【LY/SYツアー】映画『BREAK THE SILENCE』
RETROSPECTIVE in Cinema 2024
イベント概要
2024FESTA月間に過去作の映画を3本、全国の映画館で順次上映!
特別料金2000円。入場特典はステッカーシート。
「BREAK THE SILENCE: THE MOVIE」
今回語るのはこの一本!( *´艸`)
映画概要
ツアー概要
今更ですが、思い切りネタバレです
感想
※一回しか見てないので、正確なところを知りたい方は本編をご覧下さい!
前提
内容としては、前作「BRING THE SOUL」よりさらにファン向けな印象。
Wipediaで「続編」「ドキュメンタリーの翻案」って説明を読んで、なるほどと思いました。
今回のテーマは、「アーティストとしての自分と素の自分」っぽいんですが、その問いかけが具体的に前へ出て来ることはなくて、メンバーの回答から質問内容と本人の思いを察するような作りになってます。
事前情報が蓄積されてるARMYは勝手に物語を読み解いていけるから、感動したり涙したりできるんですが、初めて観た人にはBTSの魅力が伝わりづらいかもしれません。反応でARMY度がわかる、踏み絵みたいな映画だと思いました。
全体的には「Speak Yourself World Tour」期間の振り返りみたいなので、参考までに当時のスケジュール貼っておきますね。
アルバム的には、「MAP OF THE SOUL : PERSONA(2019/4)」が出た直後です。
始まりはいつも乾杯から
2019/10/29、ツアー最終日ソウルの宿舎での食事シーンからスタート。
グクがめっちゃ指舐めてて、何食べてるのかすごい気になるw
ツアーFinalの映像とナムさんの言葉が挿入。
「LOVE YOURSELFは、僕もわからないから一緒に探してみましょうか?で始まった旅でした。今は何故か愛せるようになった気がします」
「覚えてないんです。最後にたくさん泣いて、それ以前の記憶を全部消しました。僕たちには次がある。前を超えなければ。チャレンジできるというのは幸運なことです」
ご飯中、ナムさんが何かを拭こうとして手に取ったのが、トイレットペーパーでした。天下のウェンブリーで公演したアーティスト様に誰か、誰か早く鼻セレブを……!
昔のはちみつFM動画でもテテがトイレットペーパーで鼻かんでましたが、そういう雑なところ愛してますw
それぞれがステージ名と本名を言っていくシーンがあって、今回のテーマはその二面性なんだなということが伝わります。
グク「デビューしたことで、新しい自分が生まれた。2つの自我を分けなければと思っていたけど、でもその必要はあるのかなとも思う。だって僕の一番いいところは全部BTSのJung kookが持ってるのに」
ジミンちゃん「ずっと自分自身を探しているような気がします」
冒頭で語られたこの二人のコメントが、今回の映画の裏テーマな気がしますね。
2019/05 アメリカ・パサデナ(ローズボウル)
アメリカに来たバンタン。
夕焼けが近づいた空を見上げて、SUGAが「アイアンマンが飛んでるよ」って冗談言ってます。くっ、かわいい(*ノωノ)
ここでテテがドキュメンタリー用のタイトルコールを始めるのですが、周りにいたジン君やホビが我も我もと参戦し、最終的にはナムさんやSUGAまで飛び込んで来てカオスになります。あー、癒されるわー( ;∀;)
楽屋で、ビートボックスでノってるジミンちゃんと、メイクされながら笑うジン君。
ステージに向かう彼らを観衆が迎える様子は、まるで英雄の凱旋。会場を埋め尽くすアミボムが美しいです。
