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#327 アイディアはどう生まれるか
さて、今日のテーマは「アイディアはどう生まれるか」です。
先日、同僚に「アイディアマンだよねー」と不意に言われました。
僕自身はそんなこと思ってないんですが、その人から見たらアイディアマンに見えてるということですよね。
アイディアは仕事などで、組織やチームが新しい視点を持つためにも必要なことだと思います。
でもこれって意外と難しい。
アイディアってどうやったら生まれるのか考えてみます。
自己紹介とお知らせ
僕は、某リハビリテーション病院で作業療法士の中堅管理職として働いています。対象者の課題と向き合うことはもちろんですが、スタッフのストレスやチームの運営にも日々向き合っています。
このnoteでは、仕事の考え方や医療者としての働き方、コミュニケーションや人間関係、ストレスマネジメント、作業療法に関するさまざまなテーマを取り上げ、日々の感じたことを自らの解釈として記録しています。
読んだ方の何かお役に立てれば幸いです。
以下お知らせ。
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それでは本題に入っていきましょう。
アイディアとは何か
アイディアとは「新しい工夫や思いつき」のことです。
既存の考え方ではなく、違う視点から提案することで、それは「アイディア」とされるんだと思います。
これ自体は時に異論はないと思います。
そう考えてみると、アイディアとはそんなに難しい話ではないと思います。
毎日のルーチンで行っていることを疑問を持ち、それがより良くなるにはどのようにすれば良いかを考えていくことで成り立つんじゃないかと。
こういったことは常日頃いろんな人が考えていることです。
これを読まれている方も、「もっとこうしたらいいのに」と、組織やチームに対して思うことがあるんじゃないでしょうか。
それは、既存の考え方に一石を投じることになるため、すでに「アイディア」であると認識して良いと思います。
アイディアとは、何も特別なことではありません。
普段の疑問に対して、それとは違う解決策を提示できることで良いんだと思います。
アイディアを活かせるか
「アイディアは誰もが持っているものである」
アイディアマンなのかどうかを問うときには、ほとんどの人はアイディアマンということになります。
ただ、重要なのは、そのアイディアが「現状の課題を解決するアイディアか」ということになります。
まずは、そのアイディアの質の問題があります。
アイディア自体が誰しも思いつくものであった場合は、それはあなたの周囲の人が知らないだけで、広く見ればすでに既存の考え方である可能性があります。
アイディア自体に新しい視点があるかは考えておくことが必要ですね。
次に、そのアイディアが実現可能なのかという問題です。
どれだけ新規性のあって良いアイディアを思いついたとしても、それをすぐに活かせるような状況なのかは考えることが必要です。
もしかしたら、現状のスタッフや環境では実現自体が困難なアイディアである可能性もあります。
そうなると、そのアイディアだけでは、問題を解決することは難しくなります。
未来を見据えつつも、そこにつながるために今必要なことは何かを考えられるようになる必要がありますし、
そこまでできて、初めて現場で活かせるアイディアになります。
ここらへんを抑えておくことがつまりアイディアマンである証拠であると思います。
ただ思いつくだけなら誰でもできます。
あとは、それについて学びつつも、今の現場の状況とも照らし合わせながら、適切な形を示すことが必要になると思います。
今日は以上になります。
頑張るあなたを応援しています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
読んでいただいた方のヒントになれば幸いです。
ではまた。
◾️質問箱
質問箱をGoogle formで作りました。仕事や生活などでの悩み(それ以外でも)があれがご記入ください。いただいた質問は、記事にして返信したいと思います。