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『ざっくり家計簿』アプリ、めっちゃ良いな(自画自賛)。

月イチで iOS / Android アプリをリリースする計画の中で、五作目の『ざっくり家計簿』アプリを十月末にリリースしたのだが、めっちゃ良い…。

もっと早い順番で開発すれば良かったと思う程、自分に必要不可欠な刺さるアプリだった。気になった人は、ちょっとでいいので試してみてほしい。


家計簿に変化がない苦しみからの卒業

基本的に、ライフスタイルが殆ど変化しないので、家計簿を毎日つけていても、月単位・年単位で数値が殆ど変化しない。だから全く面白味がないし、無駄に時間を消費している…という感覚が芽生えてしまって、若干の「ストレス」だった。

稀に訪れるライフスタイルの変化で、ちょっと修正できる程度の運用・管理が家計簿としての最適解なのではないか、と自問。それならば、一度、現在の家計の全容を登録してしまって、それらの数千円・数万円の上下幅は誤差で許容してしまって、『ざっくり家計簿』アプリを作って運用・管理した方が「幸せ」なのではないか、と考えた。

ざっくりと大雑把でも意外と把握できる家計

例えば、食費。もう何年も『食費簿』アプリを欠かさず記録しているが、とにかく毎月・毎年、食費に変化が殆どない。プラスマイナスで二千円くらいの上下動しか出ない。これは実は、月単位で殆ど同じモノしか食べていないからだ。

…多くの人が同じではないかと思っている。単身者なら昼は会社でコンビニ弁当、夜は自炊、もしくは出前。家庭でも献立は習慣化していて繰り返し。自分に払える金額(金銭感覚)は決まっているから、毎月、食事が劇的に変化する人は、なかなか居ないと思う。

さて『ざっくり家計簿』アプリに、大雑把に「食事」を登録すると、以下のようになる。『ざっくり家計簿』アプリの最大の特徴になるが、全てを「毎日」「毎月」などの「固定費」と見做して登録する。

支出|収入

個人的には、自炊するなら食費を”二万円”に抑えたいので「予算」として二万円を設定して収支を大雑把に確認したのだが、上図の通り、月額で七千円程がはみ出してしまっていた。

とにかく、端数を切り捨てて、大雑把に毎日、毎週、毎月、何を食べているか、何を買っているか、を思い出しながら登録してみた。その結果は『食費簿』アプリで一円単位で記録している食費の合計金額と、殆ど変わりのない結果だった。

ライフスタイルが劇的に変化しないのならば、たまに発生した変化を修正・微調整するだけの『ざっくり家計簿』アプリで、家計管理は十分だということが分かった。

理想をシミュレーションして問題点を認識

ざっくり家計簿』アプリで家計の運用・管理を始めて、改めて全体を俯瞰して見ていたら、毎週の食事の中に「マクドナルド」があった。

これがどうしても我慢できなくて、週一で必ず食べてしまうから「毎週」に「マクドナルド」を「千五百円」で登録しているのだが、これを禁止するシミュレーションをしてみた。各項目は操作で「無効化」できるので、無効化した場合の合計金額も確認できる(これも良い機能…自画自賛)。

シミュレーションした結果、約六千五百円もの節約になる。マクドナルドを禁止することで、自分の目標としている予算の二万円ラインに到達できそうだと分かった。

項目を無効化して収支のシミュレーション

このように、ざっくりと大雑把に記録する『ざっくり家計簿』アプリであっても、全体を俯瞰して見ることで無駄が見つかり、節約や改善のポイントを把握することは、十分に可能だ。

面倒を経由してグラフと割合で家計を分析

ここまで食費の例を出したが、勿論、普通に家計簿として使うのが本来の姿。面倒だが、カテゴリーを指定して収支を登録すれば、その割合も見える化される。面倒だが。

ダークモード

まだ全ての支出を登録できていないが(サブスク課金とか)、メインの支出を登録した時点ではエンゲル係数が 19.8% だったので、自分的には悪くない家計。というようなことも、ちゃんと『ざっくり家計簿』アプリでも分析できる。

また、収支合計の表示は、期間で瞬時に切り替えられる。その日、一日を過ごすだけで、いくらの生活費が掛かっているか、年間の支出がいくら必要なのか、も気軽に把握すると、目眩もするが、面白い。

子供にお小遣い帳として使わせても、全体像が把握できるので、金銭感覚が身につくかもしれない。

1 日の支出|1 年の支出

予想外にマッチしたサブスク感覚

個人的に『ざっくり家計簿』アプリがしっくり来たのが、毎日つけるのではなく、繰り返しのサブスク感覚で収支を登録するという特徴。

今、Google しかり、Amazon しかり、Uber Eats しかり、殆どのサービスをサブスクで利用していて、その繰り返しで定額で精算される収支が、本当に家計的にも感覚的にも分かりやすい。なんだったら、もう、近所のスーパーもサブスクで二万円で買い物し放題、とか実施してほしいと思うくらいだ。

全てを繰り返しの固定費として定額登録するサブスク感覚な『ざっくり家計簿』アプリ、如何だろうか。自分的にはヒット作。ちなみに、リリースから一週間でアクティブユーザが六十人という稀にみるハイペース。広告・宣伝していないし新規アプリは特に見つけられるのも難しいのに。なんにせよ、有り難い。多謝!

『ざっくり家計簿』

毎日つけない大雑把な収支管理を始めよう!


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