歌舞伎趣味誌『梨園』の発行者・松岡一男の正体は? 4 Theopotamos (Kamikawa) 2024年2月29日 18:04 少し前に以下の記事で『土の香』を発行していた加賀紫水の在住していた愛知県一宮市(旧起町)で松岡一男という人物が出版していた歌舞伎趣味誌『梨園』を紹介した。 その際に、松岡については詳細が分からなかったので紹介しなかった。しかしながら、先日、小林弘昌監修『土の香 土俗趣味雑誌』第9巻翻刻版(樹林舎/人間社、2013年)を読み直していたところ、松岡の経歴が載っているのを見つけた。その部分を以下に引用してみたい。松岡一男 愛知県一宮市三条の老舗料亭「末木」(大正八年創業)の二代目。昭和初期当時、界隈では名の知れた趣味人、教養人で、陶芸家の荒川豊蔵、加藤唐九郎に目を掛け援助をしたことが特に有名。人脈は幅広く白洲正子とも交流があった。平成十一(一九一一)年没。 ※一九一一年は誤記か?(Kamikawa記) 松岡は当時知られていた趣味人であったようだ。「老舗料亭「末木」」は以下のWebページにあるように現在も一宮市にあり、Webページの「歴史」では松岡一男が2代目店主として紹介されている。 愛知県一宮市で人気の和食・日本料理「懐石処 末木(すえき)」 懐石処 末木(すえき)の公式サイト|愛知県一宮市の和食・日本料理。趣のある店内からは季節感あふれる中庭を中庭を臨むことが出 www.sueki-1919.com ダウンロード copy #日記 #読書 #勉強 #趣味 #歴史 #研究 #古本 #近代史 #古書 #梨園 #趣味誌 #松岡一男 4 よろしければサポートをよろしくお願いいたします。サポートは、研究や調査を進める際に必要な資料、書籍、論文の購入費用にさせていただきます。 サポート