インタビューで、ジミンちゃんが「何故BTSは走り続けるのか?」との問いに対して「楽しいから」と答えていたのが印象的でした。シンプルだけど大きな理由ですよね。
「何故BTSはこんなに走り続けて、こんなに頑張っているんだろう。一緒にやるのが楽しいんだ。何かを探しているみたい」
メンバー1人ずつどこかへ出かけ、そのついでにインタビューを受けてるようです。
多分質問は全員同じで、「BTSとしての自分と、そうでない自分」について訊かれてるんじゃないかと思います。
ジン君は、スタッフさんとテーマパーク(「シックス・フラッグス」だそうです)へお出かけ。
「僕っぽいかな?」って服を気にしてるので変装できてるか気にしてるんだと思いますが、問題は服より顔(と肩幅)じゃないかな……( *´艸`)
英語喋れる人が誰もいないよ!って騒いだり、服借りたりしてて、スタッフさんとの関係も良さそうなことが伝わってきます。さすがウリ長男。
ジン君「僕は、キム・ソクジンとJINを切り分けるタイプです。JINがキム・ソクジン化することはしない。ゲームや映画が好きな人として、僕は皆さんには楽しい姿だけをお見せしたいと思っています」
ジン君「時々ARMYの様子をネットで見ます。ナムジュンも言っていたけど、皆さんは楽しいことだけでなく、マイナスの感情も共有してくださる。それを知って以来、僕はそういう姿は絶対見せないと決め、そうしています。明るい姿から受け取るのはポジティブなエネルギーだと思うし、そうだったら嬉しい」
一年半後に『BE』『Abyss』を出す頃には、また違う捉え方をするようになっていたジン君を思い出しながら、当時の彼の決意を聞きました。
後から見るドキュメンタリーって、謎解き回みたいな興味深さがありますね。
2019/05 アメリカ・シカゴ(ソルジャーフィールド)
冷え込むシカゴに到着。ジン・ホビ・テテが早速「シ!」「カ!」「ゴ!」って順に言って遊んでます。
タイトルコールごっこの時もそうだけど、色々思いついては提案しているテテと、一緒に遊んでくれるメンバーがかわいい。
降り立った空港の床にBTSマークの敷物がありましたが、あれは自前なんでしょうか。メンバーも喜んで写真を撮ってました💜
山の中の工房みたいなところを訪問するナムさん。自分の机になる予定の木を見に来た様子。
「僕たちを動かす大きなものから逃れようとして、自然にたどり着いた」と、環境から受け取る癒しについて話してます。
ナムさん「アーティストにも色々なタイプがある。アーティストは苦しむべきかと問われれば、自分は必ずしもそうとは思わない。今の自分にできる良い事があるし、そう信じていれば、社会と調和してイカれず進んでいけると思う。僕は弱い人になりたくないし、恐怖に押しつぶされたくもない。僕が自然を愛したり自転車に乗ったりするのは、イカれないための闘いなんです」
ナムさんエピソードでよく出てくる「イカれないための闘い」の出どころはここだったんですね!
ステージで人の渦の中心にいるナムさんと、自然に囲まれている姿との対比が印象的でした。
2019/05 アメリカ・ニューヨーク(GMA)
シカゴからニューヨークへ移動するバンタン。大雨です。
テテがリンゴジュース飲み忘れた~って言ってます。この映画のテテは情緒が安定していて、無邪気なかわいい屋さん担当を全うしています😁
機内で白いのと一緒に寝てる人がいたから、RJ&ジン君かと思ったら、大きい枕抱いてるナムさんでしたw
アメリカで無料コンサートをしたって出たので何だろうと思ったら、2019/5/15のGMA(グッドモーニングアメリカ)ですね!
何日も前から徹夜で並んだ人もいたらしく、ものすごい群衆です。距離が近い!
