記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

【映画感想】I AM STILL:THE ORIGINAL【Jung Kook/BTS】


完全版が来た!

Disney+で、新シーンが追加されたグクの映画「I AM STILL」の完全版が公開!
「Are You Sure?!(イゲマジャ)」も見たし、そろそろサブスク切ってもいいかな……みたいな心を見透かしたような仕事っぷり、さすが世界のディズニーです。わかられてる……!

というわけで、まんまとサブスク延長して見ましたとも(*ノωノ)
以下、完全ネタバレですので、未見の方は是非先に本編をご覧になって下さい。百聞は一見に如かず、です!

<JUNG KOOK: I AM STILL> THE ORIGINAL
「Seven」 「3D」、「Standing Next to You」を相次いでヒットさせ、2020年代を代表する男性ソロ歌手になった JUNG KOOK。
“K-POPソロ初”、“唯一無二”などさまざまな修飾語がつけられたJUNG KOOKだが、ARMYに恥ずかしくないアーティストになるためにたゆまぬ努力をし、成長していく。

“自分の羅針盤を見て進みます”

天性の才能と輝かしい努力で独自の道を進むアーティストの JUNG KOOK。
彼の初のソロシングルからアルバム 「GOLDEN」の活動期まで、ニューヨーク、ロンドン、ソウルなど世界各地を回りながら行われた約8か月間の“黄金の瞬間”。
今まで見られなかった未公開インタビューと裏話、そして224の国と地域のファンとオン・オフラインで集まった "JUNG KOOK 「GOLDEN」 Live On Stage" その現場へ!

相変わらずやりたいことも、見せたいことも多いJUNG KOOKの物語。 「JUNG KOOK: I AM STILL」 "THE ORIGINAL"

Disney+番組説明より

映画版との違い

未収録6曲を追加した「JUNG KOOK『GOLDEN』Live On Stage」のフルバージョンが収録。さらに、本人のインタビューやニューヨークのタイムズスクエア前のTSXサプライズ公演の練習風景、UsherとのMV撮影シーンなど、約55分の貴重な未公開映像も初収録!

独占配信のお知らせより

以下の3部構成に分割

S1:第1話「Departure」
JUNG KOOKが最初の一歩を踏み出す 「Seven (feat. Latto)」 のレコーデ ィングを見てみよう。

S1:第2話「Via」
絶え間ない努力と練習を経て2枚目のソロシングル 「3D (feat. Jack Harlow)」 がリリースされる。

S1:第3話「Rise」
ヒット曲を次々とリリースするJUNG KOOKは、2020年代を代表するアーティストとなる。

Disney+番組説明より

日付が修正されている

ところどころ日付が修正されてます。
TSXの日付が11/10→11/9になってるということは、映画の時はKST(韓国時間)だったけど、現地時間にしたのかもしれません。正直ややこしい( ;∀;)

KST:2023年11月10日 8:00
EST:2023年11月 9日 18:00

KSTは日本と同じ+9、NYはESTの冬時間でUTC-5だから14時間差

その他主な変更点

  • 大きいエピソードがいくつか追加

    • 映画に含まれてなかった日が丸ごと入っていることも

    • グクはもちろん、ワットPDやソンドゥク先生の発言も増えてる

  • 以前登場していなかった人がいる

    • ジミンちゃん登場シーンが追加

    • コラボしたアッシャーのインタビューが追加

    • イアン・イーストウッド(ダンサー)のインタビューが追加

  • シーンが一部再構成されている

    • 新曲が追加されたため、ショケ映像の挿入場所が変更

    • ソンドゥク先生のインタビューが二分割され、間に別シーンが挿入

  • その他

    • 小さい追加カットや、発言のバックにフラッシュで入る映像も増えた

    • ナレーション字幕などのカットインタイミングが整理されてる

細かい背景映像、めっちゃ増えてますね。BIGHIT全力のお蔵出しって感じで、見ごたえがあります!

「Party Edition」で追加された楽曲部分はなし。「『GOLDEN』 Live On Stage」も楽曲だけで、間のトーク部分はありませんでした。
そのうち「I AM STILL」のシン・完全版と「『GOLDEN』 Live On Stage」のフル版が、フィジカルで出ると思います。この商売上手!

