#416 ”自分はダメだ”と感じた時のリセット方法
さて、今日のテーマは「自分がダメだと感じた時のリセット方法」です。
完璧な人間は存在しません。
自分の理想を追いかけて、どれだけ努力しても、完璧な人間がいないということは、その理想に近づくことが限界かもしれません。
完璧さとは僕たちの理想の中に存在します。
僕たちは常にこの理想に向かって走っています。
でも、完璧でないからこそたくさん失敗して、その結果落ち込むこともたくさんあると思います。
「自分はダメだ」
という思いは、その人の思考や行動を鈍らせます。
だからこそ、こういった時にはその穴からできるだけ早く抜け出す方が、早く行動を再開することができます。
こういった時にどのような思考や行動が必要なんでしょか?
今日は、そのことについて考えてみたいと思います。
自己紹介とお知らせ
某リハビリテーション病院で作業療法士の中堅管理職として働いています。日々、対象者の生き方と向き合いながら、組織の課題やチーム運営にも取り組んでいます。
このnoteでは、医療の中で様々な人の生き方と出会う作業療法士が、医療者・中堅管理職の目線で、社会での働き方、人間関係の考え方、ストレスマネジメント、医療の問題などのテーマに触れながら、日々感じたことを自らの解釈として記録しています。
読んだ方の何かお役に立てれば幸いです。
以下お知らせ。
◾️第28回福岡県作業療法学会
来年行われる福岡県作業療法学会の学会長を行うことなりました!ホームページが公開されましたのでよかったら!
演題募集は6月1日〜7月31日まで!
◾️湘南OT Interaction
「学びたいけどどうしたら・・・」と悩む作業療法士の方と一緒にコミュニティ作りを支援します。定期的に勉強会も行なっているのでよかったら。!
6月16日(日)の夜にzoom勉強会を行います。
テーマは「コミュニケーションの役割」です。
ぜひご参加ください!
それでは本題に入っていきましょう。
「自分はダメだ」と思う時
先ほども書いたように、僕たちは理想を追い求めるからこそ、うまくいかないときに落ち込みます。
そして思考と行動がネガティブに働くようになる。
ネガティブな時間帯は、その行動を止めることになります。
だからこそ、早くそこから脱却することが必要になります。
ただ、もがけばもがくほど実はその穴にはまっているように感じます。
元々、自分の理想を追いかけて走っていたいのに、気がつけばネガティブから抜け出すことに必死になり、どの方向に進んでいたかがわからなくなっているんです。
進む方向がわからなければ、進んでいるのか?後退しているのか?も判断が難しくなります。
自分の方向がわからなければ、それは人間にとっても不安要素となりうるんです。
「ダメだ」と感じている時は、特にネガティブです。
おそらく方向性が定まらないまま、今の場所でグルグルともがいていると思います。
そんな状況にある中で、どうやってこの泥沼から抜け出すか?
次にいくつか例を上げてみたので参考にしてみてください。
ダメな思いからの脱却
このダメな状況から脱却するために以下にいくつか案を書いてみました。
自分を見つめなおす
ダメだと感じている時というのは、周囲のことよりも自分のことに焦点が当たります。それが辛かったりするんですが、普段から自分を見つめ直す機会を設けていれば、こういったピンチの時にも冷静になることができるかもしれません。自分自身に問いかけるように話してみると良いかも。
アウトプットする
アウトプットすることは自分のことを理解するために必要と思います。自分に向けられた「ダメだ」という言葉も、頭の中で想像するだけで姿を変えます。僕の場合、まさにこのnoteはその機会になっています。
問題を棲み分ける
いくつかの問題があるときには、様々な問題が複雑に絡んでるように感じます。それは組織の問題なのか?個人の問題なのか?など、視点を切り替えれば問題の様相も大きく変わると思います。今取り扱っていることが果たしてどんな問題なのかは少し考えて整理してみましょう。
長い目で見る
今ある問題というのは5年後、10年後、50年後には忘れているか、笑い話になっていると思います。今は落ち込んだとしても、過去の自分は現在で笑ってたりするんです。だから必要以上に不安になる必要はないと思います。後から振り返れば、だ「そんなことあったよね」と話していたみたいです。
今日はそんなところになります。
よかったら自分の行動も振り返って考えるようにしてみてください。
頑張るあなたを応援しています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
読んでいただいた方のヒントになれば幸いです。
ではまた。
◾️質問箱
質問箱をGoogle formで作りました。仕事や生活などでの悩み(それ以外でも)があれがご記入ください。いただいた質問は、記事にして返信したいと思います。