毎朝楽しみに見ているXの投稿があります。
ほりのさんの投稿です。
先日以下のような投げかけがありました。
恐ろしい時代。
— ほりの|ECの専門家 (@horino_ec) January 15, 2024
AIが大量の広告文を自動作成し、成果を予測して、最も効果的な配信を行う。任せるだけで広告運用ができてしまうAIの活躍ぶり。 AIが仕事を奪うのではなく、AIをうまく活用して成果を伸ばす。そのためにはどうすればよいか?僕なりに考えてみました。
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無駄を排除して効率化
プロモーション(広告)プロセスでAIの力を借りるとことはどこか?という問いかけです。
AIに委ねる部分は広告制作そのものではなく制作プロセスの非効率な部分であると考えています。
そして、その非効率な部分が何であるかを仕分け、非効率な部分を適切にAIに配分し、かつ評価できるかどうかがAIと広告のプラニング+クリエイティブ開発+実装プロセスです。
AIは道具ですので、彼らを起動させるための質問・指示と彼らの返答の内容の精査は人のスキルに関わってきます。
ナレッジカットの問題もあり、将来への展望にはまだまだです。
また現場仕事はできません。
現場仕事と言い切れないですが、人を説得し、変化への動機を与えることもまだ難しいです。
そこで、未来への変化に期待を込めた創作=創造力は人に優位性ある、ということが、AIを使って半年の考えです。
AIはタスク整理が上手で感情を挟まない判断いおいては優位性も
以前欧米の管理職たちが言っていましたが、AIにマネージャーのポジションを取られると。過去の事例から一切の感情を排除して判断するAIは完全無欠なマネージャーとしては優れてると。
それに関わるポストをXで佐々木さんがされています。
これは鋭い指摘。生成AIは文書を要約したりと言った補助的な仕事が注目されているが、業務の最適化などのマネジメントも高性能。つまりAIは両面から人間の仕事に迫ってきてる。/AIは、人の下で働くより「管理職」に向いてるのではないだろうか https://t.co/Cr5RsVxV8T
— 佐々木俊尚 (@sasakitoshinao) January 15, 2024
こちらが元の安達 裕哉さんの記事です。
実際、現場の状況を細大漏らさず入力したうえで、
「新規事業のたちあげに必要なタスクを定義して」
「そのタスクに成功の基準を付けて」
「タスクをストーリーに落として、スケジューリングして」
という業務は、人間よりも生成AIのほうが精緻に遂行します。
さらに「現状のリスク要因を洗い上げて」というと、「見たくない現実」から目をそらさず、それも細大漏らさずやってくれます。
スケジューラと組み合わせれば、生成AIは進捗もチェックしてくれますし、進捗で悩んでいれば、打開策を相談もできます。
さらに、状況を入力できれば、課題の抽出や、横断比較も、大半の人間よりかなりうまくやります。
でも、本来これらはすべて、管理職の仕事です。
安達さんはAIの現時点での肉体性について触れていますの。
客観的にAIの今を理解できますので、ぜひ読んでみてください。
まとめ:未来をつくる力を信じよう。
AIは感情を挟まないマネージャーです。
そして、肉体的な存在ではないがゆえに、一切の労力を厭わない優れた部下でもあります。
現時点で一つだけAIに対して効率化以上のことで人間が優位だとすれば将来に向けた問いを自ら設定することです。
Creativity is only way to survive;未来への問いかけこそが生きる道。
現代のオワコンの一つである広告代理業の将来を憂いて、Rob Reilly(WPP Global CCO)さんが見つけた言葉です。
前職であるマッキャンのスローガンです。
今初めて、彼が提唱したスローガンの意味が理解できたような気がします。
「未来をつくる力」を自分が提供できる価値にすべく日々精進です!
対話が弾むとXはさらに楽しいですね。
ほりのさん、ありがとうございました。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
それでは、また。
広告代理店ビジネスの将来を考える上で大事なコミュニティマネージメントについての記事はこちらです。よかったら読んでみてください。
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