注意

この記事は、変更点だけチェックできるよう、映画版感想記事とペアで見ることが前提になっています。
前の記事に追記して完全版にすることも考えたのですが、一部構成が変わってたのでそれもやりづらくて( ;∀;)

基本、映画版感想記事に載っていることは飛ばしていますので、可能なら一緒に読んでいただければと思います。
目次には、変更があったシーンだけ並ぶようにしています。読みづらければご意見ください~。

ちなみに、「映画版」「完全版」「パンフレット」「公式動画」ではそれぞれ翻訳者さんが違うため、ニュアンスが異なる場合があります。一部追加と思ってても、最初の訳出時に飛ばされた部分かもしれません。
(自分で気になったところは、韓国語や英語の字幕を確認して一番近いものに修正してます)

S1: 第1話「Departure」

JUNG KOOKが最初の一歩を踏み出す 「Seven (feat. Latto)」 のレコーデ ィングを見てみよう。

Disney+番組説明より

2023/11/9:ニューヨーク タイムズスクエアTSX

Part 1 Departure

2023/04/08:仁川国際空港

2023/04/09:ロサンゼルス

車で移動中、黒いストロー咥えながら外の景色を見ていた場面に、新シーンが追加。
「ストロー発声法を身に着けたい」という話が入っています。ああ、やっぱり発声練習だったんですね。道理でずっと咥えてると思った。

色んな発声法を試して、喉を傷めたことがあります。途方にくれましたが、サム・スミスがストローでリハビリするのを見て、気になったんです。ストローを使った発声法です。それについて研究した動画を見ました。ストローを咥えること自体が、声帯のバランスを整える役割をするらしくて、”これは試してみないと”と思いました。でも僕は苦手なようで、すぐつまずきました。マスターしたいと思っています。
ああ、レコーディングを成功させたい。録音環境が心配だな。

グクの発言

レコーディング風景に挟まるアンドリュー・ワットPDのインタビューが、一部追加されてます。

何故大スターたちは長く活躍できるのか。彼らは、試練を乗り越え、努力を惜しまず、うぬぼれない。彼もそういう人だね。
ジョングクは正しい音が出るまで何度も歌い、皆が満足するまで自分を追い込む。「僕はJUNG KOOKだからこれでいい」というのがなく、納得できるまで、何度も繰り返し挑んでいました。
彼との作業は、PDとしてありがたいものだったし、非常にポジティブな体験でした。

アンドリュー・ワットPD(太字が追加部分)

レコーディング中のカットが細かく増えてますね。「ease your mind」「trace your lines」を繰り返してる部分や、ハイトーン響かせてるシーンが追加されてます。

レコーディング後、『Standing Next To You』を聴かせてもらい、明日早速歌ってみようという流れになった話の後、アンドリュー・ワットPDのインタビューが新規追加されています。

今まで多くのグループから素敵なソロアーティストが生まれました。もちろん皆成功を夢見ての挑戦です。失敗に終わった人もいますが、彼の歌を聴いた瞬間、こう思いました。「JUNG KOOKは必ず成功する」と。

アンドリュー・ワットPD
”「Golden」の旅路が始まる”

このシーンの字幕が短縮されており、「これはカムバックではなく、デビューである」部分が好きだった私はちょっと残念でした!
まあ、確かにちょっと意味が分かりにくいかもしれないけど、あの意味を凝縮したブラックホール構文も味があったのにw

意味としては、
「これはK-POPアイドル・BTSのジョングクとしてのカムバックではなく、新人歌手ジョングクが世界に打って出るデビュー戦である」
であり、要するに
「グクはもうK-POPという限定されたステージにはいない
という宣言になると思うのですが、それをこの短い文章で読み取らせようという力技がすごい。K-POPとバンタンの文脈を踏まえているアミヨロブンならわかりますよね?感があふれている。

「【映画感想】I AM STILL【Jung Kook/BTS】」より

2023/07/13:GMAサマーコンサート前日

冒頭の車内インタビューに、一言足されてる気がします。

もう一度デビューするんだと、覚悟を決めて臨みます。
2022W杯(カタールでの『Dreamers』)まではBTSのJUNG KOOKだったけど、今は一人で世界と向き合っています。
体調が良くないので、明日はちゃんとできるのかという不安が大きいですね。

グクの言葉(太字が追加部分)

