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【映画感想】I AM STILL【Jung Kook/BTS】


【追記:2024/10/25】GMAのパフォーマンス動画が非公開になったので、動画を差し替え。確認ついでに「映画『I AM STILL』再現プレイリスト」を作ったので、ページ下部にリンク。

観てきました!

めっちゃ楽しみだった、グクのソロ活動ドキュメンタリー!
日本は何故か公開が遅く、やきもきしながら待っていましたが、ついに来ましたね!!

というわけで、ダッシュで行ってきました。勢い余って二回も観ちゃったわ(*ノωノ)
個人的に『BREAK THE SILENCE』で抱いた感想の答えを見た気がしました。今回も感想が長くなりそうな予感!
全編ネタバレしかないので、未見のARMYはお気をつけ下さい。ほんまに。

パンフレット

ちなみにパンフレットは2500円。サイズといいジャケットといい、LPみたいで飾りやすそう💜
映画からのカットとセリフ引用が多数ありますが、翻訳者が映画字幕と別なので、ニュアンスが違うところもあります。

ダンサー・振付師であるBrian Puspos さんとパク監督のインタビュー付き。
Brian Puspos さんのインタビューの最後は、「彼(グク)がすることは、全部ARMYのためなのです」で締められていて、グッときました!

構成

ドキュメンタリーの構成としては、タイムズスクエアでのサプライズ公演をベースに出来事を追い、間にグクの「Golden」ショーケースからステージ映像を挟んでいる形です。
「Golden」ショーケースはWeverse Liveだったようで、二か所配信の痕跡が残っています。この映画をきっかけに、レンタルとか円盤化とかされるかな?

※記事内の日付は映画のものを参考にしましたが、タイムゾーンが書いてなかったので、時差で少しズレてる可能性があります。
※記事内の発言は、自分が拾えた範囲での映画字幕の再現が8割です。公式動画やパンフレットにあるものは参考にし、公式動画の方が適切そうならそちらを載せています。

「僕は僕の羅針盤を見て進みます」

たぐいまれなる才能を持ちながらも、たゆまぬ努力を続け、自分だけの道を突き進むアーティスト、JUNG KOOK。
彼の初ソロシングルから最新アルバム『GOLDEN』活動期まで、
ニューヨーク、ロンドン、ソウルほか世界各地を回りながら行われた約8ヵ月間の<黄金の瞬間>。
これまで見られなかった未公開インタビューや舞台裏、
そして世界224ヵ所の国と地域のファンがオン/オフラインで集まった
「JUNG KOOK『GOLDEN』Live On Stage」 その会場へ!

常にあらゆることに挑戦し続ける姿を見せてくれる、JUNG KOOKのストーリー。

映画公式及びパンフから

感想

超可愛いベイビーグクの写真からスタート。真性のバブっぷりに息を呑んでいると瞬く間に毎年の写真が重なり、2023年の爆イケグクが降臨。

2023/11/10:NYタイムズスクエアTSX

NYタイムズスクエアでの、ステージ直前の映像からスタート。

出陣!!

「行こう、決戦の日です!」って、エクボを見せながら宣言するグク。
「頑張らなくちゃ! いい感じ! いいぞ! 行くぞ!!」って掛け声連発して、テンション上げてます。ああ、ホビあたりの録音ボイスを流してあげたい!
最後、ヘア!ってウルトラマンが憑依してました。って若者に伝わるのかそのネタ。

<10秒前です。ドアの前にスタンバイ>

いよいよTSXステージの幕が開きます。ライブ会場傍に設けられたカウントダウンが0に近づき、一層高まる歓声。これサプライズだったそうなのに、めちゃめちゃ人がいますね。文字通り老若男女がひしめいてます!

8ヶ月を共に旅しました。全てのステージを、何の問題もなくやりぬくことができるだろうかと思いましたが、1つ1つ越えて行ったら辿り着いていました。"もうここまで来た"と毎回思っていました。
プレッシャーはありました。でも思っていた以上にうまくやれて良かったです。

グクの言葉

ステージ後、予想以上に上手く行ってよかった、と安堵を滲ませているグクの姿にタイトルが被さります。

黒板に書いたようなSEが気持ちいいタイトル画像

車内でインタビューに答えているグク。

ARMYに恥ずかしい姿をお見せしたくないですから、その気持ちが一番大きいですね。
僕の好きな歌やダンスが、ファンの方たちだけでなく、ファン以外の方にも認められたら、誇らしく思えるわけですよね。同じです。
僕の仕事は何かを披露することだから、誰でもBTSや僕の歌を聴けます。だから恥ずかしくないようにしたい。それが全てです。

グクの言葉

”2022年12月から、次々メンバーが入隊。ジョングクはしばしの休憩を”

という説明が英文テキストで出ているのですが、「Youngestのグクは休憩に入った」って表現になってたと思います。いいんやで、マンネって書いても。

(グループ活動が休止した後)僕の日課や時間などがしばらく立ち止まっていたのが、『Seven』の収録からまたタイマーの針が動き出し、ずっと前へ進んでいきました。

グクの言葉
映画字幕ではタイマー、BIGHIT公式の字幕では時計になってる

2023/04/08:仁川国際空港

旅立ちはいつも仁川国際空港から。デニムのジャケットに、伸ばした髪をくくっているグク。
この空港はやたら出発報道で見るから、ここだけ見分けられるアミヨロブン多い気がします。

全てを無事に終えられるかとても心配だったし、聴いた人の感想も気になりました。

グクの言葉

ちなみに出発前夜(というか、当日明け方?)、「僕は洗濯の妖精だから」ってパンツ畳みながらライブ配信してました。五本指ソックスはどれがペアかわからないそうですw
「寂しいんだけど誰か来ない?」ってグルチャで訊いたらホビとテテが来てくれたとか、夜食食べるつもりなかったのにテテがトッポッキ頼んだから食べちゃったとか、CK下着までくれたんだなとか、色々可愛かった回。

2023/04/09:ロサンゼルス

”初めてのシングル『Seven』をレコーディング”

車で移動中、黒いストロー咥えながら外の景色を見ているグク。

スタジオについてプロデューサーさん達と挨拶。簡単な英単語中心で会話にも参加してます。ちょっと緊張してるのか、口元が引き締まってます。ナムさん、うちのマンネ頑張ってる……!
皆で曲を聴き、リズムに乗っています。「最高のサウンド!」ってご機嫌。
「No.1!」「歴史を創ろう」と声を掛けられ、早速レコーディング開始。

