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三度、アイスかホットか言わない人

「アイスかホットか言わない人、多すぎます」

昨日、同業者と話していて、僕が昔書いたnoteについて共感をしてくれていて。

うちの規模でうんざりしているので、お客さんの多い所だと殺意すら湧く事でしょう。

「アホばっかりや」

笑顔の裏でこんな事を思っているのです。

ねえ、同業者の皆さん。

店員からすると、なぜ言わないのかが分からなくて。

でも、多分お客さんも、なぜ言わないのかが分かってなくて。

これはもう迷宮入り必死なのです。

「考えれば分かるやろ」と、思う店員と。

「考える?何を?」という、お客さんと。

バチバチですね。

「はい、そこ試合決定で」そんな声も聞こえてきます。

一つ思うのは、聞かれるまで待つという姿勢の人が、少なからずいて。

僕はそういう人を少し、いや、まあまあ無いなと思ってしまうのです。

何度もカフェには行った事があると思うけど、まだ学ばないの?

毎回毎回アイスかホットか聞かれるのに、未だに聞かれるまで答えないのは何でなん?

宗教上の理由か、祖父の遺言か、それぐらいしか理由が思い浮かばないんだけど、どっちなの?

ねえってば!

若干ヒステリックが入るほど、聞かれるまで答えない人を理解するのは難しいのです。

普通の感覚だと、聞かれるのも面倒に感じるじゃないですか。

「毎回アイスかホットか聞かれるな。そうか、自分から言えばいいのか」

よっぽどの人じゃなければ、こんな思考になると思うんです。

でも、ならないのか。

いつも聞かれるやつは。

困ったもんだ。

過去の経験から学ぼうぜ。

本当は自分起点ではなく、相手起点で物事を考えられるようになったらいいんですけどね。

自分が面倒に感じなくても、相手が面倒に感じるかもしれない。

そこまで考えられるようになったら、立派だと思います。

店員とお客さんという立場の違いはありますが、人と人なので。

こちらも仕事とは言え、面倒なものは面倒なのです。

エプロン以上に黒いものが、腹の中で蠢いているのです。

あの笑顔の裏にはまた別の顔がね。

そんな事を同業者が言ってました。

僕じゃないですよ。

僕はお客さんの為なら、アイスかホットかなんて喜んで聞くので。

腹も黒くないし、表裏なんて全くない。

笑顔もあまりないけれど。


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