病院~練習室シーンの後から、完全新規追加シーン。かなり長いです。
「明日は大丈夫だよね?」って言いつつ、モリモリ食べてるグク。多少体調不良だろうが箸を止めない様子に、生命力を感じますw

そこへ、「1時間もかかった」と言いつつ登場したのはジミンちゃん!
「Are You Sure?!(イゲマジャ)」で、彼がGMA当日NYにいたことは知っていましたが、前日のご飯も一緒だったんですね。

JM「どうして病院に行ってきたの?」
JK「喉が痛くて」
JM「喉が? 心配しすぎなくていい」
JK「今日はお尻に、昨日は肩に注射したよ」
JM「肩にも? 痛かった? もう一本いっとく?」
JK「嫌だ」

弟の喉くすぐりながら「お尻に?」「肩にも?」って絶えず喋ってて、めっちゃ仲いい(*ノωノ)

食べてる最中グクが歌いだしたら、すぐ「歌うな」「大丈夫だよ」「しっかり治すには喉を使わない方がいい」と止めるジミンちゃん。
「明日上手くいくかな」って呟いたグクに「上手くやるだろ」って返してて、ボディ&メンタルケアが完璧です。バンタン専用マネージャーとしてのパラメータがカンストしてる。
そりゃロラパルーザのホビも「僕の光」って口走るはずだわ……!

ホテルの部屋に戻り、「体調が悪いからすぐ汗が出る」と言いつつ、いきなりカメラの前で生着替えを始め、上裸を見せつけてくるグク。
おへその下のCKラインも見えてるし、いきなりぶっこみすぎじゃないでしょうか……!!( ゚Д゚)ヘソ!

2023/07/14:『Seven』リリース

0:00になり、『Seven』が公開。気になってたらしくて早速チェックし、ARMYの反応を見ながら「棺を開けるシーンがウケたみたい」と嬉しそうにしているグク。
「喜んでほしい」って呟いた一言が、心からの言葉に聞こえました。

少し寝て、爆発した寝ぐせ頭のままカメラを運んでドキュメンタリーごっこ。「体調はどうなの?」って声かける女性スタッフさん達が、完全にオカン状態。周囲の人間をオンマにしていくマンネ効果、恐るべし( ;∀;)

ヘアスタイル直されながら「曲が出ました。斬新だと思いませんか?」って反応の大きさを喜んでるんですが、正直前髪につけられたキティちゃんのピン止めがかわいすぎて、話が頭に入りませんw

イゲマジャといい、バンタンスタッフはサンリオ好きが多いのか。

朝から鉄鍋入りキムチ煮込み→ラーメン→チャーハンをモリモリ食べるマンネライン。いつの間にかジミンちゃんの前髪にシナモロールちゃんが止まってて笑いましたw

「『Are You Sure?!』済州島編第2話【S1 EP.4】」より

キティちゃん付き暴発頭の子が、ワイルドなハンサムにジョブチェンジして、いよいよ出陣!
「安定感がない。僕は風邪を引くと歌が不安定になる。すごく不安です」と落ち着かない様子。風邪引いたら~は皆一緒だと思うのですが、まさかバンタンには不安定にならない化け物が潜んでいるのでしょうか( ゚Д゚)マサカ

2023/07/14:GMAサマーコンサート

『GOLDEN』Live On Stage:『Seven』

2023/07/21:ロンドン「BBC The One Show」

『GOLDEN』Live On Stage:『SOMEBODY』

2023/09/20:ニューヨーク

この日は丸ごと、完全新規追加シーン。
練習室の床に寝転んだまま、紫のマイクで『Still with you』を歌ってるグク。あ、タイマーの話をしてた時のバックに使われてたシーンですね。
「そろそろ起きて」「行きましょう」と引き起こされてますが、次のシーンではソファーで横になってあくびしてます。眠そう。

再び、練習室で寝転んで歌の練習。『Seven』の「I'll be lovin' you right」を歌い、「魔のパートだ」と苦しんでます。よくこんな高いキーを寝転んだまま出せるわ~。
続けて『PTD』が流され、それに合わせて歌ってるんですが、歌の千本ノックみたいなものかな。

2023/09/21:ニューヨーク

車内でのインタビューシーンの後、ちょっと振付けやってる姿が追加。
続けて、練習室で一人で踊ってるシーンも追加されてます。

踊ってるのは『PTD』かな?

