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古本即売会は中止になったけれども

 ここ数年の間のゴールデンウィークの私の楽しみはひとつにこの期間に開催されている古本即売会に行くことだったのですが、昨年と今年はコロナウイルスの影響で各地の古本即売会が軒並み中止になり、私のゴールデンウィークは特別なイベントもなく終わってしまいました。昨年と比べると図書館や博物館は開いていたので昨年よりは多少状況は良かったのですが、旅行ができないのはやはり残念です。

 しかしながら、うれしかったことがないわけではありませんでした。Twitterで民俗学関連の雑誌『土のいろ』の集成が全巻セットで格安(6000円!)で販売されているという情報を見つけたので、静岡県に飛んで行き即購入!ちなみに片道車で2時間半。

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 数年前にはまさか古本を購入するためにここまで遠出することになるとは思っていませんでした。車を購入した当時は博物館、天体観測、ゴルフに行くことを目的としていましたが、これらの目的はあまり達成されず。まさかのところで車が役に立ちました。これからも古書蒐集のために遠征していきたいです。

 そして、毎度Twitterの方々にはいろいろとお世話になっているので感謝しきり。この古書店の方に話を伺ったところ、ネットを経由した取引は一切やっていないそうでこのような情報が流れてくるTwitterはすごいとあらためて思いました。

 また、対面での購入ではありませんが、こちらも民俗学関連の雑誌『郷土風景』、『郷土芸術』も「日本の古書店」にある程度まとまった冊数が出ていたため購入。この雑誌は以下の記事で紹介しましたが、少し読んでみると興味深い点が多く詳しく分析してみたい雑誌です。

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 まあ、これらの雑誌を調べる前に昨年の一律給付金が出た際に勢いで購入した同じく民俗学関係の雑誌である『俚俗と民譚』(最終号のみ欠)を調べるのが先かと思いますが、いつになることやら。。。

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 このように楽しみにしていた古本即売会は中止になってしまいましたが、満足の行く古本の購入と柳田国男の勉強と読書でそれなりに楽しいゴールデンウィークだったと思います。そんなお休みも今日で終わりで明日から労働という厳しい現実に戻ります。。。

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