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#617 チームに”第三者”が必要な理由

どうも。来月の学会に向けてタスク整理したい、てつです。

こちらのnoteは1日を振り返って気がついたことから話を展開する「note放談」を行っています。今日も考えてことを書いていきたいと思います。

本日のテーマは「チームに第三者が必要な理由」です。

組織をチームと捉えると多くの組織は基本的にトップダウンの構図で成り立っていると思います。

管理職がいて、その中に指示系統の序列があり、指示はトップダウンで降りてきて、要求はボトムアップで吸い上げられていく。

この構図は多くの人をまとめる構造として理想的ですが、それでは手が届かない部分があるんですね。


自己紹介とお知らせ


某リハビリテーション病院で作業療法士の中堅管理職として働いています。このnoteでは、医療の中で様々な人の生き方と出会う作業療法士が、さまざまな生き方の悩みや社会での課題を、自分視点で解釈して記録しています。

読んだ方の何かお役に立てれば幸いです。

以下お知らせ。

◾️第28回福岡県作業療法学会
2025年2月23日(日)に行われる福岡県作業療法学会の学会長を行うことなりました。オンデマンドは2月1日~開始!!事前参加登録は150名を突破!みなさんぜひご参加ください!


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本年度もやってきましたWEB学会!たくさんの講演と演題が集まる、湘南OTが仕掛けるオンライン学会です。一度参加すれば過去の講演と演題が見放題なので、かなりのボリュームになっています。1月31日までの申し込みで参加費半額らしい!ぜひご参加ください!


◾️湘南OT Interaction
「学びたいけどどうしたら・・・」と悩む作業療法士の方と一緒にコミュニティ作りを支援します。定期的に勉強会も行なっているのでよかったら!


それでは続きをどうぞ。


組織の構造は柔軟じゃない


組織の上下の連絡系統は、効率的なようで非効率です。

マスを相手にするならこれで良いかもしれません。

でも、今の組織にはいろんな人が働いていますよね。

少しだけ前の時代の「上司の言うこと」が正しいという世界ではなくなってきました。

今ある組織やそのチームの風土がいつ崩れるか、流れが変わるかも分からない。

時代は日々常に変わっていきますし、その社会の影響も組織は多く受けるんですね。

だから、今までの指示系統だけの組織運営ではどこかに歪みがでます。

そこに所属する個人に焦点をあてて見ると、その生き方はさまざまです。

働くにあたってたくさんの悩みをみんな持っています。

そこである悩みを誰に相談するか?

それには適材適所が存在すると思います。

上司に相談する時、同期に相談する時、他部署に相談する時。

そのシチュエーションは様々で、相手によって、誰に何を相談するかはその内容によっても大きく変わります。

全てを上司と呼ばれる人が聞き取り解決することも難しいんだと思います。

その選択の幅を広げておくことが必要なんだと思います。

だからこそ、”第三者” の存在が必要です。


第三者は誰が適任か?


この適任者を探すのも重要です。

特に相談役的なポジションとして準備しようとした時には、とても絶妙なバランスの存在の人が必要です。

第三者は裏を返せば、非常にリスクの高いポジションにもなるため、そこにいる人の人間性はもちろん、信頼や実績もありつつ、役職などではないけど、そことのパイプも持っているような人がりそうです。

つまり、スーパーサブです。

そんないろんな条件を持ちつつも、一番に求められるのは「行動力」だと思っています。

第三者は、一般的なルートでは難しい内容の相談が舞い込むことが多いと思います。

だからこそ、その相談を察知して自分から動けないといけないですし、その内容を周囲に上手い具合に伝えていく役割でもあります。

極力、周囲に角が立たないように動くことが必要になります。

とても難しいポジションでもあり、組織の本質的な問題に一番近い存在なのかもしれません。

そういうポジションに向いている人を見つけたら、大事にしましょう。


今日は以上になります。

頑張るあなたを応援しています。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

読んでいただいた方のヒントになれば幸いです。

ではまた。

◾️質問箱
質問箱をGoogle formで作りました。仕事や生活などでの悩み(それ以外でも)があれがご記入ください。いただいた質問は、記事にして返信したいと思います。


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