2023/09/22:Global Citizen Festival リハーサル
2023/09/23:Global Citizen Festival

『GOLDEN』Live On Stage:『Hate You』

最後にクレジットと、メンバー全員の名前が出ています。

そのバックで、車に向かうグクが、銃持って身を隠す振りしたりしてスパイごっこしてて、しんみりする暇なし。しかもこの子、車に乗る時でんぐり返ししたわw
何なんもう、おもろかわいいなあ!( ゚Д゚)キヨウォ!!

S1: 第2話「Via」

絶え間ない努力と練習を経て2枚目のソロシングル 「3D (feat. Jack Harlow)」 がリリースされる。

Disney+番組説明より

いつものジョングクフラッシュに続き、オーディション画面のバブ……いや、学童グクが登場。

ジミンちゃんとグクがダンスしてますね。
「最初にこうやってからこう動くと、形が崩れるから」と、ジミンちゃんがアドバイスをしてるっぽいんですが、ショーケースのリハでしょうか。グクが『Euphoria』歌ってるシーンもあります。

ソンドゥク先生の新インタビュー!

JUNG KOOKさんはどのコンサートでも、最後までリハーサルに参加しますし、ソロステージの練習もそうです。グループ曲のボーカル練習も怠りません。すべての練習が終わって帰る間際に、私たちがまだ練習したい人はいるかと念のために訊くと、必ず彼が手を挙げます。1人なら自分が思う存分練習できるからです。ストイックだからこそ完璧なんでしょう。
彼は誰より恐るべき人です。何故なら、天才なのに努力を惜しまないから。それがJUNG KOOKさんなんです。

ソン・ソンドゥク先生の言葉

Part 2 Via

2023/06/10:ソウル

ビデオ通話でデヴィッド・スチュワートPDからのフィードバックを受けてるシーンのカットが、少し増えてます。

「ここの音はもっとソフトに、こんなふうに音を上げて」「最初の音はどっちですか?」みたいに、楽譜見ながら音階追いかけるんじゃなく、口と耳で直接伝えながら修正していってますね。
「like it, girl」には正確な音程があったのか、と気づく様子があり、グクはこうやって曲入れして行くのか~と大変興味深く思いました。

2023/09/12:アメリカへ向かい出国

2023/09/16:『3D』MV撮影

ジャック・ハーロウがサプライズで撮影現場を訪れたシーンの後、グクが上半身裸でハンバーガー食べてるシーンが追加されてます。ちょ、惜しげもなく肌色を見せつけすぎ( ;∀;)
「インナーは? (なしと知って)しまった。お腹が出る」って言いながら、まだ食べてますねw

このおなかに、ハンバーガーとポテトが目一杯……( ゚Д゚)

ソンドゥク先生とのアメリカ留学中、炭酸飲料とジャンクフードばかり食べて太ったそうです。今と同じ真ん丸な目をしてパクついてたんだろうな、と想像してしまいましたw

「Promotions Sketch」の日のカットが増えており、「レッスンは終わり。明日また来ると思いますけどね」と言いつつターンしてポーズ決めた後、以下の一言が追加されています。

不安ですよ。怖いし。僕が完璧な人間だったら、怖いと思わない。

グクの言葉

ニット帽でのインタビューの後、車内シーンが挿入されてます。
流れる3Dを聴きながら、「これはいつ聴いても恐ろしい曲だ」ってため息をついてます。

『3D』がリリースされます。忙しいな。
1つずつクエストのようにこなすしかない。終わるころには髪がなくなってるかもw

グクの言葉

『GOLDEN』Live On Stage:『3D』

日付不明:ロサンゼルス

「今日も楽しく走ってみようか」と気合を入れるグク。
「振付けの反応がすごくいいです」とスタッフさんに報告されてます。

車内で、TSXでステージを披露することになったという話をしてくれてます。ポスト・マローン以来二人目の男性歌手だそう。

EMA(「2023 MTV EMA」ですが、これは中止になったそうです)が終わったらNYに行って、朝の番組に出て、その翌日は……とスマホでスケジュールを確認しながら、1つずつクリアしていくことを楽しんでいる様子のグク。

