田んぼに戻した畑、草刈り、草マルチ、砂漠のような土
数日前に草刈りをしました。
棚田3面が田んぼ、上記写真の1面は昨年まで3年間、我が子が放置田を畑にして麦や豆類を育てていた所で、他の畑もあるのでやり切れず、私が昨年末から代わってやることになった場所です。
子どもは、畝を作らずに、草もかなり生えた状態で、昨年末はススキやオオブタクサが入り込んでしまいました。ヨモギもものすごいです。
私は昨秋以降から畝上げをし始めました。
一日一溝をやるのがやっとのペースで、4畝上げたところで、「今年全部やるのは無理だわ」と言うと、子ども達が、「残りは田んぼにすればいい。米がうまくいかないとうちじゃ足りないから。」というので、もう一畝畔を作って、写真のようにしたのです。田起こし、畔切り、畔塗りは子どもがやってくれました。
枝豆、ショウガ、里芋、初めて使う黒ポリマルチはナス・ピーマン、手前はキュウリ、が育ったらいいなと思っています。畑とはいえ、溝の下の方は粘土のままなので、その土が上に乗った状態なので、ひどく固い粘土でガラガラのままです。冬中藁を乗せておりましたが、雨も少なかったので、分解しておりませんでした。そのガラガラの土に、種や種イモ、苗等を入れ込んだのです。
ガラガラ粘土は水を保てませんので、高畝の上部は乾燥しきっています。
田に水が入ったので、田から水を畑の方に流し込んだりしていますが、少し経つと上部はカラカラです。根が伸びるまでは心配です。
という段なのですが、先日草取りや草刈りをして、ショウガ以外のところは藁を降ろして草マルチを載せました。
小動物にやられるかも知れませんが、藁は分解が遅いので、どうしても草にしたかったのです。ショウガはどうしようかまだ迷っています。
黒ポリマルチも初めて使うので、どうなるか心配ですが、とりあえず、(写真はまだですが)ナスとピーマンと空心菜の苗を入れ込みました。
あまりにマルチの下が熱いので、ハラハラしております。
4段の田の草刈りが終わりました。
スッキリしたように感じますが、今年は草の生え方が変で、草が少なく、刈ってしまった後砂漠のようになってしまっている所もあり、明日大雨予報が出ているので、土が流れてしまうことを心配しています。草を刈りながらも、「私は本当にこんなおかしな草や土の状態の時にこれをやっていいのか」と悩みながら手をかけておりました。
他人の目と、自分の感覚と、自分の意志の弱さと・・・。