みみさんの家族#12 「今更ですが、曲げわっぱ弁当箱デビュー」
コロナ禍を経たライフスタイルの変化は、我が家にも訪れました。
夫がほぼ在宅で仕事をするようになり、四年目を迎えます。
ほとんど家にいない人だったのに、これは劇的変化。
たぶん家にいるのが性に合うのでしょう、当初の心配をよそに在宅勤務をものごっつエンジョイしている様子です。
このライフスタイルの変化は、家族にとってもプラスに転じました。
子供たちは帰ってきたらパパが家にいて、ご飯を一緒に食べれるのがとっても嬉しいと。
とはいえ、日中ずっと家にいるとなると必然的に出てくる「旦那さんの昼ごはんどうするよ問題」
我が家には住み込みのメイドさんがいますが、料理は私の担当。私が仕事で忙しく家にいられない時期は、デリバリーやインスタント麺などで適当に済ませていた夫。
「何もなければインスタントヌードル作って食べるよ」と言ってくれる人ではあるものの、これ幸いと、一家の稼ぎ頭にジャンクフードばかり食べさせるわけにはいかない。何をするにも元気な体があってこそ。
子供たちの学生食堂のランチが値段の割に貧弱なのが前々から気になっていたこともあり、週に2回ほど子供たちにお弁当を持たせるついでに夫の分も作ることにしました。
私の罪悪感も薄れ、子供も夫も大喜びでみんなハッピーなwin-winな解決法!
そしてついに、曲げわっぱ弁当箱デビュー。
日本から届いた、お手入れが楽チンなウレタン塗装。うれし〜!
曲げわっぱの弁当箱を買おうと思ったきっかけは、おひつを使ってみて自然の木材の良さを確信していたから。
お櫃。ご飯がほんとにおいしくなります。
ちょっと感動もののおいしさ!
炊き立てのご飯をおひつに入れ5〜10分休ませると、なんなら炊き立てより美味しくなるかも。そして冷めてもカチカチにならず、しっとりやわらか。
おひつを使い出た途端、娘がご飯をおかわりするようになりました。
「お米が食べ物の中で一番好き」と言い出したくらい、ごはんラバーに♡
無塗装比べ、ウレタン塗装の弁当箱は吸湿性や抗菌作用が低めでしょうが、使ってみた感じご飯の状態もぜんぜん問題なし。
世の中がわっぱわっぱ言ってるのも納得。お弁当がめっちゃおいしく感じます!
お弁当生活が再び始まり(何度目のトライ?)、お昼ごはんがデリみたいになって嬉しいなぁと、夫。
そう言ってもらえると、私も嬉しい。
中学・高校時代、毎日当たり前のように食べていた母のお弁当。
母が入院した時、代わりに祖母が作ってくれた茶色いお弁当。
いつ振り返っても、心に残っているのは二人からの愛のみ。
母の大きな愛がぎゅっと詰まった、小さなお弁当箱持って行ってらっしゃい。今日も元気に帰ってきてね、と願いながらキッチンに立っています。