「ショーケースまで終えたら、どんな気分だろう。最後の公式スケジュールはもうすぐだから……」と笑っています。

忙しい時は予定が消えていくのが快感だけど、残り少なくなったらなったで、別れが目の前に感じられるんですよね。
イゲマジャと並行して見てると、どんどん切なくなっていったらしいグクの心境が時々窺え、ヨシヨシしたくなります( ;∀;)

2023/08/07:iHEART RADIOリハーサル

この日は丸ごと、完全新規追加シーン。バンドメンバーと挨拶しているグク。
「(公演前の)ルーティンは?」と訊かれ、「緊張しないこと。最大限、緊張をほぐす」と言っています。

これ、昔からのルーティンじゃなくて、ソロ活動に入ってからのもののように感じられます。
何故なら、この映画のグクは何回も緊張するって話をしているからです。他のメンバーがおらず自分しか自分を助けられない、という環境でのプレッシャーと戦うことが最大の課題だと感じているように受け取れました。

バンドとのリハーサルを切り上げ、自分のクォリティ向上に集中したい様子のグク。「いつも僕が問題だよ」と苦笑しており、出来栄えに納得していない様子がにじみ出ています。
中心で全部背負って歌って踊るのは彼だけなので、一番大変で当たり前。大丈夫。って肩叩いてあげたくなりますね……。

そのうちペットボトルチャレンジを始めたグク。
「成功したら練習終わり。チャンスは3回ね」ってルール決めて、スタッフと遊んでます。仲の良さと、グクの自然なリーダーシップがいい感じ。遊び慣れてるとも言えますが( *´艸`)
結局チャレンジ成功となり、すごい歓声が上がってます。退勤好きなのは皆一緒なのかwww

『GOLDEN』Live On Stage:『YES OR NO』『CLOSER TO YOU』

2023/09/29:『3D』リリース

『Seven』に続き、再びビルボードHOT100を駆け上った『3D』は、108か国のチャートで1位を獲得。

本格的にダンスを習う前に、振付けをやっていました。でも主にコレオだったので、伸び悩んだんです。
スタイルを確立できていない。以前はそう感じていましたね。でも知らないうちに習得していて、気が付いたらダンスも歌唱力も伸びていました。

グクの言葉

これの撮影時の、側転しようとしてコケてるグクが映ってます。どっかにBEHINDがあるんですね、元映像また探しに行かなきゃ……!

デビュー前のJUNG KOOKは、内向的で恥ずかしがり屋でした。あふれるエネルギーの使い方がわからず、頭ではわかっていても体が動かないのが、もどかしそうでした。
でも卵からひな鳥が孵るように、眠っていたポテンシャルが爆発して、一気に成長しました。本人も驚いただろうと思います。

ソン・ソンドゥク先生の言葉

映画版はこの後もソンドゥク先生の言葉が続いてるんですが、完全版では一回切られて別シーンへ。

2023/10/15:プダペストで『Standing Next To You』MV撮影

撮影場所へ向かう車中でのインタビューが追加されています。

BTSとして活動していた頃は、自分の性格について考えたことはありませんでした。自分は自分だと思っていました。
でもソロ活動で感じたんです。自分がBTSでどんな役割をしていたのか、改めてわかりました。そしてメンバーを恋しく思う自分にも気づきました。チーム活動は楽しかった。一緒にいた時自分が何を感じていたのかを知りました。1人でいるからこそ、知ることができたんです。
離れ離れになってから感じることが多いです。
だからもっと頑張りたい。一緒にいる時は支え合いますよね。僕がミスしても教えてくれる人がいます。でも今は一人だから。恋しくなるんです。
その一方で、僕のソロ活動がプラス要因になるといいな、メンバーに迷惑をかけたらだめだ、そう思いました。

グクの言葉(太字部分が追加)

2023/11/05:ニューヨーク TSXリハーサル

この日は丸ごと、完全新規追加シーン。
練習室でダンサーのイアンに「映像が公開されたね、イケてた」と褒められ、嬉しそうなグク。「君の例の動画をアップロードするよ」とからかうように笑ってて、ダンサーズと馴染んでる様子が窺えます。

彼にインスピレーションを受けました。大半のアーティストは天才か努力派です。両方の要素を高いレベルで兼ね備えている人は珍しいです。
彼にありがたく思っていることがあります。一般的に僕たちのダンスは、ビジネスの中ではあまり認められていません。おそらく、あまりにも複雑で細かくて独特だと思われているからです。それが認められて、JKと一緒に楽しむことができるのは、僕らにとって本当に素晴らしいことなんです。心が満たされるんです。