英語コメントを一生懸命練習しているバンタン。どこへ行っても現地のARMYに自分たちの言葉で伝えようとしてくれる姿が、健気かわいいです。
ナムさん「よくアメリカンドリームと言うけれど、僕たちは叶うはずもないと思っていたから、夢見ることさえしなかった。でもARMYが一緒に叶えてくれた」
次はホビのインタビュー。大きな悩みは1つある、と語ります。
「青春をすべてBTSに捧げたから、すべてを手放した瞬間辛くなりそうだと思う。僕にはチョン・ホソクとしての人生がない。自己紹介の仕方さえわからない」
ソロ活動を経て、兵長としての日々を生きた今のホビは、この言葉をどう振り返るんだろうと思いました。
ホビの発言:
「(バンタンの歴史を振り返って)人生で忘れられない人達です。この先年を取って昔を思い出した時、涙が出るかもしれない」
「最初はパフォーマンスをしていたし、自分は経験者だからリードしなきゃと思い混乱していた。今はメンバーが頑張ってくれているから、プレッシャーはないけど、昔からの心構えを持ち続けたい」
ホビの「ステージ上のJ-HOPEは自由に飛び回る鳥、自由な魂」に、ジミンちゃんの「踊っている時は何も考えない、僕だけの自由な時間」を思い出しました。
自在に体を操りBTSのダンスをリードする二人には、近い世界が見えているのかもしれませんね。
一か月前にジン君に服をもらったお礼をするため、ジン君の部屋へ行くホビ。
「今不細工なんだよ」って枕で顔を隠す、すっぴんパジャマ姿のジン君に「いつもイケメンでしょ」って笑いながらクジラの服をあげてました。これ高いやつや……!
「何、何?」って覗きに来るナムさんに、「一か月間この服だけ着るよ」って喜ぶジン君。マンネラインといると大人に見えるヒョンラインも、こうしてると騒がしくてかわいい。
「今日は幸せな一日でした」で終わるホビがとても彼らしかったです!
ちなみにこの時プレゼントしてたクジラの服はこれっぽいです。
2019/05 ブラジル・サンパウロ(アリアンツ パルケ)
「ブラジルの踊りに対抗しないと」って張り切るバンタン。弾けるサンバのイメージは世界共通なのかw
SUGA「コンセプチュアルなのもストーリーがあるのもいいけど、楽しいライブでないとダメ」
移動中の車の中、外を眺めながら「サッカー場が自由に見える」とつぶやいたジミンちゃん。「子供に帰ったみたいだね」とナムさんが応えたけど、生返事。
ここからジミンちゃんの個人インタビューに入ります。
「(BTSとして活動する中で)友達を失い、僕を僕として見てくれる人を失い、自由を失ったと思っていた。デビューした頃はそれでもかまわないと思っていたけど、中盤から寂しくなった」
「何かを確かに失ったとは言えない。得たものもある。もっと大事な人を得て、もっと自由な場所を得た。成長しながら、そんなことを学んだように思う」
ジミンちゃんのこの言葉に、「ユクイズ」で彼が自分には友達がいない、と親の前で泣いた話を思い出しました。
テテも、「自分をBTSのVだと見て近づいてくる人もいた」と言ったことがありましたね。
後から振り返ると、この映画の少し前の2018年頃は「人気アイドル」から「国の顔へ」と、最も急激にバンタンの環境が変わった時期であるように見えます。
一気に世界への階段を駆け上っていく中で、まだ若い彼らが求めるような関係を作り保ち続けるのは難しい面があったんだろうなと思わされ、切なくなります。
ジミンちゃん:
「(BTSのJIMINは)大きすぎて同化したくなかった。切り離したかったし、人間パク・ジミンになりたくなかった。プロでいたかったし、辛くても人にそれを知られたくなかった。見せたい姿でいたいという思いが強いのかな」
「でもツアーを通じて、自分のありのままの姿を認めようという思いが強くなったように思う」
別の記事でも書いたんですが、私はジミンちゃんは「お見せしたい自分」をものすごいパワーで追い求める人だと思っています。
だから、そうでない自分を切り離したかったっていう言葉には納得を覚えました。胸がキュッとなるけど🥺
2019/06 イングランド・ロンドン(ウェンブリースタジアム)
2019/5/26がブラジルのサンパウロ最終公演で、5/30にはイギリスで「ブリテンズ・ゴット・タレント」に出演しているBTS。忙しいですね💦
あ、BGTシーンは映画にはないのですが、私の趣味で貼らせてくださいw