不安だったし、自信がありませんでした。歌うのはあのBTSのボーカルなのに、PDをガッカリさせないかと心配していました。でも”やってやる”という気持ちもありました。

グクの言葉

通訳さんが、彼は心配していましたってバラしたので、「全員外へ出して二人だけでレコーディングしよう」って冗談で返されてますw

何故大スターたちは長く活躍できるのか。彼らは、試練を乗り越え、努力を惜しまず、うぬぼれない。彼もそういう人だね。
ジョングクは正しい音が出るまで何度も歌い、皆が満足するまで自分を追い込む。そして納得できるまで、何度も繰り返し挑んでいました。
彼との作業は、非常にポジティブな体験でした。

アンドリュー・ワットPD

「これはチャレンジですからね。とにかく無我夢中でした。最後までやろうと決めていました」と、決意を語るグク。

レコーディングしているグク。「Great!」と褒められたり発音を直されたりしながら、「じゃあ次は2nd Verse」みたいな感じでどんどん収録が進んでいきます。
「こういうやり方なんだね。汗が出てきた」
って言ってて、戸惑いながらも順応していってる様子。

PdoggPDがちらっと映ってました。傍にいてくれてるの、心強いですね。ニュースを読んだらパンPDも来てたそう。さすがに、大事な末っ子をいきなり一人で海外修業には出せなかったかw

レコーディング終了後、さっそく収録した声にサウンドをミックスして聴いてます。グクは真剣に歌詞を見ながらチェックしてます。

「他にも曲がありますが、聴きますか?」と紹介されたのが『Standing Next To You』!
グクは最初うつむき、組んだ両手の人差し指で唇を撫でてましたが、やがて目を閉じて天井を仰ぎます。美味しいものを食べてうーん、って唸ってる時の顔になってる( *´艸`)
PDがグクの表情を窺ってますね。

美味しいものを食べた時の「んー!」

この曲を歌っている自分の姿が見えました。成長した自分がこの曲をステージで披露したらカッコいいだろうなと思いました。

グクの言葉

「歌ってみたら?」「できそう?」「うん、歌詞があれば……」という流れで、すぐ歌詞をもらって、翌日歌うことに。翌日て。
このくだり「シュチタ」でも話してましたが、ちょっとわけがわからんスピードですね!

Seven』の翌日にはもう、アルバム収録曲『Standing Next To You』を続けてレコーディングしたという話。
(中略)
Seven』収録後、プロデューサーに聴かせてもらったのが気に入り、その晩練習して翌日レコーディングしたそう。早っ!
すごく大変で4時間かかりました!って言ってたけど、逆に4時間で仕上がったんや、すごいね……としか……。神かな?

「BTS【シュチタ】EP.21 SUGA×ジョングク(2回戦)+テテ【슈취타】」より

ちなみにこの時の「シュチタ」は、「明後日『3D』のMV撮影」って言っててちょうどこのドキュメンタリーも撮ってる時期なので、非常にタイムリーな内容になっております。映画観たら、是非こちらも見返してみて!

「ステージで歌ったら最高かも」って気に入ってる様子のグク。曲を聴いた時、どういうふうに生かすかすぐイメージできるんですね。さすが経験値と引き出しが多い。

積み上げられたカップラーメンの前で、レコーディングについて語っているグク。

全然違うね。僕のやり方とは、レコーディングの仕方が全然違う。
曲を聴かせてもらって、歌詞をもらって、はい歌ってみてって。1時間半くらい練習して、すぐレコーディング。これでできるなんて。
アメリカでいい経験をしています。良かった。幸せです。

グクの言葉

4/18のホビ入隊に合わせ、その前日には帰国しているので、実質一週間ちょいの滞在ですが、楽しい体験になったようで良かった( *´艸`)

8ヶ月で5ヶ国を回り、12曲をレコーディングし、3つのMVをリリース。GOLDENな旅路を駆け抜けていくグク。

2023/7/3
My You
Still With You
2023/7/14
Seven
2023/9/29
3D
2023/11/3
Close to You
Hate You
Please Don't Change
Shot Glass of Tears
Somebody
Standing Next to You
Too Sad to Dance
Yes or No

12曲のリリース内訳。3つのMVは『Seven』『3D』『Standing Next to You』。

BTSとして活動してきて、ある程度は認められたと思います。成果を上げて自信も持てた。これはそんな自分の、全てが詰まったアルバムになります。
もちろんBTSとしての活動も大切だけど、ソロ活動も同じくらい大切です。自分の羅針盤を見ながら、進むつもりです。

グクの言葉(何回聞いても「ある程度……?」と首を傾げる案件)

ここで「これはカムバックではなく、デビューである」という言葉がスクリーンに表示されます。この文章、ARMYを信頼してるなあと思いました。

言いたいことを濃縮しすぎてシンプルになったブラックホール構文。

意味としては、
「これはK-POPアイドル・BTSのジョングクとしてのカムバックではなく、新人歌手ジョングクが世界に打って出るデビュー戦である」
であり、要するに
「グクはもうK-POPという限定されたステージにはいない
という宣言になると思うのですが、それをこの短い文章で読み取らせようという力技がすごい。K-POPとバンタンの文脈を踏まえているアミヨロブンならわかりますよね?感があふれている。

2023/07/13:GMAサマーコンサート前日

2022W杯(カタールでの『Dreamers』)まではBTSのJUNG KOOKだったけど、今は一人で世界と向き合っています。
体調が良くないので、明日はちゃんとできるのかという不安が大きいですね。

グクの言葉

体調不良で病院を訪れ、「喉が少し乾燥している感じがする」と伝えているグク。喉が軽い炎症を起こしているらしく、吸入してます。
この子、口に何か入れると目が真ん丸になるのは仕様でしょうか。心配になるとこなんだけど、両手離して吸入器くわえてる姿があまりにバブい(/ω\)

仕事が詰まっていたので、怖かったです。逃げ出したいくらいだった。

グクの言葉

”喉の痛みに不安が募る”

病院からそのまま練習室へ行ったらしいグク。喉を押さえながら、「ARMYは気づいてないよね」って気にしてます。

2023/07/14:GMAサマーコンサート

会場へ向かう人で、道が埋まっています。これ確か無料コンサートだったと思うんですよね。行くわ……!