イアン・イーストウッド(ダンサー)

イアンに憧れて、芸名をイアンにしようかと思ったほど彼のダンスに魅了されました。彼の才能は確かだから。一緒に仕事ができて、本当に幸せでした。一緒にステージに立ち、リスペクトまでしてもらえて、不思議です。幸せだと思ってます。

グクの言葉

芸名をイアンにしようと思ったってことは、もう10年以上好きなんですね。2012年のジャスティン・ビーバーの『Beauty and a Beat』にダンサーで参加してるようなので、その頃ぐらいからなんでしょうか。

明日本番で会おう、と握手とハグを交わしている中、ダンサーさんの一人がサインを頼んでもいいかとアルバムを出してます。「MY BABYと書いて」と横から声を掛けられ、本当にそう書くグク。転がって笑っててかわいいですね💜

18:37なので19:00までやります、と居残り練習を申し出るグク。
「イアンに影響されて、踊る時に息がうるさくなった。(シューっと息を吐きながら)カッコいいと思った。本番でもそうしてる。マネしてるんだw」って嬉しそうにやって見せてくれてます。
憧れたダンサーと一緒に踊れて、直接見て影響を受けられるなんて、羨ましい!

夢中で練習しているうちに、19:47ですが、まだまだ練習を止める気配がないグク。
一旦切られたソンドゥク先生の言葉の後半部分が、ここで挿入されます。一言だけ増えてるかも。

今回は自分の名を冠したアルバムです。今までのソロ活動の集大成でもあり、グレードアップしたカッコよさでした。私もファン目線で見てしまいました。どんなに練習し、悩んだのか、それが垣間見えるステージでした。

ソン・ソンドゥク先生の言葉(太字が追加部分)

『GOLDEN』Live On Stage:『Please don't change』『Still With You』

時期・場所不明

ウォーキングマシンで運動してるグクの姿に被って、ニュースかアナウンスのような声が聴こえます。
<「3D」がまだ人気なので、今回が肝心です>
<10億ストリーミングを記録した曲が生まれました>
<これからがスタートです>

練習室でバスケしてる今のグクから『95 graduation』の時のバスケ姿が映り、続いて赤ちゃん~幼児期のグク写真がこれでもかと投下されます。ちょ、殺す気か。
両手合わせてお祈りしてるベイベグクかわいいいいいいいい!!(発狂)

S1: 第3話「Rise」

ヒット曲を次々とリリースするJUNG KOOKは、2020年代を代表するアーティストとなる。

Disney+番組説明より

いつものジョングクフラッシュの後、散髪シーンへ。
「盛れる角度にしよう」ってカメラの位置を調整してます。あなたはいつでも盛れまくりですよ……( *´艸`)
パク・ネジュさんとの雑談から、二人は高1(『N.O』)からのおつきあいらしい、ということがわかります。

前回ラストの続き、ウォーキングマシンで運動してるグク再び。
英語音声が被るんですが、日本語字幕では名前が出てないので、誰だおまえは状態になりましたw

こんにちは。提案があります。現在2人(Justin Timberlake / Usher)のバージョンがありますが、『3D』以上の成功をさせるには、アッシャーとのMVが鍵になるでしょう。2人が一緒に踊ったら盛り上がるはず。戻ってきた時が楽しみです。これからですよ。

謎の人物現るw

でも大丈夫。話主がわからない時は「CC」ってついてる言語に切り替えればわかる、ということを私は学んでおります。犯人……じゃなかった、話してるのはデヴィッドPDでした!

