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#497 目的を理解すると行動に移しやすい

こちらのnoteは思いついたキーワードから話を展開する「note放談」を行っています。

今日も思いつくままに書いていきたいと思います。

本日のテーマは「目的を理解すると行動に移しやすい」です。

全く行動をしなかった人が、突然行動し出すことをたまに経験します。

それは期日が迫っていたりすることが原因だったりします。

でも、その行動を分解していくと、少しだけ面白いことが見てきます。



自己紹介とお知らせ


某リハビリテーション病院で作業療法士の中堅管理職として働いています。このnoteでは、医療の中で様々な人の生き方と出会う作業療法士が、さまざまな生き方の悩みや社会での課題を、自分視点で解釈して記録しています。

読んだ方の何かお役に立てれば幸いです。
以下お知らせ。

◾️第28回福岡県作業療法学会
来年行われる福岡県作業療法学会の学会長を行うことなりました。
ホームページが公開されましたのでよかったら。
学会は2025年2月23日(日)です。みなさんぜひご参加ください!

◾️湘南OT交流会
本年度の研修も始まっています!年間で申し込みいただければ45%OFFと破格です。今までの分もアーカイブで確認できますので、ぜひご参加ください。
次回は9月21日 20:00〜勉強会「作業療法実践 のための介入」です。


◾️湘南OT Interaction
「学びたいけどどうしたら・・・」と悩む作業療法士の方と一緒にコミュニティ作りを支援します。定期的に勉強会も行なっているのでよかったら!
立ち上がった勉強会「居酒屋 海の家」で、9月28日 21:00〜 Xスペースで雑談会
を行いますので、ぜひお聞きください!


それでは続きをどうぞ。


行動する理由とは


人が行動できない理由にはいくつかパターンがあります。

① 行動する理由が不明確
② 時間に余裕があると感じてる
③ 優先順位が低いと感じてる
④ 体力・精神的理由

概ねこれらの4つくらいのパターンだと思います。

それぞれに対して対策を打つことも大事ですが、特に「行動する理由が不明確」というところが全体を集約していると思います。

行動する理由がわかれば、

時間があっても余裕を持っていい状況下どうかを判断できます。
優先順位にとらわれず、目的に向かって進むことを選択しやすいです。
体力・精神力的な課題は目的を理解すれば、それに見合った行動を取れます。

行動する理由のことを「目的」と言いますが、

これが曖昧になると、それ以下の問題も紐付いてくると感じます。

ですので、何が目的かを抑えることは、それに付随する問題を防ぐためにも良い手段になると思います。


目的を伝えるとは指針を示すこと


目的と聞くと具体的で力強いもののように感じますが、

実はそんな厳格なものでもないと思っています。

人の行動を考えれば、各々の意図があって、それに基づいて行動しています。

それが、行動の理由ですし、人間の本質だと思うんです。

目的とはあくまで指針であって、人の行動を制御するものではありません。

私たちが今向かっている方向はどこで、
そのゴールまでにあなたの行動はあなたが考える

そうやって、結局その目的に対してどう行動するかはその人自身に任せていいんだと思います。

それを制御しようとするから歪みが生まれます。

目的はあくまで指針です。

その向く方向を共有し、各々のスキルが生きるように示すことが必要ですね。


今日は以上になります。

頑張るあなたを応援しています。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

読んでいただいた方のヒントになれば幸いです。

ではまた。

◾️質問箱
質問箱をGoogle formで作りました。仕事や生活などでの悩み(それ以外でも)があれがご記入ください。いただいた質問は、記事にして返信したいと思います。


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