ライブの時、無意識に身体が固まっちゃう。緊張してキツくなりそうで心配です。
正直、こんなに心配なのは『Euphoria』と『Dynamite』のせい。『Seven』は音域が狭いけど、他の曲は高いキーがあるから。
あーもう歌わない。いや、歌うw

ソロデビューの舞台を前に、緊張して口数が多くなってるグク

急な天候不良により、急遽リハなしのぶっつけ本番で撮影したグク。
「どうだった?」「降って来た。僕は雨男なんだ。言った通り雨に」と言いながら控室へ戻り、「ああ、喉が痛い」とソファに倒れ込んでます。
「土砂降りなんてひどいよ、悲しい」はARMYも同じ気持ちだったでしょうね(T_T)

帰路の車中から道を歩くARMYに「Sorry」と手を振り、天を指さしています。
少し明るくなり出した空を見上げ、「最初のステージで上手く行った試しがない。晴れて来たから『Seven』をやり直したい」と言ってますが、表情は明るくホッとしている様子。

ちなみに「GMA」ステージ直後のライブ配信がこちら。

ちなみに「Are You Sure?!(イゲマジャ)」アメリカ編に出発したのもこの日らしいので、出演終えてライブ配信して着替えてジミンちゃんと合流、の流れでしょうか。忙しすぎる(/ω\)

この日リリースされた『Seven』はHot100で一位に!
「ELVIS DURAN MORNING SHOW」でのスタジオインタビューが挿入されています。グクが謙虚すぎて、若干周囲が引くというか驚いている気配w

最後の一言は、映画字幕を見た限りでは「音楽以外のジャンル(演技とか)に行く予定はない」かと思いましたが、パンフレットでは「音楽をずっとやっていきたい」というニュアンスで訳されていて、どっちかなと思いました。

『Seven』は本当にいい曲ですね。
僕もそう思いますw

ヘッドライナーとして初のK-POPアーティストです。海外アーティストの限界を打ち破ってきましたね。誇りに思われますか?
『Seven』を出して活動しただけですが、そのように受け取っていただけて嬉しいです。
とりあえず"今"だけに集中しているところです。やってみたい音楽ジャンルやスタイルがたくさんあるし、これからも歌って踊って、ステージに立ちたい。
今後のことはまだわかりません。今は音楽だけに集中したいと思っています。

インタビュアーとの会話

2023/07/21:ロンドン「BBC The One Show」

赤いシロップ薬を飲んで味わい、「美味しい」って言ってますw

一瞬カクテルに見えるけど、多分薬ですw

「ARMYが来た」って言いながら、ブラインドの隙間から外を覗いてるグク。
いつもARMYに興味津々でかわいいですね。今回の映画で何回言及するか、気になってきました(*ノωノ)

ARMYに会えてうれしかったけど、「GMA」の時は気が気じゃなかった。下手したら出演できなくなるから。それが心配で落ち着かなかった。
でも「BBC The One Show」は一曲だけだったので、焦らずに楽しめた。

グクの言葉

ここ、「下手したら出演できなくなる」の意味がよく分からなかったです。雨で中断されたかもってことかしら。

コンサート中アミボムが揺れ、ARMYが超歌ってますね。私もそらで歌えるよう、スミン中に覚えないと……(/ω\)

インナーシャツに腹筋書いてあって笑ったw

終演後、「やっぱり!」「ファンが!」「いてこそ!」って言いながら、一言ごとにスキップしているグクが激かわです。前を歩いてるボディガードさんの心境やいかに。

静止画からはみ出す躍動感w

ソロアーティストとしての抱負は?
完全に新しいJUNG KOOK!

「BBC The One Show」での、インタビュアーとのやり取り

2023/09/21:ニューヨーク

"完全に新しいJUNG KOOK、次の公演まであと2日"

移動中の車内でインタビュー。前髪あり+ビーニーで小学生度アップのグクw
「すごく疲れた。『Permission To Dance』も『Butter』も振り付けを忘れちゃったよ。思い出せなくてビックリした」って言ってます。
イゲマジャ北海道編でも、ジミンちゃんが同じこと言ってましたね。

パジャマ姿のジミンちゃんが何か踊ってると思ったら、『Dynamite』じゃないですか!
グクと「次は何だっけ? すぐ忘れちゃう」「調べればいいんだけどねw」などと言いつつ、振付け思い出してます。
入隊前最後のコンサートになった釜山コンが2022/10/15なので、その後グループとしての活動を一切やっていないなら、この時点でもう一年以上披露してないことになりますね……。

「『Are You Sure?!』北海道編第2話【S1 EP.7】」より

練習室で『PTD』を踊った後、頭を抱えているグク。
グループ曲を1人で歌うため、ジン君やジミンちゃんに合わせて上がってるキーも引き受けなければならず、苦しんでいる様子。

ライブって生放送?
(ライブストリーミングされます)
じゃあもっといいものにしなきゃ。ストレスだ。
ジンヒョンとジミニヒョンが憎らしい。2人のパートはキーが高いから。ああ憎らしい、全くw

グクの言葉

文句を言いながらも、ヒョン達の名前を出すと反射的に笑ってしまうグクがかわいい。

この顔である

2023/09/22:Global Citizen Festival リハーサル

安定の黒五本指ソックス履いて、マフィンバーガーにかぶりついてるグク。このシーン込みで、公式にHUNGRY Ver.のショート動画作られてて笑いましたw
公式認定の食いしん坊キャラ。ゴレンジャーで言うならイエローはカレー。一緒にするなし。

2023/09/23:Global Citizen Festival

6万人が集った、グローバルシチズンフェス!
「ファンが来た」「そう?」と、外へ見物に出ていくグク。

とにかく前へ進みましたが、どう評価されるか心配でした。
BTSのJUNG KOOKとしては実力を証明できたし、認めてもらえました。でも今まで一度もソロ活動をしたことがないから。誰も見たことがない。
BTSの僕じゃなくて、僕自身を認めてもらいたいという気持ちが大きかった。

グクの言葉

"6万人の観客の前でパフォーマンスを披露した"