CC(クローズド キャプション)
セリフ、効果音、音楽など音声トラックのすべての情報を文字にしたもの
字幕
セリフを翻訳し、音声トラックに合わせて画面上に表示したもの

CCは元々聴覚障害者の方用なので場面情報が含まれているし、通常字幕より字数制限が緩い

JK, you're special, man. keep rise. keep reaching for the stars, man.
JK、君は特別だ。成長し続け、スターに上り詰めるんだ。

アッシャーの言葉

Part 3 Rise
スーパースターとのコラボを発表

2023/11/30:ロサンゼルス

完全新規追加シーン。入隊の2週間前、と表示されてます。
車内で話しているグク。「Are You Sure?!(イゲマジャ)」北海道編でうっかり陥ったキノコ頭も修正されてる( *´艸`)

もっと若かった時、パフォーマンスを学びたくて、彼の動画をよく見てました。そんなアッシャーさんと一緒に『SNTY』のリミックスのMVを撮りに行きます。MVと言っても一般的なMVではなく、『Seven』の時も撮ったパフォーマンスビデオです。同じ感じになるかと。

グクの言葉

自分のアルバムにサインしているグク。

アルバムに書かれた文字は、下の動画の方が見やすいです

アッシャーとハグして思わず「Wow」と声を漏らし、ファンだと伝えてさっきサインしてたアルバムを渡してる姿がめっちゃ幸せそうで、大成功したオタクのトロフィーをあげたくゲホゴホ

マイケル・ジャクソンやジェームス・ブラウンが僕を見た時に感じたであろう気分でした。
僕は目に見えるものが好きで、彼は振付けに忠実なアーティストでした。やればやるほど上達するタイプです。
また会う機会があればと思います。入隊する前にコラボできて良かったです。

アッシャーの言葉

イアンさん達ダンサー仲間と抱き合って再会を喜んでいるグク。
「12日に入隊します」と予告し、「悲しい?」「No」「幸せ?」「No」と、複雑な心境を冗談に紛らわせながら伝えています。

「USHER Remix’ Official Performance Video Sketch」の6:50~

アッシャーと振付けを確認してる時、二人が「パパパ」「ディディデイ」と口でパーカッションリズム取ってる姿にホビを思い出し、感無量になるなどしました。ホビーー、ウリマンネが超成長してる……!!

今更ですが……自分の凄さに気づきました。光栄でしたね。

グクの言葉

これがすごく印象的でした!!
イアンまでは、グクは「憧れていた人にリスペクトされるなんて不思議」という受け止め方だったのですが、ここで初めて「あのアッシャーと一緒に肩を並べて踊れるなんて、自分は凄いところまで来たんだ」ということを実感したんだという印象を受けたからです。

グクは求めるラインが非常に高いようで、傍から見ている身としては「自己評価が低すぎるのでは……?」と首を傾げることもしばしばあり、私は「グクの基準はヒョンの集合体じゃないのか」と思っていました。
歌詞力はナムさんのように、音の多様さはSUGAのように、ダンスはホビやジミンちゃんのように……って求めたら、それは難しいですよね。

こればかりは、周りがどれだけ「天才だ」「おまえは凄いよ」と言っても、本人が飲み込めなければ腑に落ちないんだろうなあという印象だったのですが、その時がついに来た!!と思わず立ち上がりました。

BTSという巣からでて、一人で飛ぶ心細さを乗り越えながら旅を続けて自分を確立し、外からの視点を獲得したからこそ、新しい自己評価が生まれたのではないでしょうか。
この旅を越えたグクは、もう巣から出たばかりの頃のような不安や自信のなさに怯えることはないだろうと、そんなふうに信じたくなるシーンでした。見てよかった……!!

撮影が終わった後、「JK, Respect, man(尊敬するよ)」と手を差し出したアッシャー。それを握った後、両掌を合わせて、深々と頭を下げるグク。参加したメンバーの名を呼び、称賛の声をかけるスタッフさん達。
またいつか彼らがコラボする姿を見たい、と心から思わせられました。

Novemberから時は巻き戻り、Aprilへ

2023/04/10:ロサンゼルス

『Standing Next To You』について語るグクの声が入った後、新シーンが挿入されています。

ソファーでストローを咥えながら『SNTY』をハミングし、ついでに先端を指で弄んで、リコーダーのように演奏しているグク。満腹らしく、ご機嫌ですw

レコーディング中、「this funk and give me」や「Leave ya body golden like the sun and the moon」を繰り返して飲み込んでいく様子のカットが、少し増えてます。

音楽を入れた曲を聴き終え、互いを称え合ってる姿がチームワークの良さを物語っていて、微笑ましくなりました。
「もっとやります?」ってからかわれて、一瞬真顔で「MORE?」って訊き返してるグクがかわいい( *´艸`)

