発酵ヒストリー#016
味噌講座 2017/6 月
麹作り教室を受講した翌週も、基礎講座の一つである、味噌講座を受講した。
さすがに、4回目の講座ともなると、緊張することなく教室に出向くことができた。
お味噌は、赤い味噌文化で育ったせいか、甘くて白いお味噌は何と無く苦手だし、自分で手前味噌を作ろうと思ったことはなかったのだけれど、今回の仕込み付き講座を受けて、印象が大きく変わることになった。
いろんな味噌を試食できる講座だったので、味噌に対する苦手意識? (うーんうまく表現できないが)、ちょっと距離を起きたいという気持ちが薄まったのは事実である。
大豆を潰し、米麹と塩をよく混ぜたものを合わせ、アルコールを霧状にかけて、上面にラップをかけ、酸素が行き渡らない状態にし、あとはひたすら時間の経過に任せて、発酵が進み、熟成が進むことを願った。
そうはいっても、ラップとの微妙な隙間に、真っ白いカビが生えてきて、3ヶ月後に開けた時はびっくりだった。
ここで仕込んだお味噌は、約1年後にいただいたが、初めての手作りお味噌の味は、随分まろやかで、ちょっと甘みの強い味だった。
この講座で知り合った方と、何度か味噌の熟成度合いを情報交換したことも楽しい思い出だった。