雨の中、レインコートを着た観衆が集まってます。『Euphoria』が流れ、胸いっぱいになりながらグクを迎えるグローバルARMY。

再生リスト「Performances | Global Citizen Festival: Central Park | 2023」にあるグクの動画は以下の5本
・Singer Jung Kook Performs BTS Song ‘Euphoria’
・Jung Kook Performs BTS Song 'Butter'
・Jung Kook Addresses a Crowd of Action-Taking Global Citizens
・Jung Kook & Latto Perform 'Seven' Live
・Jung Kook Performs BTS Song 'Dynamite'

Global Citizen Festival 2023

終わった! 大変だった! 楽しかった!
歓声が凄くて自分の声が聞こえなかったよ。反応が楽しみだ。

グクの言葉

車内でエゴサしたらいい反応が多かったらしく、ホッとした表情に。
めっちゃ見てますね。何かあったらSNSでハッシュタグつけて流さなきゃ、って思いましたw
「安心した。でもリハーサルの方が良かったな。どうして本番になると喉が乾燥するんだろう」って呟いてます。

緊張すると、戦いの準備として血液が筋肉へ回されるので唾液が減り、口が渇きますよね。昔からステージに立っているのに、今なぜここでこの疑問が出るんだろうと思いました。

バンタンはARMYとのステージでは緊張しない説は、他のバンタンメンバーのインタビューからも本当っぽいと受け取っているのですが、やはり一人で出ていくプレッシャーは相当高かったんでしょうね。ここへ来て、体も素直に反応している様子。
それに気づくグクも、普段から小まめに体に気を配り、メンテしていることがわかります。

休む間もなく、車内でスマホを見ながら『Hate You』を口ずさんでいるグク。一生聴いていたい切ない歌声が、雨が屋根を打つ音や低いエンジン音をバックに、映画館環境の音響で囁きかけるように伝わってくるシーンは、控えめに言って最高です。

ちなみに、このステージの後韓国へ帰り、2023/9/26から「Are You Sure?!(イゲマジャ)」済州島編を撮ってます。

"今もなお"、と付け加えたいです。これからも気持ちは変わりません。新しいことに挑戦したいと、強く思うようになりました。
今もなお、皆さんに認めていただけているのは、幸せなことですよね。今後自分がどう進んでいくのかが、楽しみです。

グクの言葉

『Seven』@『GOLDEN』Live On Stage

このあたり、グクのショーケースからフルコーラスでステージ映像入ってて、眼福です!
金色の紙吹雪の中で歌い踊るグクはまさにGolden、黄金期の美しさと自信が全解放されていて感動します。

自分は「Monday」だけ歌って、後はARMYに歌わせてるシーンの笑顔が嬉しそうでかわいい💜

黒タンクトップにカーキのシースルー合わせてて、チラ見えするボディラインが綺麗

『SOMEDAY』@『GOLDEN』Live On Stage

スポットライトの中、一人で歌うグクを取り巻くように揺れるアミボム。
バンタンはソロもBTSからの派生として同じ事務所でやってるから、ARMYはARMYなんですね。

映画館環境の音響が最高。音に飲み込まれるようです。
英語の発音がこなれたなあと思います。ナムさんのちょっと黒人っぽい感じとはまた違う、王道感。

「『3D』と『Seven』はタイプが全く違う曲です。これも新しい挑戦です」と語るグク。
ソロとしての実力を認めてもらいたい。その強い気持ちを足掛かりに、彼のチャレンジは続いていきます。

"ソロアーティストとしての旅は続く"

2023/06/10:ソウル

ビデオ通話でPDからのFBを受けつつ、『3D』のレコーディングをしているグク。

「Showの音をはっきりさせたい」「Soは軽く」「like it, girlはメジャーで」と矢継ぎ早に来る指示からニュアンスを掴むのがすごく早いですね。
打てば響くって感じで、すぐ歌い直したり、「音をはっきり出すんだね」って理解した内容をレスポンスしたりしてます。これは愛されるわ。

『3D』をどうするか迷っていた時期です。『3D』をタイトル曲にするかどうかが決まっていなかったんです。でも決めないと先に進めませんでした。
だから急いで決めて、次々とレコーディングしていきました。1曲を1日か2日で録ったものもあります。

グクの言葉

思うように口が回らなくて、発音に苦労しているグク。
「違う、難しいな」「やり直します」「発音が変だ」ともどかしそうにしています。一番繰り返してるのは『Too Sad to Dance』かな?

そこへやって来たのはテテ。あっ、XのTLが瞬間的に爆発して、避けきれずに見ちゃったやつw
煮詰まった時、一緒に仕事共有してきて苦労を理解できる人がいてくれるのって、心の支えになるよね……!

V「今日は何曲やるの?」
JK「一曲だけ」
V「これ一曲だけ?」
JK「うん」

二人の会話
カセットテープならこのシーンだけ再生し過ぎで切れそうになってると思う

自分はもっと色々な声が出せると思っていたけど、そうでもなかった。思っていたほど、声に多様性を感じなかったんです。
だから僕がすべきことは、ひたすら繰り返し練習して研究することでした。そうすることで、曲と一つになろうとしました。色々な声を出したいですね。

グクの言葉

ここは印象深かったです。予想していたのとは異なる自分に出会ったんですね。グクが求めた多様性ってどんなものだったんでしょう。

映画を見ながら、グクが持ってたイメージのベースはBTSなのかもしれないなと妄想しました。
ずっと一緒でしたし、グクは物真似が得意だから、色んな声を出し分けてましたしね。でも実際にレコーディングして聞き直したら、「どれも僕の声じゃん!」って思ったんじゃないでしょうか。

そりゃソロなんだから全部自分の声で当たり前なんですが、グクは7人の声しか経験してこなかったから、無意識にそれをベースとして想像してたとしたら落差があっただろうなと思います。

1人で全部やるというのはこういうことなんだ、ということを改めて思い知らされて、足りないものを埋めるにはどうしたらいいのか必死で考え、練習している姿を想像してしまいました。

ジョングクの新しい面を見ました。
BTSとしてはバランスが必要でしたが、ソロ活動では一人ですべてを補わなければならないので、研究していましたね。

PdoggPDの言葉

"『3D』の収録で、全曲英語のアルバム制作を決断"

2023/09/12:アメリカへ向かい出国

『3D』MV撮影のため、ロスへ向かう機内。
お菓子ボリボリ食べながら、「ご飯食べたらすぐ寝るつもりです」って言ってるグク。五本指靴下は健在。
9時間眠って、スッキリした顔してます。時間帯の変化は寝て消化する派。

