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【第9日】梼原町には隈研吾建築物がいっぱい(四国旅 avec Anne)
2023年11月29日(水)
またまた今日も予定変更。
高知市内をバスと路面電車で回る予定だったのに、朝から梼原町へ行けと言う。
高知城や牧野植物園、ひろめ市場、桂浜とかへ行こうかと考えていたのに。
運転しなくてよい、せっかくの安息日なのに…
【走行距離】83.3Km×2
(高速道路)高知自動車道
梼原町は隈研吾の建築物が点在することで有名なこじんまりとした街で、訪れたい候補地の一つだった。
当初の予定では27日に行くようになっていたが、ブンゴ・キャナールに行きたいと言うので、割愛したのだ。
ホンマに勝手やなヤツらだと腹が立ったが、私も梼原町には行きたかった。
高速に少し乗るが、降りてからは山道を走る。クネクネ道には慣れているので、あまり苦にならなかった。
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ゆすはら座は高知県唯一の木造芝居小屋。
隈研吾はこれに出会ってインスパイアされ、木造建築にこだわっていくことになったという。
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そう広くないエリアに見どころがぎゅっと詰まっている感じ。
町全体が小さなミュージアムというキャッチコピーに頷ける。
でも、ここでもランチに困った。
飲食店はいくつかあるのだけど、Anne が食べれるような店は貸切だったり、定休日だったり、材料切れのため終了だったりした。
やっとのことでトンネルの手前にある飲食店が並んだ一角の店で、
Anneは残り一食となった焼きそば、Bernardと私は日替わり弁当を食べた。
焼きそばやったらええんかい! ソースかかってるで!
と突っ込みそうになるけど、もうお腹ペコペコだったので、硬いことは言わないでおこう。
夕方、ホテルに帰ると、Anneが今からタクシーを呼んで高知城へ行こうと言う。運転しなくていいなら楽だから行くことにした。
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プロジェクションマッピングは綺麗だったけど、こんなんあまりいらんかな。(と、いつも思う)
帰りはせっかくだから、ひろめ市場を見学しがてら、商店街を歩いて帰ろうとなった。
Anneの情報源も「インターナショナルな触れ合いがある屋台街だ」と報じているらしく、興味があるようで見てみたいという。
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ひろめ市場に入る時、私はある決意をした。
今日は、絶対にカツオとかマグロをホテルに持ち帰って食べてやるぞと。
だが、お店に聞いたら、テイクアウトはしてないと…
そしたら私の殺気を感じたのか、なんと私とBernardがここで食べたらいいと許可が出た。
鰹のタタキをたのんで、ここぞとばかりに塩をつけて食べてやった。
横で見ている彼女は、小さくキャーと叫んだ。
生魚と塩とかありえへん!のだろうな。
涙が出るくらい美味しかった。
「日本人の旅はご馳走を食べるのと温泉に尽きる」
これを伝えられないもどかしさ。
語学力を磨かねばならない。
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