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『つながっていいとも』木曜日 第15回 『こめや合同会社』代表 小林秀幸さんによる「原点と離れた地での起業の思い」

「つながっていいとも」とは

今年の5月30日に、電子チケット会社「Peatix」主催で配信した24時間オンラインチャリティイベント『HELLO, NEW NORMAL」の中の1コーナーのスピンアウトです。

「オンラインでも出会える!話せる!つながれる!」をモットーに、「新しい時代のつながり方」を実践されている方をお招きし、18分間おしゃべりする企画です。配信は、あの伝説の番組の名物コーナー同様、ゲストに次のゲストをご紹介いただいてシメ、となります。

火曜日はPeatix共同創業者・藤田祐司さん、水曜日はTokyo Work Design Weekオーガナイザー・横石崇さん、そして木曜日はコミュラボ幹事・辻貴がモデレーターです。

そして気づくと3ヶ月を超え、今日で第15回
今回は、第14回のゲストの松本のゲストハウス『tabi-shiro タビシロ』オーナー小澤清和さんらのご紹介、『こめや合同会社』代表 小林秀幸さんによる「原点と離れた地での起業の思い」です。今日は「自分のアイデンティティを先祖からつぎ、それを次代を担う子供たちにつなげる起業家の思い」を伺いました。

第15回ゲスト 小林秀幸さんとは

第14回ゲストの小澤清和さんの野球部の後輩。
大阪の大学を卒業された後、昨年9月に「こめや合同会社」を設立。

この「こめや」の由来は、ご出身の長野県塩尻市
1600年の関ヶ原の戦いが終わり、江戸幕府が開かれてから10年余り。
旅人の疲れを癒す宿として、長野県塩尻市のある一角に宿場町ができました。その中の一軒に「米屋(こめや)」が誕生します。「こめや合同会社」はそこから引き継がれているとのこと。

やがて時代は移り変わり、農業に一層の力を入れはじめます。
屋号の名のとおり「お米」をはじめとして、長野の気候を活かしたさまざまな野菜や果物づくりに取り組みました。すべては人々のお腹と心を満たすために

江戸時代から続く「米屋」の精神を受け継ぎ、兵庫県西宮市で新しいカタチの「こめや」を作ることを目指して「こめや」を創業。お客さま、地域の方々、すべての人々に感謝や想い、真心や願いを込めて商品やサービスを届けておられます。

具体的には、お子さまの爪噛み癖や指しゃぶりを防止する苦いマニキュア「つめまもり」の販売や、飲食店、医療機関などへのお客様との関わり方やネット関連をはじめとするコンサルなどを手掛けています。

前週のゲストの小澤さんには「高校時代の生意気な後輩」と紹介されていた小林さん。そんな小林さんとのトーク、スタートです!

「つめまもり」への思い、「こめや」という屋号への思い

ー 「つめまもり」
ツメしゃぶりに困る親御さん向けのマニュキュア。お子さんの爪にこのマニキュアを塗っておくと、子供がしゃぶると「苦味」を感じて、しゃぶらなくなるもの。同じような商品は他にもあるが、対処療法的なものではないものを作りたかった。指しゃぶりをやめる過程での親子間のコミュニケーションを良好にするデザインやコンセプトで、このつめまもりを作った

ー 「こめや」という屋号

名刺には「こめや」なのに「お米」は売ってませんと書いてある。自分の出身は長野県塩尻市で、参勤交代時代の宿場町。宿に屋号がついていて、それが「こめや」だった。宿はすでにやめているが、地域には屋号や看板が残っている。会社を作る時に、自分のアイデンティティを見つめ直した。そこで先祖に自信を持って自分がやっていることを示せるように、代々の屋号を引き継ぐことにした

ー 塩尻に原点、西宮で起業

奥さんがこの地域の出身ということで起業。長野県も好きだが、西宮も好き。今は西宮のシェアオフィスで、仕事関係をメインに界隈の人といろんな活動やコミュニティ作りをしているコロナでみんな大変なので、お互いが持っている知見を生かして販促活動を考える会などを通じて、ノウハウを共有している。また、西宮のいいスポットや店の発信なども少しずつ行っている。

(コロナの影響は?)自分の一番の趣味は妻。普段の妻は仕事の関係で出張が多いが、コロナで出張できず。そのため家族でいたり、地域の人とのつながりが増えた。ポジティブに捉えられる時間の過ごし方ができた

スペシャリストを輝かせるゼネラリストになる

今まで4社の国内外のベンチャーで、いろんな業種、職種で働いてきた。それにより仕事を俯瞰できるようになった。他方、専門をもった人に魅力を感じるようになるとともに、そのような方は全体を見ることが難しい人も多いことに気づいた。自分のさまざまな経験を生かして、そうした人の魅力をより多くの人に伝えることをメインに、コンサルなどのビジネスを行うようになった。

(自分の向き不向きや、自分を活かせる場所の見つけ方は?)いろんなことの積み重ね。専門性を持った人をサポートしたり、起業家たちの空気に触れる中で、自分はこのように貢献できる、笑顔を届けられるといったことに気づいた

(4社のベンチャーで働いたとのことだか、次々と声がかかる体質?)風水の先生にそういう星の元で、自分で運命決められないと言われたこともある。自分から声をかけることもあるが、声をかけてもらうと心地いい。そのためにも、人とのつながりは大事にし、声をかけて頂いた時にお役に立ちたいと思う。

将来の夢は、エステをやること。そのために独立し、通販もコンサルもやっている。普通のエステではなく、西宮から心を潤したい。エステの夢に向かって、常に自分の門戸を開きつつ、自分らしく、出会いを大切に、火花を大きくできればと思っている。

第16回ゲスト 笠原曉さん

元々農家の所得を倍増させる、日本全国で泥を売っている、社会的意義のある事業を営む、笠原曉さんをご紹介…と思うも、画面にこない!お別れのご挨拶中にちょこっとお越しいただいて、すぐに消える、という今までにない出来事でシメ!

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MC後記

過去からの流れを大切にしつつ、自分の特性を生かしつつ、夢に向かって進んでいる、そんな真摯な小林さんのお話、とても興味深かったです。

常に自分をオープンにしておくこと、普段から知見を共有したり、他の人が苦手で自分にできるものの見方や行動を実践しておくこと、こうした積み重ねがあれば、いつでも、どこでも、いろんな声がかかるようになるのかな、と思いました。塩尻でも、西宮でも。

小林さん、ありがとうございました!来週の笠原さん、よろしくお願いします!ぜひ、画面に登場を!本編終了後の楽屋トークの熱さから、来週も盛り上がり間違いなし!ということで、来週もみんな見てくれるかな??


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