『3D』はレトロなバイブスなので、その感性を知っている人には喜んでもらえるはずです。

グクの言葉

2023/09/16:『3D』MV撮影

ジャック・ハーロウがサプライズで撮影現場を訪れ、グクを驚かせてます。「来てもらえて僕の方がありがたい(グク)」とハグして一緒に写真を撮り、語り合う二人。

他にも来客あり。デヴィッド・スチュワートPDでした。
「僕も声が高い方だけど、デモよりキーを上げてきたから驚いたよ。僕より高い」っておどけて見せ、グクが「僕も望んでない」って笑ってます。

デヴィッドPDが腕に刻んだダイナマイトのタトゥーを見せ、もし『3D』が1位になったら隣に新しいのを入れるよ、この腕は”JUNG KOOK Arm"になる、と本気か冗談かわからないことを言ってますが、でかいことを軽く提案したなと思うのは日本人の感覚なんでしょうか( ゚Д゚)アメリカンジョーク?
「お願いしますw」と売れることを祈るグク。

楽しくて「イエーイ」て高い声出てるワイヤー好きグク

この頃、撮影現場でお誕生日も祝ってもらってて、楽しそうでしたね!
白ジャケットグクはインナー来てないから、中が見える度に「あっヘソ」って指さし確認をしてしまいます(*ノωノ)

彼の歌い方やアクセントは西洋的になった。以前よりナチュラルに聞こえるようになった。
最初に出した英語曲は『Dynamite』? その時は慣れなくて苦労したと思うけど、今は完璧だし、彼はセンスもある。
センスは教えられないものだし、多方面でセンスがある人は少ない。
彼はあれもこれもセンスがある。素晴らしいよ。

デヴィッド・スチュワートPDの言葉

天才だと思います。
JUNG KOOKの声に備わっているパワーというのかな、それが天才と言われる所以だと思います。曲に対する理解が人一倍早く、自分だけのスタイルを確立できるんです。
一言で表すと、"POP"そのものと言えるでしょうね。

PdoggPDの言葉

僕は決して天才だとは思いません。
自分の足りない部分がはっきりと見えるからです。もっと上手くなるために努力しているところもあります。

グクの言葉(映画字幕では「天才ではありません。そうは思いません。自分に足りないものは知っているから、それを隠すために、もしくは克服するために、努力してるんです。まだまだ未熟です」で、わりと全力否定)
素直に「天才だな」って思ってしまいますね(*ノωノ)

周囲とは真逆の自己評価が興味深いですね。
でも、この頃のグクには、昔『BREAK THE SILENCE』で語っていたような、「僕には何もありません」的な空虚感は見えません。
自分の目指すものやなりたい形がはっきりわかっており、それに到達したいとあがく成長への強い意欲が感じられました。

いつもの練習室で、ダンサーさん達と踊っているグク。Promotions Sketchの日ですね。
「問題があってもやるだけです。最初は上手くいかない。でも完成度を上げるよ」と粘り強さを見せています。投げ出さずに辛抱強く取り組む姿勢が尊い。

「レッスンは終わり。明日また来ると思いますけどね」と言いつつターンしてポーズ

カンがいいのかな。それを生かしているだけです。最初から何でもできるわけじゃない。
どうすれば最大限表現できるか、繰り返し練習することで曲と一つになるんです。パフォーマンスを披露する時、少し集中が途切れても体が動くように、それを目指して練習します。

グクの言葉

練習の鬼、バンタンらしいストイックさですね。
先日和訳したパンPDインタビュー記事に、練習に関する発言があったのですが、それを思い出しました。

練習生時代から1年ほどは、本当に自分自身も嫌になるほど厳しく訓練しました。しかし今や会社側も昔ほど『何時間練習しろ』とは言わなくなりました。それではどうするのでしょう? 誰もBTSメンバーに『あなたたちは週何時間練習すべきだ』なんて言えません。
しかし、『面倒だ』『できない』と言っていても結局練習場には現れるんです。練習せずには舞台には立ちたくないからです。練習こそ自信につながります。

「【和訳】パンPD「BTS7人との出会いが最大の幸運」【HYBE/BIGHIT】」より

2023/09/29:『3D』リリース

『Seven』に続き、再びビルボードHOT100を駆け上った『3D』は、108か国のチャートで1位を獲得。

本格的にダンスを習う前に、振付けをやっていました。でも主にコレオだったので、伸び悩んだんです。
スタイルを確立できていない。以前はそう感じていましたね。でも知らないうちに習得していて、気が付いたらダンスも歌唱力も伸びていました。

グクの言葉

デビュー前のJUNG KOOKは内向的でした。あふれるエネルギーの使い方がわからず、頭ではわかっていても体が動かないのが、もどかしそうだった。
でも卵からひな鳥が孵るように、眠っていたポテンシャルが爆発して、一気に成長した。本人も驚いただろう。
今回は自分の名を冠したアルバムです。今までのソロ活動の集大成でもあり、私もファン目線で見てしまいました。どんなに練習し、悩んだのか、それが垣間見えるステージでした。

ソン・ソンドゥク先生の言葉

このきっかけは、やっぱりソンドゥク先生と行ったダンス留学でしょうか。行っただけで特別なことをしたわけでもないのに、というような発言を見たことがある気がしますが、きっかけになったのかなと思いました。

『3D』@『GOLDEN』Live On Stage

このステージはグクがメインで出ずっぱりのため、基本白シャツデニムパンツの上に何か羽織って変化つけてることが多いように見えるのですが、曲ごとに全然印象が違って見えます。
演出もあるけど、グクの表情や歌声から伝わる世界観がガラッと切り替わっているのがわかり、感動しました。

めっちゃ小さいけど、力こぶ作ってるグクがかわいいシーン

『Too Sad to Dance』@『GOLDEN』Live On Stage

これは、できたらバーで一杯飲みながら聴きたいですね……!
スクールパーカーのグク先輩に差し入れ持っていく青春を、皆が想像してしまいそうな絵面。『3D』と同じ歌手に見えないくらい、若くてかわいいです。

ショーケースのグクは、全体的にポップスターというよりやっぱりバンタンのマンネ感がにじみ出てる気がします。

階段を使った演出が印象的

2023/10/15:プダペストで『Standing Next To You』MV撮影

撮影場所へ向かう車中で、「ソロアルバムが出ます。評判はいいかもしれません。でもたった2曲リリースしただけだから、最後までわかりません」と語っているグク。

BTSとして活動していた頃は、自分の性格について考えたことはありませんでした。自分は自分だと思っていました。
でもソロ活動で感じたんです。自分がBTSでどんな役割をしていたのか、改めてわかりました。そしてメンバーを恋しく思う自分にも気づきました。チーム活動は楽しかった。一緒にいた時自分が何を感じていたのかを知りました。1人でいるからこそ、知ることができたんです。
「花様年華」を思い出しました。

グクの言葉

MVの撮影が進み、「カット!」の声で沸き起こる拍手。
「終わりました。最後に苦労が報われました」と語るグクに、「君と躍れてよかった」と共演者が声をかけています。

その愛嬌が世界をトリコにするんやで

この黒羽根の時のエピソード、めちゃめちゃ好き……!

