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女性も学歴・年収が無いと無価値な時代に?

フェミニストからは批判を受けることを覚悟で書く。女性は、昭和時代までは、「若ければ」それだけで価値があった。美人である必要はない。昭和時代は社会として「結婚しないといけない」という同調圧力が強かったので、誰もが結婚できた。そして、高度経済成長期は毎年給料が増えたので、「一億総中流」という言葉まで生まれた。男性は働くことで(戦中は戦うことで)価値が認められたが、女性は家庭に入りさえすればよかった。

ところが、昨今は、家事育児は平等に分担し、女性も男性も稼がなくてはならないという価値観が浸透した。これは、女性も男性的な「学歴」「年収」などの競争に参加しないといけなくなったということになる。男性は、それなりの稼ぎがないと、女性からは相手にされない。それは、年収別の既婚率でわかるだろう。低年収男性のほとんどは結婚できないのだ。女性もそのようになっていくのかもしれない。

これが、女性にとって本当に幸せなのかどうかは、わからない。それは、女性一人一人が選ぶことだ。だが、今の時代は、専業主婦を希望しても、ほとんどすべての男性から相手にされないだろう。今の若い男性は、女性とは対等な関係を望んでいる。だからこそ、割り勘だし、共働きだし、「パワーカップル」「ペアローン」などの言葉が流行しているのだ。女性を経済的に守ろうと考える若い男性はほぼ絶滅しただろう。

今一度、考えてほしい。「女性活躍社会」これが、全ての女性にとって幸せなのかどうか?

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