【vol 7】偏差値30台から早慶上智合格へ👀! 甲子園を本気で目指す高校球児だった息子の子育て【認知能力・非認知能力】から見た「育ち」の検証
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第二章 が書けましたので
一項ずつアップさせていただきます。
今回は第二項です。
編集者の方には
投稿することを許可していただいています。
校正などで内容が変わることも
あるかもしれませんが
今後も書けたところから
こちらに上げていく予定です。
ここからが原稿となります。 ⇓
■第二章 心理学・認知能力・非認知能力の整理と確認
◆認知能力について
「認知能力」と聞いて、何を思い浮かべるでしょうか?一言で言うと、ずばり「テストで測れる力」ということです。「知能」や「学力」とも言い替えることができると思います。
加えると、認知能力とは、知識や技能、思考力などの知的な能力のことを指し、知能検査や学力テストなどで測定できる、数値化できる力のことを指します。認知能力の具体例としては、記憶力、思考力、計算力、言語力、 IQ(知能指数)などが挙げられるかと思います。具体的には、脳が記憶し、論理的に考え、注意を払い、問題を解決し、考え、読み、学習する力となります。
若かりし頃、わたしが学校現場に入ってまず最初に感じたことは、子どもたちの学力差です。今思えば、恐らくそのほとんどが「認知能力の違い」です。同じ授業を受けているのに、同じ問題を解いているのに、どうして簡単に習得できる子とつまずく子がいるのだろうというのが、教師として初めて教壇に立った時の疑問でした。知識を習得し、数えきれないほど多くのお子さんの指導支援に携わってきた今は、この現象についてわたしなりに説明することができます。
単刀直入に言えってしまえば、それは「知能」の違いです。知能は「もって生まれたもの」ではあるので、大きく伸ばすことは難しいかもしれません。しかし、「認知機能」に関しては、これまでの学びと実践から、強化することで鍛えることは可能だとの手ごたえを得ることはできました。とはいえ、もともと苦手な部分は、トレーニングで強化することはできるものの、得意な部分のように、ただ与えられた生活をしているだけで自然に伸びていくというようなわけにはいきません。
この、認知機能のトレーニングをしようと考えた場合、実は最適な時期があります。それは、幼児期から学童期にかけてです。もう少し絞ると、自分の感触からは、幼稚園・保育園の年中または年長から、小学校1・2年生くらいにかけてだと感じます。これまでの体験や実践からも、学童期でいうと小学校1・2年生の時期が認知機能を鍛えるのに最適な時期であるとの手応えを得ています。
教員時代、短い期間ではありますが、通級指導教室で「ことばの教室」の担当をしていたことがあります。構音障害、たとえば「さかな」を「たかな」と発音する、「せんせい」を「てんてい」と発音してしまうお子さんの発音を改善するのに大事な時期も、この幼稚園・保育園の年長から、小学校2年生くらいまでと言われています。この時期は、お子さんの脳も体も伸び盛り。よい変化が起こりやすい時期に、お子さんの身体に刺激を与えてアプローチしていくことで、より多くの収穫が得られることも実感してきました。
認知機能の強化トレーニングに関しても、脳の可塑性の高い、より良い変化が一番顕著に現れるこの時期に、その子に合ったプログラムを組んで実行することが重要です。しかし、あえてトレーニングを積まなくても、子どもがその可能性を伸ばすことができる日々の過ごし方があります。実は、息子は、祖母である主人の母のかかわりによって、全く意図せずにそのような幼少期を過ごしました。また、子どもたち3人が通った保育園が子育ての理想を叶えるような素晴らしい場所だったために、ここに通ってきていた子どもたちのほとんど、いや、全てと言っていいかもしれません、がこの時期にすると望ましい、素晴らしい体験や過ごし方をしていたのです。
わたしがそれに気付いたのは、認知機能強化トレーナの研修を受け、公認心理師資格取得を目指して人間の心理や発達を学び、その知識を落とし込んだ後のことです。息子がどうして運動能力とそれなりの学力を身に付けることができたのか。実は息子の幼少期、ここに、秘密があったのです。
義母の子育ての詳細や、保育園で息子がどのように過ごしたのかについては、この後詳しく述べていけたらと思います。ここでは、この時期が子ども脳の発達にいかに重要だったかということを押さえ、読者の皆様にご理解いただいておければと思います。
ここまでが原稿となります。 ⇑
なお、息子の名前の公開について
息子本人から許可はもらっているのですが
本の出版時に出したいと思い
このシリーズではあえて伏せさせていただきます。
ここまでお読みいただき
本当にありがとうございました✨
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まだまだ始まったばかりの
個別サポートで手探りではありますが
毎回、自分の問題とも重ね合わせて
自分ごとと感じてお話しを
聴かせていただいています。
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本当にありがとうございました💗
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