ジョングクは本当に辛抱強かったです。プロセス全体を通して、彼は実際「自分の小さな世界(his own little world)」にいて、ずっと自分に向かって歌っていました。
私たちがスーツの下に手を入れて彼の服装を整えたことに恥ずかしがることはなく、彼はこの種のことに慣れているようで、従順に衣装係やプロップ係が彼の世話をするのを許していました。
(中略)
2度の撮影の間、彼は自分の小さな世界にいて、ずっと歌っています。

「BTS萌え語り:彼が「小さな世界」にいる時【ジョングク】」より

疲れた、休憩しよう、とベッドに倒れこむグク。

『Seven』から『3D』まで突っ走りました。でもいい。カッコよければ。
ファンの方々は喜んでくれるはず。ファン以外の方々にも、"『Seven』や『3D』の人はダンスも上手だね"と思っていただけたら嬉しい。
BTSはまだまだやれる、トップアーティストだと言われたい。いい反響がありますように。そのために頑張る。

グクの言葉

この言葉は印象的でした。
ここまでグクは、大きい「BTSのボーカル」という看板を背負い、時にそれをプレッシャーに感じつつも奮起し、ソロとしての自分を認めてもらいたい一心で突っ走ってきたと思いますし、発言もそういった内容でした。

しかしブダペストでの発言にはBTSに触れるものが増え、無我夢中で走って来た彼にグループ活動を振り返る余裕ができたことを窺わせます。
「軍白期に入ればBTSも終わりだ」という意見を見たのかもしれませんし、一段落し足を止めたタイミングで、隣に仲間がいない寂しさが生まれたのかもしれません。

いずれにせよ、彼のソロアーティストの道はグループ活動から離れていくための旅ではなく、BTSと共に続いていくためのものなのだなということを感じました。

2023/04/11:ロサンゼルス

時は少し戻って、『Standing Next To You』のレコーディング。
この曲はレコーディングが大変だった、とグクが話してます。「壮大で、タイトルに相応しい曲だと思って選びました。愛着がある曲です。レコーディングも大変でした」と。

黒いストローを唇に挟んで、鼻歌を歌っているグク。ボイトレにこのメニューありますね。
練習用ストローと手にしたアイスコーヒーのストローを交互に咥えてます。
コーヒー飲んで「歯磨きした後だから苦い」って顔しかめてる姿に、全世界のARMYが頭抱えてる気がします。かわいすぎるのよ……。

「怖いな」って呟きながらレコーディングルームに入ったグク、ニット帽にくわえてたストローを挿してますねw
キーが高くて「Sun」が出ないって苦しんでいたのですが、ここで軽く歌ってみた後「できそうです」って言ってて、改めて度肝を抜かれました。そりゃPD達も驚くわ……。

「とにかく高い。まずはやってみます」とトライを宣言し、発音を直してもらいながらレコーディングを進めていくグク。
「マイケル・ジャクソンみたいだ。"Control"の歌い方とか」って絶賛されています。

発音が難しい、と「this funk and give me」を繰り返し、掴もうとしてます。頑張れ……!
練習してる間に、「Sun」が普通に出るようになってます(眉間に皺もないし、出し方も苦しそうじゃない)。ええい、この子は化け物か。

(今回のアルバムは)ジャンルは多種多様だし、歌詞にも様々なテーマが込められていて、そして英語で歌う。
今まではグループで歌ってきたけど、ソロ活動では全部1人でこなさなきゃいけない。PDと二人三脚で1曲ずつ仕上げていく達成感がいい。作り上げる過程そのものが楽しかったです。

グクの言葉

彼は多才で、何をやらせても一流だ。いろんな音楽ジャンルにも挑戦し、歌い分けている。どんな色にもなれるカメレオンのようだ。
K-POPとして曲を作っていない。これは名曲だけど、彼が歌うと特別な曲になる。K-POPと融合した唯一無二の曲になるんだ。

Cirkut PD

この言葉の前に映ってたのが『Standing Next To You』のレコーディング風景だったので、Cirkut PDの言葉はそれを指したのかなと思ってましたが、パンフレットを読んだら言葉が補完され、『Seven』を指した内容になってました。字幕を見比べたい……!

"当時、リリースは未確定だった"

『Standing Next To You』は発表タイミングがなかなか決まらなかった様子。
どこかのホテルにいるグクが、「録った音源を早く聞きたいな。届くのが待ち遠しい。ゆっくり聞けなくて忘れちゃった」と言ってます。

広い中庭で緑に囲まれた道を歩きながら、カメラに答えるグク。
「どんなMVになる? 入隊する前に、シングルを出したい。先行公開曲で出す……のは違うか。シングルは軍に行く前に……今4月、何曲出そうか?」と独り言のように呟いていて、残された時間は短いことが窺えます。

2023/11/03:アルバム「GOLDEN」リリース

再生回数1位となり、ビルボードHOT100に6曲がチャートイン!
ジミー・ファロンの「The Tonight Show」出演一時間前に「GOLDEN」がプラチナDISCに選出されたそうで、番組内で祝福されています。

どうでもいいけどこの時のグクのインナーすごいカット入ってるので踊ってる時見てみて……

ちなみに、アルバム発売日のグクの配信がこちら。44:50くらいからクオズが突撃してくる回ですね!
ソロ活動期を振り返り、「久しぶりの強行軍だったけど楽しかった。何かしている方が性に合ってる」という話をしています。大きなスケジュールが来ると、緊張するらしくて風邪を引きやすくなるそう。お大事にね。

