天使の髪の毛だという南瓜

珍食材を見たら、やたら料理してみたくなる

そんな私が今回目を光らせたのは

岡山県産

『そうめんかぼちゃ』

 

見た目は黄色く、楕円形
瓜らしさ満載

 

いざ、調理

端を切り落とし（固いので気を付けて…）

種を除き、たっぷりのお湯で茹でていく、
10～20分、茹で上がったら冷水で粗熱を取る

 
さーーーて
ほぐします(   ᷇ᵕ ᷆  )

ホロホロホロと、身が麺に変わっていく


皮ギリギリまでほどけ、1つのそうめんかぼちゃから

想像の2倍の量、そうめんが現れました。

 

これは、
ただサラダにするだけじゃ

…ねえ。



今回は、1つのそうめんかぼちゃから3種類の料理に挑戦したのです

 

①「そうめんかぼちゃサラダ」

まずはシンプルに
しらすとキュウリ、オクラをのせて

なんだろう、そのものの味の癖はなく、大根のつまのような…

サラッとしたつゆにも絡まりやすくとにかく食感が良い

 

 

②「チーズパスタ」

 

これは思い立ちで

ソースに麵は絡む、とても絡むのだけど

……シャキシャキ持続( ˘ᵕ˘ )

 

ほれ、パスタっぽいやん見た目は
 

しかし、
やはりそうめんのように、シャキッとさっぱり食べる方が合っているという率直な感想

 

③「天使の髪の毛パイ」

 

実はそうめんかぼちゃを手にした時から、
これが、やりたかった！

「天使の髪の毛」って何のこと？…と、思うよなあ

 

実はスペインでは、そうめんかぼちゃで作ったジャムを

「天使の髪の毛」(”cabello de ángel”：カベジョデアンヘル)と呼び、

そうめんかぼちゃを用いたお菓子はポピュラーなのだそう

 

実際に砂糖や白ワイン、レモン汁と煮詰め、ジャムにすると

艶が出て、キラキラ金色

天使の髪の毛という呼び名に納得

 

生地でジャムを包んで、クルミをのせて焼いたパイ

 

これは、、新しい！

食感、味、どれをとっても頭に浮かぶ
“かぼちゃパイ”
にはかけ離れていて

繊維状でホロホロしながらもシャキシャキ感が強い

繊維1本1本がしっかり甘く、
クルミの香ばしさとの相性も抜群

 

焼きたても、冷やしてもおいしい、ホクホク感が売りじゃない新たな“かぼちゃパイ”

わたしは気にいったーー！！！

 

 

ほぐす楽しさが醍醐味の『そうめんかぼちゃ』
また出会ったら、新しい料理に挑戦しよう〜！