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大量行動で小さな目標を3回必達させる

「やり方がわからない」

仕事をしていると、そんな言葉を耳にすることがあります。会社から、もしくはクライアントから求められる成果を、どのように形にしてアウトプットするのか?そのノウハウがわからない私はいったいどうすれば?という声なき声。スポーツや勉強でも同様の悩みを持つ人は少なくないと思われます。

私もかつてはそんな言葉をよく漏らしていました。社内で営業の成果を出している人、さらには社外で、メディアを通して伝わってくるビジネスパーソンは、いったいどうやってそんな偉業を成し遂げられるのか?具体的な「答え」はどこにあるのか。どこを探せば見つかるのか?

自分で考えても答えが出てこないので、いろんな人に相談したり、本を読んでみたり、留学なんかにも手を出して。それでもなかなか見つからなかった答えがおぼろげながら体感できるようになったのは「一定期間内で1回、もしくは3回程度、とあるサイクルを回す」ことができたときでした。まだまだ未熟者、人生はこれから、ではあるのですが、ちょっとだけ人生が上向き始めたのがこのタイミング。すばらしい人との出会いもありました。

結果を出すための流れ。

長期、中期、短期目標を立てる。具体的かつ小さな目標を必達させるために大量に行動する。成果を体感する。

この流れを最低3回まわして、体で覚えて中毒化させる。やり方、ノウハウ、マーケティングなどのスキルは中毒化のあと、です。サイクルを何度もまわしていくうちに「もうこれ以上はムリ」という大きな壁が目の前に現れます。最初は勢いで、行動することによって動いていた数字も、ある時期を境にびくともしなくなります。このとき初めて「やり方」を学ぶ必要性が生まれるのです。

「やり方」 例えばマーケティングにしても、必要に迫られるからこそ学びに傾倒でき、知識が定着していくもの。必要に迫られてもなく、ましてや中毒化していない人がマーケティングの本を開いても、適切な情報が脳内に染み込んでいきません。よしんば内容が理解できたとしても、いつどこでどのように使うべきか。普段から行動していない人にとって、知識を使うための具体的な場所はあり得ません。成果を目指し、行動を起こして、壁にぶつかるからこそ、具体的なノウハウを使用する場所が明らかになるからです。

ひとたび「行動の流れ」が生まれれば、はずみ車を押すようなイメージで、どんどん加速がついていきます。そういった境地を味わったことがないのであれば、一刻も早く、その世界を味わう必要があります。そして前倒しで、この世界を体得できればできるほど、未来がどんどん楽になっていくはずです。成果のサイクルを一切回したことのない人と、二度三度、五度十度と、延々に回し続けている人と、それぞれの人生は歳月の経過とともに途方もなく大きな差となって現れてくると思われます。

久保大輔




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