#374 自分なりのリーダーシップ
さて、今日のテーマは「自分なりのリーダーシップ」です。
僕が個人的に思うリーダーシップについてまとめてみたいと思います。
興味のある方はよかったら。
以前書いたリーダーに関する記事はこちらから。
自己紹介とお知らせ
僕は、某リハビリテーション病院で作業療法士の中堅管理職として働いています。対象者の課題と向き合うことはもちろんですが、スタッフのストレスやチームの運営にも日々向き合っています。
このnoteでは、仕事の考え方や医療者としての働き方、コミュニケーションや人間関係、ストレスマネジメント、作業療法に関するさまざまなテーマを取り上げ、日々の感じたことを自らの解釈として記録しています。
読んだ方の何かお役に立てれば幸いです。
以下お知らせ。
◾️第28回福岡県作業療法学会
来年行われる福岡県作業療法学会の学会長を行うことなりました!これから1年間準備行っていきます。noteでも「学会長の奮闘記」を定期的に書いていこうと思います。マガジンでまとめてますので、よかったらスキを押して応援よろしくお願いします!
◾️湘南OT Interaction
作業療法士向けの研修会を行なっている湘南OT交流会の支援の元、「新しい学び場を作る」ことを目的として立ち上がりました。「学びたいけどどうしたら・・・」と悩むOTの方と一緒にコミュニティ作りを支援します。定期的に勉強会も行なっているのでよかったら。
それでは本題に入っていきましょう。
リーダーの仕事の課題
リーダーになると、管理業務というものが入ってきますね。
これは大なり小なり避けられない課題だと思います。
リーダーは、ある程度チームを率いるのが仕事ですので、そのチームの状況を常に観察しておくことが必要になります。
リーダーとそうじゃない人間の大きな違いはここになります。
一般職であった場合は、その仕事の最前線に立って、目の前の対象者や商品と向き合うことが仕事であったのに対して、
リーダーとなると、その仕事をどのようにコントロールするのか?という管理の仕事が入ってきます。
仕事量で言えば単純に倍になるため、それはもう働き方を考えないといけません。
ここでリーダーが一番直面する問題は、
一般職の頃の仕事をどこまでやるか?
という問題です。
リーダーの位置付けの人は非常に悩むところです。
プレイングマネージャー という言葉もあるくらい、これは大きな課題だと思います。
自分が求めるリーダーの形
個人的には、このプレイングマネージャーになるかどうかは、そのリーダーのタイプによって変わってくると思います。
僕の場合は、まさにプレイングマネージャーに位置します。
なので、現場仕事も行いながら管理業務も行う。
もちろん、現場ばかりを行なっていた頃と比べれば、そこまで量はないんですが、それでも少しは現場の仕事を請け負うようにしています。
これは僕自身の価値観が大きく影響するところです。
僕自身は今の仕事の本質は現場にあると思っていて、そこからズレると、仕事の感覚が鈍る感触があります。
そうなると、何のために管理の仕事を行なっているかが分からなくなってしまうからです。
自分の基本軸のようなものがあり、それが僕にとっては現場の仕事なわけです。
なので、僕のリーダーとしての働き方はプレイングマネージャーが合っていると思います。
これは、人によって少しずつ違いがると思うんです。
現場の仕事にリーダーが入りすぎると、新しい時代の流れや、現場のスタッフの雰囲気を壊す可能性もあります。
現場に入る以上はそこを動かしている人の能力が最大限生きるように、自分もうまく立ち回らないといけません。
たまに、現場の雰囲気を壊していくリーダーがいますが、それは現場に対する配慮が足りていないということです。
それよりも、管理業務に順次することに集中するタイプのリーダーがいても良いと思います。
管理の仕事の魅力は、一人ではどうしようもない問題をチームとして動かすことができるということです。
そのためには多くの時間が必要になりますし、そのための働き方も考えることが必要になると思います。
つまり、リーダーの形は人それぞれです。
自分にとってどのようなリーダーが良いのか?
そのことについて考えてみるのも良いかもしれませんね。
今日は以上になります。
頑張るあなたを応援しています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
読んでいただいた方のヒントになれば幸いです。
ではまた。
◾️質問箱
質問箱をGoogle formで作りました。仕事や生活などでの悩み(それ以外でも)があれがご記入ください。いただいた質問は、記事にして返信したいと思います。