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ものづくりのイノベーション「枯れた技術の水平思考」とは何か?

読んだ本

感想

枝葉ではなく根を見つけなさい、ということなんだと感じました。

最近のゲームについていくつか思うところがあるのですが、その一つにがすごいなと。
ゲームの操作性や楽しさではなく、美男美女やイカしたドラゴンに惹かれてゲームが流行している、そんな気がしておりました。

ただ本当に面白いゲームはなんて、とどのつまりはどうでも良い。

例えば、私が好きな街づくりゲームCities Skylines

このゲームは街を作り、その街に住む人達が織りなすドラマを目撃することを楽しむ、というそんなゲームです。

街が成長して都市になり、人口が増えるとどうなるか。コンピューターの性能がどうしても足らなくなるんです。
私の場合は段々とカクつきがひどくなって、昼と夜が切り替わるときにピタリと画面が止まってしまう。

どうするか。
設定画面から解像度を変更するのです。一番荒くします。負荷を下げるために。昼夜の移動もなしです。

一欠片も楽しさが減ることはありません。
きれいな街並みを観察することが、このゲームの本質ではないからです。

おそらく、同じシステムでボードゲームができるとしたら、このボードゲームも楽しめるのではないかと、そう思います。

根が面白ければ、枝葉が変っても大丈夫だと。


横井軍平のことばを知りたい方にも

元々任天堂でものづくりをしていた横井軍平がいろいろな雑誌で話した内容なども詰まっています。

本を手に入れることは難しいかもしれませんが、地元の図書館においてあるかもしれないのでチェックしてみるとよいです。

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