音楽家の観覧記録『ムファサ』編（ネタバレ注意）
ムファサ
こういうスピンオフって観ていて楽しいですよね。
以下ネタバレですので注意してください。
間違えて読まないようにスペースを入れます。
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ネタバレ
この崖ってこの時にできたんだ！ この傷ってその時にできたんだ！ それでこの不仲になってるんだ！ このメスの取り合いってここからもう始まってたんだ！ と上手ーく作り込まれています。
観に行った理由
観覧理由はIMAXレーザーです。ドルビーアトモスとの違いというか、包まれ感を確認しに行ったのです。毎日のように通っているトーホーシネマ日比谷ですが、TCXという巨大スクリーンや、ドルビーアトモスや、IMAXレーザーや、普通のスクリーンなどあらゆるスクリーンがあります。
ＩＭＡＸは12.2チャンネルなんです。前後左右上部のスピーカーとウーハーがあるんです。サラウンドのスゴいバージョンと考えてください。
音楽家がこのような劇場に行くべき理由は
低音なのです。
空間音響
少し難しい話をすると低音というのは空間の大きさによって「ここから低域」というのが決まるんです。それを決めるのには計算が必要です。シュレーダー周波数ってのを求めないといけないのです。
簡単に考えると空間が大きいほど低域と中域の境目は低くなると考えてください。
計算式は頭に入っていますが、重要なのは「体感」です。
ムファサ
ムファサの音響は凄かったです。アフリカのサバンナに実際にいるような気分になりました。（行ったことないですけどね）
音楽が不自然
一点やはり音楽がサラウンドだとどうも不自然に聞こえてしまいます。これは私が個人的に長年ステレオミックスに慣れている音楽家だからです。
不自然が感動的
ただし音楽というか効果音としての音は「こんな静かに弾いてるコントラバスの音がこんなにデカく聞こえることはない」という不自然さがゾクゾク来ます。
映像・・・
映像は専門外です。良く分かりませんでした。4ｋでキレイってのは分かるんですけど、24fpsだと残像感があるからよく分かんない･･･でも、どアップになったらライオンの毛の一本一本が美しいって感じです。
前もって黒のコントラストがどうのこうのってのを調べて行ったのですがそれでも、やっぱり私は素人です、分かりませんでした。
ジェームズ・アール・ジョーンズ
9月にお亡くなりになってたんですね。ムファサの声、ダースベーダーの声、そして思い出深いのは「星の王子さまニューヨークに行く」の王様です。私が高校生のころからおじいちゃん役でした・・・あれから30年以上、93歳での旅立ち・・・この映画は最初に「ジェームズ・アール・ジョーンズに捧ぐ」と出てきました。たくさんの思い出をありがとうございます。ご冥福をお祈り致します。
おしまい♫
津本幸司
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