『Standing Next To You』@『GOLDEN』Live On Stage

「ARMY、準備はいい!?」の掛け声に、即沸騰する場内。
超カッコいいです。これは是非「第二のマイケル・ジャクソン」じゃなくて、「キング・オブ・ポップから王冠を受け取った、若き帝王」にしてほしい。

「若きポップスター」って言う常套句がここまでハマる人も珍しい、って書こうとして、うっかり「뽀뽀(ポッポ=ちゅー)スター」になった。辞書登録が……

2023/11/09:TSXステージ前日

どこかの書店(多分「Barnes & Noble」)でK-POP売り場を見せてもらっているグク。『Beyond The Story』めっちゃ並んでる……高いのに……。
たくさん並ぶBTSアルバムと「GOLDEN」のディスプレイを前に息を飲み、ついでにストローでアイスコーヒー吸い上げてますw

「今日だけでしょ? いつも陳列を?」って言いながら、並べられた自分のアルバムを目にして「陳列されてるの、初めて見た。なんだか照れちゃうな」と喜ぶグク。メンバーのアルバムが揃ってるのを見つけて、全員分数えてます。

自分のポップにサインし、ちょっとだけ考えてからハートをつけ足したグク

「もし歌手になっていなかったら、誰かを応援してCDを買っていたかな。誰のファンになってただろう」って想像してます。顔の好みでテテはどうでしょうか、それともやっぱりナムさんがいいですか!?(*ノωノ)

2023/11/10:NYタイムズスクエアTSX

昼の1時。疲れてて二度寝したせいで12時間寝た、って言いながらタコスをモリモリ食べてるグク。後頭部に飛び出てるアホ毛が愛しいわ。ガッツポーズして「I'm back(復活)」って笑ってます。
グクの寝起きシーンでいつも「よく寝たね」って声かけてくれてるの、マネージャーさんでしょうか。優しそうで惚れる。

今日のステージはタイムズスクエア。BTSを知らない人も見るから、なおさら頑張らないと、と鼻歌を歌いながらモグモグ。調子も天気も良くて、いいステージになりそうです。

移動する車内で、これからリハーサルしてヘアメイク、動画撮影、ステージ、って予定を数え上げてます。忙しいですね!
ビルについてヘアメイクを済ませる頃には、サプライズ公演の告知が出、周囲は黒山の人だかり。

"TSXのステージで30分のライブを決行"

腿上げスキップで窓辺に近づいたグク。
「急に緊張してきた」「ここまで声が?」って言いながら外を見降ろし、「ファンの皆さん頑張るね」って嬉しそうにしてるグク。ARMYを見て安心したのか、「上手くいく気がします」と頼もしい一言。

わあドキドキする!!

タイムカウントから飛び出し、「Hello, NY City! I'm JUNG KOOK of BTS!!」と高らかに名乗りを上げるグク。
「これはカムバックではなく、デビューだ」と宣言し、K-POPの看板を捨てたとしても、BTSの看板だけは手放さずどこまでも一緒に連れて行くマンネが愛しくて、胸が熱くなります!

この光景をカメラに収めているドローンが見えますね。
冒頭のシーンへ戻り、グクのステージと、熱狂するタイムズスクエアが映し出されます。
カッコよすぎるダンスと歌の合間に挟まった「メイクサムノイジューー!」が死ぬほどかわいいw

最後に「Thank you, Army! See you!」と残してステージを終えたグク。
「ああ、疲れた」と息をつきつつも、「ARMYは喜んでくれたかな。ARMYのおかげで……いつもARMYに力をもらってます」とめっちゃARMYを繰り返してます。

メイクを落としたら、早速エゴサでモニタリング。
この時グクが見てた投稿主さんが名乗り出たり、グクにエゴサされたくて皆こぞって「#정국」タグつけたりしてた思い出が蘇りましたw

「そろそろ帰国して下さい、ジョングクさん」って書いてあるの読んで、「へへっ」て笑うグク、死ぬほどかわいいです。着信音この声にしようかな。

可愛すぎる足揺れとお尻に、全ARMYの時が止まった

今日のようなステージがあともういくつかできたら、すごく良いんだけどな。それでもラストを幸せに締めくくれたから、幸せな感情のまま戻れるね。

グクの言葉

僕がどんなアーティストか示して帰りたいです。
楽しくて、すごく大変で、幸せでした。
今はまだ、目指すべき場所はわからないけど、僕はずっと成長し続けたいです。挫折も経験して強くなりたい。
そうしたら辿り着いているかも。これからも前進あるのみです。

グクの言葉

『MAGIC SHOP』@『GOLDEN』Live On Stage

ここにこの曲持ってきたのは、定番というだけでなく、ググが制作に関わった曲ということもあるんじゃないかと思いました。
ヒョン達の声が流れる中、ARMY達に手を振っているグク。いい顔しますね……。ARMYの歌声をメインにしてハモったところもあり、感無量です。

改めて、バックボーンにBTSがあって、ARMYがいてくれるって、ものすごく心強いことだなと思いました。走り抜けた時間の中で、きっとグク本人が一番それを感じたでしょうね。

SPECIAL THANKS
TO OUR BIGGEST VOICE, ARMY

僕たちの最大の味方ARMYへ、心からの感謝を

ソロでも「OUR」を使うところ、好き……!

その後~『NEVER LET GO』レコーディング~クレジット

その後グクは、2023/11/25から「Are You Sure?!(イゲマジャ)」北海道編を撮り(その途中でキノコ頭になり)、すぐアッシャーとのMV撮影のためアメリカへ渡って、一度髪を短くしています。

2024のFESTAで発表された最新ファンソング『NEVER LET GO』は、アッシャーとのMV撮影終了後、兵役に向けて坊主頭になってから収録したようで、散髪の様子が映っていました。
担当してるのは、ずっとBTSのヘアを担当してるパク・ネジュさんかな?

