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過去のパワハラ・セクハラが蒸し返される時代に・・・管理職罰ゲームは臨界を超えた!

以下は、日本経済新聞社の代慶記者によるLinkedIn投稿である。

「あのパワハラ上司、辞めたの?」。最近、退職者を再雇用するアルムナイ採用を導入する企業が増えています。その会社の文化や商慣習をよく理解して、業務内容も分かっているので、即戦力になりやすく、人事部門にも好評です。ただ、戻りたいと考えている人がよく気にすることが人間関係の問題。特に特定の上司や先輩が嫌で、辞めたという人が多いようです。最近の大企業はパワハラ一発アウトになり、急に優しくなっているオジサンもいますが、もはやトラウマになっているので顔を見るのも嫌だと。ということで、パワハラ上司の有無を元同僚などに確認して再入社する人もいるようです。今やJTCと言われる企業は、人材が流出し過ぎて、アルムナイ採用をしないと、組織が回らない状況だとか。

代慶記者

これは、色々と考えるところがある。「平成前半までならOKだったが、今は一発アウト」など、価値観の変遷もある。それで、過去の案件を蒸し返され、人事に問合せされ「その人が辞めているなら入社します」などと言うアルムナイもいそうだ。

ただ、民事裁判で基準となる法律では、「時効」というものがあり、時効が過ぎていれば法的には問題がない。ところが、現在は「デジタルタトゥー」と呼ばれる通り、過去のパワハラ・セクハラが掲示板などに書き込みされ、永遠にその事実が消えない事態もある。民事訴訟や労基署通報が無かったからと、安心はできないのだ。

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