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#479 ”正解”と”間違い”は表裏一体

こちらのnoteは思いついたキーワードから話を展開する「note放談」を行っています。

今日も思いつくままに書いていきたいと思います。

本日のテーマは「正解と間違いは表裏一体」です。

最近少しだけ勉強していて思ったことです。

学びを進めていると、「何が正解か?」を求めていることに気が付きます。

人はどうしても正しくあろうとするため、

正解を見つけては、それを正しいと思いがちです。

でも、正解は一歩間違えれば間違いになることもあります。


自己紹介とお知らせ


某リハビリテーション病院で作業療法士の中堅管理職として働いています。このnoteでは、医療の中で様々な人の生き方と出会う作業療法士が、さまざまな生き方の悩みや社会での課題を、自分視点で解釈して記録しています。

読んだ方の何かお役に立てれば幸いです。

以下お知らせ。

◾️第28回福岡県作業療法学会
来年行われる福岡県作業療法学会の学会長を行うことなりました。
ホームページが公開されましたのでよかったら。
学会は2025年2月23日(日)です。みなさんぜひご参加ください!

◾️湘南OT交流会
本年度の研修も始まっています!年間で申し込みいただければ45%OFFと破格です。今までの分もアーカイブで確認できますので、ぜひご参加ください。
次回は8月24日 19:00〜勉強会「作業療法実践 OCP講演」です。


◾️湘南OT Interaction
「学びたいけどどうしたら・・・」と悩む作業療法士の方と一緒にコミュニティ作りを支援します。定期的に勉強会も行なっているのでよかったら!
立ち上がった勉強会「居酒屋 海の家」で、9月28日 21:00〜 Xスペースで雑談会
を行いますので、ぜひお聞きください!


それでは続きをどうぞ。


見方によって正解は変わる


正解というのは、明確に決まっているものもあればそうでないものもあります。

例えば、算数の問題であれば明確な正解がありますし、

漢字の書き順に関しても正解があります。

科学や知識の分野に関しては何が正解かが比較的担保されていることが多いでしょう。

こういった正解であるものがなければ、何も確認しようがありません。

一方で、正解がないものも存在しますよね。

人間関係、コミュニケーション、仕事、など、

人と人が絡み合っているようなことに、絶対的な正解を作ることは難しいです。

関係性が変われば、正解が覆ることもあって、

その人の視点や、時代の流れ、社会の変化などによって、正解というのは大きく変わってしまいます。

つまり、正解と間違いは常に表裏一体。

どういう視点で持って見ているかによって、その正解は姿を変えるんですね。


正解を求めるよりも


こういった正解が簡単に覆るような課題に出会ったときは、

「正解は何か?」を考えるよりも、

「背景や関係性はどうなっているか?」に着目した方が良いと思います。

正解はどういった視点から見たものか?
間違いはなぜ間違いとなるか?
あの人はどうしてそれを正解というのか?
間違いと思ったことは正解とどういう関係なのか?

など、

その課題を少し俯瞰的に見るような問いかけをすることで、新たな視点を見出すことができます。

「何かが正解であるべき」という考え方は、下手をすれば視野を狭めて可能性を排除している可能性があります。

どれだけ正しさを求めても、いつまでも正しくなれない。

それは、問題の全体像を理解できていないからだと思います。

正解よりも背景、関係性に着目できるようにトレーニングが必要ですね。


今日は以上になります。

頑張るあなたを応援しています。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

読んでいただいた方のヒントになれば幸いです。

ではまた。

◾️質問箱
質問箱をGoogle formで作りました。仕事や生活などでの悩み(それ以外でも)があれがご記入ください。いただいた質問は、記事にして返信したいと思います。


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