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#520 臨床と向き合う毎日が自分を成長させる

こちらのnoteは思いついたキーワードから話を展開する「note放談」を行っています。

今日も思いつくままに書いていきたいと思います。

本日のテーマは「臨床と向き合う毎日が自分を成長させる」です。

本日行われていたXスペースを聞いて思ったことです。

作業療法士はいろんな働き方を求められるようになってきています。

そんな中で多くの作業療法士が働き場として選択しているのが「病院」です。

僕も例に漏れずに病院で働いています。

病院という環境は対象者の方とじっくりと向き合うことができる環境なんです。


自己紹介とお知らせ


某リハビリテーション病院で作業療法士の中堅管理職として働いています。このnoteでは、医療の中で様々な人の生き方と出会う作業療法士が、さまざまな生き方の悩みや社会での課題を、自分視点で解釈して記録しています。

読んだ方の何かお役に立てれば幸いです。

以下お知らせ。

◾️第28回福岡県作業療法学会
2025年2月23日(日)に行われる福岡県作業療法学会の学会長を行うことなりました。ホームページが公開されてますのでよかったら。
申し込み開始は2024年10月15日(火)〜です!みなさんぜひご参加ください!

◾️湘南OT交流会
本年度の研修も始まっています!年間で申し込みいただければ45%OFFと破格です。今までの分もアーカイブで確認できますので、ぜひご参加ください。
次回は10月19日 (土)19:00〜勉強会「作業療法実践 のための報告」です。


◾️湘南OT Interaction
「学びたいけどどうしたら・・・」と悩む作業療法士の方と一緒にコミュニティ作りを支援します。定期的に勉強会も行なっているのでよかったら!
立ち上がった勉強会「居酒屋 海の家」で、10月26日 21:00〜 zoom勉強会
を行いますので、ぜひご参加ください!


それでは続きをどうぞ。


個人と向き合うこと


どれだけ働き方が変わっていこうとも、作業療法士である以上は、その効果は対象者のためにあると思っています。

対象者の方がいてこそ作業療法士の存在はあるわけで、なんのための知識かを考えることはとても大事なことだと思います。

そんな対象者目線の考え方を教えてくれるのが、病院であり、そこで行われている臨床になると思います。

臨床の中では、いつも1人の対象者と向きうので、不確定な要素がたくさんあります。

それらの日々変わる毎日の出来事に対応していきながら、どのように臨床が実践できるかについて常に頭を捻りながら挑むことが必要です。

これらは全て対象者のための鋭意であって、それは作業療法士の今後の行動や発展にもつながっていくと思っています。

特に作業療法士は「クライエント中心」という考え方を持っています。

これは作業療法士は常に対象者の作業に寄り添い、それを真ん中に置きながら実践を行う職種であるということです。

対象者の作業に焦点を当てるからこそ、作業療法士であるわけであって、

そうやって、一人一人の対象者をじっくりみていくことが、個人のスキルをUPさせてくれるんだと思います。

臨床の中で培う「クライエント中心」の視点は作業療法士にとっての根源であり、病院という環境では、それを学ぶための場所が十分揃っているんだと思います。

クライエントと向き合う日々が、自分の成長にもつながっていると思います。


対象者について語る毎日


そうやって、対象者の方との解決しない不確定な要素というのは、自分1人では解決できないこともたくさんあります。

日々の臨床のことについてそれぞれが思うところを話し合うことは、自分の臨床を振り返る機会になります。

対象者の話をするとき、溢れ出るのは、そのクライエントをどのような視点で見るか?今起こっている事象をどう解釈するか?具体的な理論は何が使えるか?

など、問題、課題を解釈するための話し合いです。

これって臨床を見ているからこそできる話です。

対象者で悩む臨床家であーでもないこーでもないって話し合う日々は、臨床家だからこそ共有できる毎日なんです。

その毎日に救われることもあるし、思いっきり悩むことになることもあるし、そうやって頭抱える日々は僕のイメージする臨床家に近いですね。

この経験が僕たちの概念を作り出しますよね。

一体どこに向かうのか臨床家。

でも、臨床家でいたいという思いは変わらずにあり続けます。


今日は以上になります。

頑張るあなたを応援しています。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

読んでいただいた方のヒントになれば幸いです。

ではまた。

◾️質問箱
質問箱をGoogle formで作りました。仕事や生活などでの悩み(それ以外でも)があれがご記入ください。いただいた質問は、記事にして返信したいと思います。


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