ウェンブリースタジアムの中を見渡して、目をキラキラさせてるテテ。
ここからステージまでは聞こえませんよと言われた途端、「ヒョン!」ってでかい声で叫んでて笑いました。
即試すところも、第一声がそれなのも、すごい好きw
この公演にはパンPDも応援に駆けつけていて、集合写真に参加しています。
ナムさん「僕たちが成功するとは思っていなかったけど、自信はありました。メンバーや会社の人を含め、強い絆を感じています。僕たちは運命共同体だ」
この映画に限らず、メンバー達の話の端々に出てくる会社やスタッフに対する言葉には、毎回愛と感謝を感じます。
彼らにとっては一緒に戦い抜いてきた仲間であり、会社もバンタンを作り上げるチームだと感じているのが伝わってきます。
ナムさん「ここに道があるから進む。運命と意思を共にする人がいるから、一緒に歩いていくことができる。僕は人だから(歩き続ける)」
「このツアーは僕のターニングポイントになりました。落ち込んだり、手を握ってもらいたくなったりしたけど、ツアーの中で心構えが変わった」
『Winter Bear』のビハインド映像が混ざります。街の風景を撮っているテテ。曲が公開されたのはこの3ヶ月後ですね。
「世界中のARMYに英語で歌を届けたくて、翻訳サイトを使って歌詞を書いた」って語ってます。何使ったのかな、Papagoかな😁
テテ:
「BTSのVは、Vの顔もキム・テヒョンの顔も見せられるけど、キム・テヒョンはキム・テヒョンで、Vの顔は見せられない。好奇心旺盛で、意欲的で、色々なことが気になります」
「曲にはそれぞれ雰囲気があります。僕は曲に溶け込める人になりたい。多種多様な姿を見せられる人になるべきだと思います」
色んなことをしてみたいし、色んな姿をお見せしたい、というテテの発言や姿勢は一貫していて、彼がそんな自分を楽しんでいることが伝わってきます。見ていて微笑ましくなりますね(´- `*)
SUGAの個人インタビューは少し雰囲気が違いますね。
お出かけもしてなくて作業姿ですし……他のメンバーが内面と向かい合う中、彼はもうその段階を通り越して次を見ているように見えます。
「僕はギャップがあるのが好きなんです。見せたことのない姿を見せると、いい反応が返ってくる。『SeeSaw』でのダンスとか、できることは多い。バンドとかロックとか、トロットとか……あ、トロットはもうやったか」
の展開で流れる『お疲れ様ソング』。映画館でめちゃめちゃ笑いましたwww
「できることが多ければ、見せられるものも多い」っていうSUGAの姿に、レッスンいっぱい詰め込んでた彼を思い出しました。ありがとう……!
スンデクッパがよかったと言いながらご飯を食べてるSUGA。手が白いです……!
「(作業中の曲を流しながら)『N.O』のナムジュンのイントロをサンプリングしたんだけど、わあこれは違うなと思ってしばらく寝かせていた。置いておくと後でアレンジが効くから」
「年を取ってステージができなくなったら、PD業をやってるかもしれない」
「ミックステープに魂を燃やします」
2019/06 フランス・パリ(スタッド・ド・フランス)
鼻歌を歌いながらバナナを刻んでいるグク。
グク「僕は運がよくて幸せだと感じます。好きな人たちと会えて、一緒に仕事ができる。やりたいことがやれて、それが幸せ」
「僕の意味? バンタンの1人で、多くの影響を与えていると思います。でも個人になった時はどうだろうか。僕は……言ったことに責任を取れる人になりたい。飽きっぽくて何でも欲しがって長続きしなくて口だけで子供みたい。わかりません。まだまだです。何もありません」
怒涛の勢いで自分にダメ出しするグク。
悔しさや恥ずかしさなどの感情が見えず、目を伏せたまま言葉を連ねるので、その重さに一瞬気づかないくらい淡々としてます。
あんなに何でもできるのに、どうしてそういうふうに思うんだろう、って全ARMYが切なくなるシーンですね……。
2019/07 日本・大阪(ヤンマースタジアム長居)
会場で、フライングの練習をしているグク。
とても楽しそうで、軽やかで、前のインタビューシーンが残した空虚な重さを吹き飛ばしていきます。
と思ったらリーダーがぶち込んでくる。この落差が、さすがバンタン。
