「走る」と「お出かけ」を楽しむ新しい習慣
街ブラとランニングを組み合わせた趣味を始めることにした。
年も明けたことだし、ランニングでも始めてみるかというパターンではなく。昨年から、考慮の末に恐る恐る始めたのだ。
で、始めてみたら、意外な発見や楽しさもあってやってみたら良かったのでご紹介したい。
なぜはじめたか
実は以前からランニング自体は続けていて、月に20〜30キロほど主に運動不足解消が目的で、どちらかというと惰性で続けていた程度。
ところが、40代を迎えた頃から、急に食欲が増して食事量も増加。その結果、体重が増える一方で、いくら走っても痩せる気配はなく、気分の浮き沈みも以前より激しくなった気が…。更年期?
さらに、周囲ではレースに出たりランニングを趣味として楽しむ人が増え始め、興味はありつつも、自分は「走ること自体はあまり好きではない」と感じていたので、どうにも気乗りせず。
そんな中で、ふと思い出したのが「何かのついでに走る」という、自分が比較的好きだったスタイル。たとえば、買い物や用事のために走って行くと、用事を済ませながらランニングもできて、効率的でお得感がある。この「ついでラン」の気軽さが、自分にフィットした。
そこで、ランニングを目的にするのではなく、あくまで移動手段の一つとして楽しむスタイルに切り替えて、目的地まで走り、用事を済ませたら電車で帰る。このシンプルなアイデアで、ランニングがぐっと身近に感じられるようになった。
なにからはじめたか
トレラン用のザックを購入した。電車で帰るので着替えをいれたり、出先での活動を想定すると荷物の携帯が必要で、容量10Lくらいは欲しかった。
いきなり高価な商品を買いたくなかったので、安価だけど、amazonでベストセラーになっていた商品を購入した。
初めてザックを背負って走ったとき、荷物の揺れを感じない快適さに感動。このトレランザックを購入したことで、勢いがついた感もあり、これは行動変容にもつながる良い買い物だった。
ランニングがてら買い物や図書館に行ける!ちょっとした用事は、すっと走って済ませられるのである。
走らなきゃ起点ではないランニングは、心理的負担が少なく、またついでに用事を済ませられるのは、効率的で得した感じもあって良い気分だった。
日常の営みに別の意味付けをすることで、全く別の体験になるのは新鮮だった。
やってみてどうだったか
そこで前から行ってみたかった池袋のスープカレー屋に走っていってみることにした。
↓の記事でその様子を紹介しているので、もしよかったらのぞいてみてください。
カジュアルな感じで表現にするとアガった。
アガったというのは文字通りで気持ちが晴れ渡る感覚があって、この点が非常に良かった。目的地まで走って、シャワーでスッキリしたあとの街歩きは気持ち良いのである。いわゆるランナーズハイと呼ばれるものだと思う。
40代も半ばになると、基本的に疲れているし眠いので、良い気分になる機会が少ない(私調べ)
アルコールや喫煙に依存しない形で幸福感を高め、良い気分を作り出すことは、今後の人生の幸福度を高める上で大切なことなんじゃないかと、続けることに対して腑に落ちた感覚があった。
また、せっかくなので記録に残すことにして、体験をシェアしようとおもった。
競技や、健康維持を目的としたランニング記事はたくさんあるが、気持ちを上げることを目的とした記事が見当たらなかったので、違った切り口に共感してくれる人や、ランニングを始めてみたいと思う人がいるかも知れないと思ったからだ。
そこで、しばらく筆が止まっていたnoteでマガジンを立ち上げてみた。タイトルはChat-GPTとも相談して「RUNNER’S HIGH」とした。
もし気に入った方がいたら、ぜひフォローしていただきたい。
この私にとっての新しい試みは、いまのところ良い変化をもたらせているように感じる。
挫折してしまうかもしれないが、ゆるゆる続けたい。