ホテルにいるグクのシーンからは、映画版と同じ。

時は巻き戻り、Aprilから再びNovemberへ

2023/11/03:アルバム「GOLDEN」リリース
2023/11/07:ジミー・ファロンの「The Tonight Show」出演

『GOLDEN』Live On Stage@『Standing Next To You』

2023/11/08:TODAY SHOW

完全新規追加シーン。TODAY SHOWでの『Seven』『SNTY』披露ステージ。

途中でイヤモニが壊れて音が聞こえなかったらしく、ステージ後スマホで映像を見返して「この時だ」「いっそ外せばよかった」「今までで一番最悪なステージだった」と想定外のトラブルに悔しそうな表情を浮かべています。

車内では「いいライブじゃなかったとARMYに謝ろう」と独り言ち、エレベーターの中でも「ごめんね」と呟いています。
最高の姿だけをARMYに見せたいのに、という申し訳なさが溢れていて、慰めたくなりますね(T_T)

いいステージだとしても、後悔する部分もあった方がいいんです。確実に失敗を知り、認めた後次に進みます。そんな過程があるから、自分で考えて判断して前進できるんです。でもそこで足踏みしてしまったら、バカみたいだと思います。
短い間に後悔して失敗を認めて先に進む、これが僕のポリシーです。モットーです。

グクの言葉

2023/11/08:「Barnes & Noble」

『GOLDEN』Live On Stage@『Shot Glass of Tears』

2023/11/9:ニューヨーク タイムズスクエアTSX

全て終わり、ベッドに寝そべって目を閉じてるシーンが、映画版より微妙に長い気がしますが、どうかな? 私の時が止まってるだけかもw

『GOLDEN』Live On Stage@『MAGIC SHOP』

その後~『NEVER LET GO』レコーディング~クレジット

坊主頭でレコーディングしてるグクのシーンが追加されてます。野球少年みたいですがめっちゃイケメン……!
ベンチに腰掛け、リズムを取りながら、録音した『NEVER LET GO』を真剣に聴いてます。

お疲れさまでした!

面白かったです。見てよかった……!

グクはナムさんのように、思考を解剖して見せてくれるタイプではありませんが、率直な言葉や今感じたものをそのまま出してくる素直さが、彼の内面の変化を雄弁に描き出してくれていたように思います。

まだ不安と戦っていた春、「一人」というプレッシャーに打ち勝とうとしていた夏、手応えを感じ視野を広げた秋、自分への信頼を再獲得した冬……
4月から12月までの短い期間を一気に駆け抜ける中で、グクがものすごい勢いで成長し、変化していった様子がよく伝わってきました。

私はバンタンの中にいるグクばっかり見てきたので、逆に視点がグクに近いとも言え、内外の人々から語られる評価を聞いて、改めて新しい目で彼を見直した面もありました。

グクの変化は劇的でしたが、多かれ少なかれ、他のメンバーも同じ経験をしたのだろうと思います。
ソロ活動の時間が彼らを育て、成熟させ、メンバーへの絆やグループ内での役割を再認識させたなら、再会する完全体は一体どんなものになるんでしょう。

次はリーダーのドキュメンタリー!

目下大期待しているのは、ナムさんのドキュメンタリー映画です。
あまり映画自体の情報見ないようにしてるんですが、グクのとは真逆の作りになってるんじゃないかと予想しています。←結局予習しましたw

あのナムさんが自分だけに集中して、これまで以上に正直にすべてをさらけ出して90分も何やるんでしょうか。
語り続けてるのか、抽象画みたいになるのか。見終えた私は、グクの映画みたいに自分の中で解釈が成立したスッキリ感を覚えるのか、それとも「えっ?( ゚Д゚)」って言いながら次の回を見直そうとするのか、今から楽しみでなりません。

おまけ

最近公式再生リストに追加されたこの辺は、フィジカル版行きなのでしょうか。いいから一回全部出してみてくれますか?( ゚Д゚)モット!


関連動画・再生リスト

この瞬間、とても光栄で言葉を失っています……ただ一つの思いを除いて:また君と一緒に踊るのが待ちきれないよ、Bro。すべてに感謝します。 🥹🥲🫰

イアン・イーストウッドのインスタから


いいなと思ったら応援しよう!

音色
コーヒー一杯奢ってください( *´艸`)

この記事が参加している募集