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「自分らしく生きる」に影響を与えた3人 #2
こんにちは。taka3です。
現在大学院に在籍して、来年度からデザイナーとして働く予定です。
それなりにいい大学に通って
将来は公務員というゴリゴリにレールの上にいながらも
生きる意味を見出せず無気力になった人間が
レールを外れて自分に正直に生きることを決意した
その過程を3本に分けて紹介します。
何かに縛られて苦しんでいる人、生きる意味を見出せない人、自分は無能だと自己肯定感が低い人、何かもやもやしている人、こんな方に少しでも勇気を与えられたらと思います。
今回は2人目の人物を紹介します。
1人目の詳細はこちらになりますので、よろしければ先にご覧ください
「自分らしく生きる」の自分ごと化 井手上漠
前回、はなおに影響を受けたことを取り上げましたが、このはなおとよくコラボするヒカルの動画もこの頃よく見ていました(懐かしい)。
そんなある日、衝撃の動画が出ます
井手上漠くんです。「くん」です。
見てもらったら分かるように、男の子なのに女の子のように可愛いのです。ギャップにやられたし、こんな子がいるのかと衝撃を受けます。
この動画は10回くらいは視聴しましたし、漠くんのSNSは今でもチェックしています。そして、漠くんの発信を通して、「男らしく生きていかないといけない」という思い込みが大きく揺らぎました。
同時にこう思うようになります。
自分もこうありたい
というのも、私は中性的、つまり、男性でありながら、いわゆる女性的な特徴を多く持っていました。
顔 小顔、さらさらな髪、二重、涙袋?、長いまつ毛、いわゆる童顔
体型 痩せ型、足が長い、背が高い、いわゆるスタイルがいい
生まれ 中性的な名前、男3人兄弟の末っ子
性格 優しい、柔らかい性格
まあ昨今のジェンダー的な観点で、上記の特徴が「女性らしい」というのは適当でないのは承知ですが、まあゆうてまだ男女の二項対立が根強い中で、こんだけ女性的な特徴を持っていると、いろんな思いが湧いてきます。
例えば、「かっこいい」なんて近所のおばちゃんのお世辞でしか言われたことないです()
圧倒的に「かわいい」と言われ続けてきました。
小学校低学年までは、むしろ、それで得したまであるのですが、思春期である高学年/中学/高校と、内心結構なコンプレックスでした。
ただ、漠くんと出会って
自分はまあ残念ながらイケメンではないから、
無理に「かっこいい」を目指すのではなく、
「かわいい」を目指そう
正確には、「きれい」とか「美しさ」とかを目指そう
と変化していきました。
髪を伸ばしたいと思いながらも、女々しいと思われたくないからと抵抗があったのですが、ボブのような髪型にしてみたり、あるいはその頃メンズでも流行ったフレアパンツを好み、とそんな感じです。
ちなみに、いわゆる性的マイノリティ/LGBTQではなく、女装もしません。
女装しようとしましたが、やはり男性的な体つきをしていて、女”装”の域を超えられないなと思いました。レディースで自分の体型に違和感のない服を着用することはあります。
自分らしくを阻む現実の壁
自分はこうなんだ!と自分らしさに気づけたのは良かったのですが、3回生になって、大きな壁がやってきます。
就活です。
髪を切らないといけないといけないです。
嫌でした。
私はギリギリ耐えられるかなと思える長さに中途半端に切りました。
そして、名前だけ知っている企業に、どうでもいい志望動機を書いて、適当にESを書いて、当然うまくいかなかったです。
嘘をついている感覚
これがいやで8月くらいに就活を辞めました。
少しでも自分らしくいられると思い、院進を決めました。
ここからの2年間は、自分の無力感に苛まれ、生きる意味を見出せず、悶々とした日々を過ごしていました。
意味もなく逃げるように大学院に進み
自分は何もできないという無力感から自己研鑽することもなく
それで何もできないからもっと落ち込んで、
フラフラしながら、ただ時間だけが過ぎていき
虚しさばかりが増幅しました。
さて、こんなふうに負のスパイラルが起きて、人生終了が何度もよぎった4回生の冬にある人物が私の思考を大きく転換します。
** つづきはこちら! **