髪を刈られながら、「洗うのが楽そう」って言ってるグク。1人の世界で鼻歌歌ってるうちに仕上げが終わり、鏡を見る前に頭や肩を払ってます。心の準備をしてるのか、なかなか手が止まりません。

カットが切り替わると、そこには号泣してる美容師さんが……( ゚Д゚)ギャー
長年セットし続けた子がついに兵役に行くと思うと、もうたまらなかったんでしょうね。「僕は涙をこらえてます!」ってハグして、「もうカチューシャがいらないな」と笑ってるマンネ、強くなりましたね。

坊主頭でレコーディングしてるグク。本当に、最後の最後まで色々残していきたくて、頑張ったんですね。
画面の隅に、メンバー全員の名前が順に映ります。映像の流れ的には必要ない情報なので、「全員一緒だ」っていう気持ちを表したかったんじゃないかと受け取りました( ;∀;)

黒いタンクトップの金髪ジミンちゃんが、控室で「何で!?」「もう切ったの!?」って驚いてます。

JK「面倒になったから切った」
JM「JUNG KOOK!」
JK「いい感じ?」
JM「よく似合ってるよ。軍人らしい」

二人の会話

へらっと訊く弟を捕まえて坊主頭を撫で回しながら、「よく似合ってるよ」って笑うジミンちゃん。「こいつめ」って感じで、仲の良さが伝わってきます。
この部屋、ジン君が髪剃ってた部屋でしょうか。内装が似てます。

「BTS【シュチタ】EP.12 SUGA×ジン君 【슈취타】」より
(SUGAの頭の上に出てるのは「안 읏었음(泣かなかった)」)

流れるクレジットの中にも、やはりメンバー全員の名前が入っています。
拍手と「お疲れさまでした。レコーディング終了」の言葉で、この映画は終わります。

まとめ(という名の妄想)

以前『BREAK THE SILENCE』を見た時、私は、グクには「BTSとしての自分」しかないのではないか、だから自分自身について考えた時ひどく空虚だと感じるし、「BTSでない自分」を想像することに抵抗を示すのではないか、という感想を抱きました。

ヒョン達には他の世界(バンタンじゃない自分)があるけど、僕には何もない。あるのはBTSとARMYだけだ。でもBTSでない自分にはそれさえ残らない。
何者でもない自分への焦りと恐れ、それが当時グクが感じていた「みすぼらしい自分」の正体だったのかもしれない、と私は思っています。
(中略)
映画の冒頭で語られた、「BTSの自分とそうでない自分を区別する必要があるのかな」が思い返されますが、この時点でのグクの中にはまだ区別化できるものがないように映りました。

「映画『BREAK THE SILENCE』感想2回戦@バンタンは何を恐れたか」より

今回の映画では、「JUNG KOOK自身として認められたい」と頑張る前半と、「自分はBTSなのだ」ということを意識している後半の差が、印象的でした。

ショーケースで歌うグクの姿を見ながら、ヒョン達は自我を持った状態でBTSに入り、BTSとしてのパーソナリティを育てていったけど、グクは物心ついてからずっとBTSだったので、ソロ活動期で初めて「そうじゃない自分」が生まれたのかもしれないなあと思いました。

ブダペストでの、「BTSの中にいた時は自分について考えたことがなかったが、ソロを経験して初めて客観視した」、という言葉が印象的です。「自分」がなければ「他人(自他の差)」が生まれませんからね。

不安やプレッシャーを乗り越えて外へ出、ステージやリリースで成功体験を積み重ねてソロとしての自我を強化することで、彼は改めて「自分はBTSなのだ」というアイデンティティを獲得し直したのではないか、というのが私の感想です。

そう考えた場合、グクの辿った道筋は本当に雛の巣立ちに似ています。

  1. 殻の中で、BTSと離れて外へ出ていくための力を溜めた石ころ期

  2. 外の世界へ踏み出し、個を確立して独り立ちしようと必死になったソロ活動前半期

    1. JUNG KOOKとして認められたい、という強い欲求が感じられる

    2. 反面、BTSのボーカルなのにガッカリさせないかという発想に、BTSではない自分への不安が窺える

  3. 自分にはできると思えるようになったソロ活動後半期

    1. アルバムも評価されるだろうと思えており、ソロ曲のリリースが彼に自信を与えたことが推察される

    2. 「上手くいく気がします」という、生来の楽観的な姿勢が戻っている

BTSにいた頃は自分自身について考えることがなかった、ということは、「BTS=自分自身」だったので、BTSに対しても外から見直したことがなかった、ということになります。

しかしソロアーティストとして自我を確立したグクは、外からグループを見られるようになり、その中にいた自分についても、多分ヒョン達の役割についても、新しい目で見直せるようになったのだと思います。
非常に興味深い成熟の過程だと思いました。

その上で彼が辿り着いたものが、
「BTSはまだまだやれる、トップアーティストだと思ってもらいたい。そのために頑張る
であり、
「Hello, NY City! I'm JUNG KOOK of BTS!!」
なのだと思うと、本当に胸が熱くなります……。

ちなみに、グクは映画の中で10回くらい「ARMY」って言ってましたし、「ファンの方々」をARMYに置き換えたらもっと言ってると思います。
グクのARMY好きは自作曲の傾向としても顕著なのですが、ポップスターになっても変わらないその姿勢が、非常に愛しかったです。

ジン君とグクの自作曲属性の方向性が結構似てる(関心がARMYに集中しているのを隠さない)のは、面白いですね。
これは、バンタン全員が持ってる性質を最もストレートに出してくるのがこの二人、なのではないかと思っています。

「BTS楽曲のルーツとソロ曲に見る個性」より

興味深い映画でした。ショーケースのカッコよさや、不意打ちのように繰り出される愛嬌に打ちのめされながら、グクについてめちゃめちゃ考えさせられました。
まだまだ公開は始まったばかり。未見の方はこんなの読んでないで今すぐ席予約をどうぞ!


Party Edition

"PARTY PARTY, YEAH!"

10/18より、20分追加された「Party Edition」に差し替え。そんなのあるんですね、初めて見ました!
通常版の最後に特典映像が追加されたそうです。というわけで観てきました!!

通常版の本編エンドロール終了後に、JUNG KOOKの代表的なヒット曲「Seven(feat.Latto)」、「3D(feat. Jack Harlow)」、「Standing Next to You」のMVなどを含む約20分間の特典映像が追加されました。

映画公式より

流されたのは以下のMVでした。映画館環境でのグクの歌声は至高!

なるほど、『Hate You』MVの途中のステージの絵は、「GOLDEN」ショーケースのことだったのか!!(当時を知らない新規)

大人バージョンだったので、映画館では一部音声が消えてましたw

これを最後に持ってくるのは反則!!( ;∀;)


関連動画・再生リスト

愛してます……!

素敵な記事をいただいてしまったので、喜びのあまりリンク。ありがとうございます!!


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音色
コーヒー一杯奢ってください( *´艸`)