ナムさん「色んな恐怖を感じます。今自分がどこにいるのかわからない。堕ちたらどうなるんだろう。世界中から僕の全てを検閲されている気がする。僕は僕自身をケアできているのか? 人生を100%忠実に生きているのか?」
このくだり、ナムさんの恐怖が幅広すぎて興味深かったです。
「検閲」まではわかる。「ケアできているのか?」もまだわかる。でも最後の奴はなかなか考えが及ばないですね。
その疑問抱いたことなかったわ……と、彼の「恐怖」に対する感度の高さに舌を巻きました。
バンタンとしてインタビューに答えるグクの回答は、自分自身のことを問われた時とは違って、非常に明快です。
「数字や立場はもう考えない。気にしないというより、それが一番じゃない。誠意を持って歌を届け、パワーを与えていくことに注力したい。これからどうなるかはわからないけど、メンバーは今が楽しいんです」
2019/10 サウジアラビア・リヤド(キング・ファハド国際スタジアム)
外国に行く前にはブリーフィングを受け、懸念点や注意すべき事柄について教えてもらっているというバンタン。比べるなと怒られそうだけど、皇室の方々も外遊の際は御進講を受けてますものね。
前にイスラムアミとの交流の際、ホビがとっさに触らないよう注意を呼びかけたことがあったけど、そういうのも会社ぐるみのサポートあっての結果なんだなと思いました。大事なことだと思います!
保守的だろうとビビっていたけど、空港に降り立ってみたら意外とそうでもなかった、と少しホッとした笑顔のSUGA。
「楽しんでもらえたら、それだけで僕たちは役割を果たせていると思う」
挨拶は「ハラワラ」だよねと言いながら、定番の挨拶をハラワラver.で何度も練習しているバンタン。日本でも練習してくれてたんだろうなと思うと、胸が熱くなりますね!
「今回のツアーはお祭りだから、みんな楽しんでほしい」と笑うジン君。
「僕たちも様々なことを学ぶ過程でメッセージを送っているから、答えはいつも疑問形のまま。以前はどう映っているか心配だったけど、メンバーにも訊いて、したいようにできるようになった」
SUGAの「10代~20代初めにかけて聴く音楽の量は生涯に聴く量に匹敵するか、それを越える」の名言はここ。
あーここで言ってたんだ!って興奮しすぎて、後半が頭からすっぽ抜けました( ;∀;)バカバカ
2019/10 韓国・ソウル(ソウルオリンピックスタジアム)
ナムさん「僕は光と影を同時に考えてしまいます。いいことを思い出す時も、その裏で起きた悪いことをセットで思い出してしまう。だから、単に幸せでしたとは言えないんです。幸せなのか?よりもっと具体的なことを問いかけてもらいたい。例えば、今愛しているものはあるか?とか」
というインタビューからの、ステージでのコメント。
「僕は肌が少し浅黒くて、目もこんなで……でもARMYの皆さんのおかげで、世界が見せつけてくる"完璧"じゃなくて、今の自分をもっと愛せるようになりました」
この言葉を祝福するようなARMYの喝采に被さる『Mikrokosmos』が心に響きます。
あと、メンバーのつぶやきでいくつか記憶に残ったのがこのへん。
若干記憶が怪しいので、それ違うよと言うのがあったら教えてください💦
個人的に、テテのセリフが彼らしくて好きです。
ジン君「結果は望まない。相手のために、自分のためにできることがあるならするべきだから、僕たちがどんな形ででもサポートするから、幸せになれる方法を探して」
テテ「ARMYのことを知りたい。できれば早くたくさん表現してほしい」
SUGA「作る音楽とやりたい音楽がかけ離れていなくてよかった」
ジミンちゃん「この人たち(メンバー)がどんな人でも一緒にやってきたことに変わりはない。輝いて幸せな瞬間を共にする人たち」
ナムさん「何かを得れば何かを失う。世界がくれないものを、僕たちとARMYが互いに交換しながら見せ合えたら、それで充分じゃないかな」
この映画に何度も現れるのが、アミボムと花火です。揺れるアミボムに染め上げられるスタジアム、夜空を昼のように輝かせる花火。バンタンとARMYが共に見つめる無数の光。
どの光景も本当に美しく、メンバーの笑顔と共に心に残ります。この光をいつまでも彼らに見せてあげたいし、いつか私もこの中の1つの点になってみたい。そう思わせられます。
最後、『Spring Day』と共に流れるクレジット。パンPDが「HITMAN BANG」名義で入っているのがエモかったです!
