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何も教えてないのに説教する そりゃないぜ

僕の会社の上司(支店長)は強者です。
ライオンキングが子供を崖から落とすよりもシビアです。

最近、僕たち営業は外回りを行いにくくなっています。
そこで僕の会社の営業は二つのタイプに分かれました。

まず一つが、電話やDMやオンラインでの営業を使うタイプ。
これはまさに、現代の手法として定番化していますね。
むしろ、今までやっていたことがなんて不利益なんだろうって思えるほどです。
それに、相手もそれに慣れてきているので、特に違和感はありません。
とても有意義に営業が行えています。

そしてもう一つが、対面での営業を貫くタイプ。
これは考えることをやめてしまったとしか言いようがありません。
今だったらどうすればいいのか?
そう考えていなければ取り残されて干されるだけです。

なので僕は、なぜ考えないんだろう?新しいことをやってみないんだろう?
できないならできないなりに方法を考えないんだろう?
こう、強く思っていて、正直避難していました。

しかし、僕の会社で2極化したのには、本質的な問題があると気づいたんです。

狼に育てられた少年を知っていますか?
その通り、狼に育てられた少年です。
見つかった時には、4足で歩き、生肉を食べ、唸り声をあげる。
なぜ言葉が話せないか?
なぜ2足で歩けないか?
それは教わっていないし、それを実際にみたことがないからです。

これを僕の会社に当てはめて考えると、
新しいやり方を教わっておらず、みたこともありません。
僕の事業所では新しいやり方を試行錯誤して行っています。
これは、皆どうすればいいのだろう?と考えるからです。
他の事業所はどうか?
事実、新しいことや試行錯誤はありません。
それに対して、僕の支店長はこう言います。
「自分で考えなければ意味がない」
まあそれはそうでしょう。
でも、会社って利益を上げなければなりません。
40代50代の社員が所属長としてやっているのに、その人たちが何もせずに、
成績が上がっていない。
であれば、利益をあげるために情報共有したり、支持したりすべきと思います。

学校ならいいですよ。
自分で考えて行動するような人間になってほしい。
そうやって成長を促すのはいいですよ。
でも会社では違うと思います。だって、利益を上げないと成り立ちませんから。
それでいて、何も教えずに、指示もせずに、自分で考えなければならない。
そう言っておいて、できなかった時に責める。
なんて無責任なんでしょう。
ずっと三振している野球選手に、次も三振するとわかっているのに何も言わず、
三振した後に、責めるようなもんです。
コーチ
「なんで三振したか考えろ」

選手
「いや、コーチ、教えてください」

コーチ
「それは違う!自分で考えろ!」

監督
「コーチくん、君はチームのことを考えているのかね?
考えているのなら、選手に指導するのが君の仕事だろう。そうしてくれないというとこはチームのことを考えていないということだね?だったらクビだ!」

こう言われても仕方ないですよね。


わかっているのに、指導しない。導かない。
それでいて、ダメになったら、指摘する。
教えを乞いても、教えない。
だから、次もダメになる。
このループ。


これは罪ではないかと思います。

支店長は、こう言っています。
「できないやつはできないんだよ。」
「自分で考えれないとダメなんだよ。」
「あいつはダメなんだよ。」
「もうちょっと考えてくれるといいんだけどな。」
「俺が言うと、やらされた感があってダメなんだよ。」

あれ?、去年も言ってなかった?
一昨年も聞いたような・・・
ていうか、ずっと言ってるんじゃね?
ループですな。

何も進んでいません。

もう、言ってあげたほうがよくね?
ある意味無責任じゃね?

僕の娘だって、わからなかったら教えますよ?
自分で考えた方がいいと思うけ、流石にわからないことは、教えないと
ずっとわからないままで、結局わかりませんよ?
教えるのは親の責任だし、使命だと思うから、自分で考えさせて、自立を促すのと同様に、大事なことだと思うんです。


そう考えると、支店長。管理責任、所属長を任命した任命責任を問われませんか?


無責任っすよ。


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