最後のおまけ映像
ここに来ての『Magic Shop』は鉄板の展開。とことん泣かしに行く!という断固たる姿勢を感じるw
それにしてもBTSは涙腺崩壊ソングをたくさん持っていますね……強いな……。
多分最後の質問はこれ。
「あなたにとってこのツアーは?」
ジン君「幸せなご飯」
SUGA「日常」
ホビ「希望」
ナムさん「翼」
ジミンちゃん「これからのBTSの方向性が気になった。もっとARMYを大切にして気持ちに応えたいと思った。長いw」
テテ「ターニングポイント」
グク「始まり」
まとめと予告
この映画では、2019年当時のメンバーがどんなことを考えていたのか、それぞれの人となりや心情を垣間見ることができて、とても興味深かったです。
初心者には別のものをお勧めしたいですが、読み解けるARMYレベルの高い方には是非観て感想を聞かせてもらいたくなる一本でした!
僕はこういう人だ、と明るい目で語るテテ。物事の美しい面を見るだけでなく、ここにありますよと差し出してくれるホビ。強い意志で道を踏みしめるSUGA。殻の外の世界を夢想する雛のようなグク。俯いて手のひらの中の自分を持て余しているようなジミンちゃん。溢れ出す言葉で辺りを照らし視野を広げていくナムさん。弟たちが乱高下させる温度を人肌まで戻してくれるジン君。
5歳若い彼らの姿を今と重ね合わせると、時の流れがもたらした変化となお変わらないものの両方を感じ、胸が熱くなります。
個別インタビューが軸になっているため、メンバー同士でわちゃわちゃしている姿はそこまで多くありませんが、語られる言葉の端々に絆が感じられ、互いに心の拠り所となっている様子が伺えました。
バンタンは、例え自分自身に対して迷いや不安を持っていたとしても、仲間に対してはあまりそういう感情を感じていないように見えますね。メンバーを語る言葉には、いつも強固な信頼が滲んでいます。
メンバーやARMYへの愛と公演の楽しさを、皆が口にしており、これらの感情が彼らを強く結びつけていることがわかります。それが、バンタンに走り続ける力を与えるガソリンになるのだろうなと思わされました。
面白かったです。妄想しがいのある映画でしたw
というわけで、今回書ききれなかった妄想回は次に回します。おまけとして書き始めたら、ちょっと長くなりすぎて……( ;∀;)
Weverseコンテンツ
見返したくなった時用に、関連リンクを貼っておきますね。
無料視聴可能
有料コンテンツ
ああ、EP2のサムネがめちゃめちゃ気になる!
買っちゃいそう……!!
気になるお値段
ちなみに、本編&コメンタリーは90ジェリー、「DOCU-SERIES」は90ジェリー。どっちも商品の種類が「全話パック」になってるので、まとめ買いのお値段だと思います。
全部Weverseで見ようと思うと180ジェリー、ってことでしょうか。
ちなみに支払い通貨は3種類から選べるので、レートによって使い分けた方がお得。支払いはPaypalかEXIMBAYで。
ちなみに映画は「本編+おまけ映像少々」で2000円だから、Weverseでコメンタリー付き本編買うと、500円でコメンタリーついてくる感じ。「DOCU-SERIES」まで手を出すと6000円コースだけど。
コメンタリーだけ売ってくれないかな……。いや、DOCU行っとくべきなのかな……( ゚Д゚)
以上!
残る映画はあと1本!
とりあえず全部一回は映画館で見ておこうと思っています。どれを買うか迷うわ……(*ノωノ)