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#75 本音の話し合いは暗黙のルールに支えられている
さて、今日のテーマは「本音の話し合いは暗黙のルールに支えられてる」です。
会議のディスカッションで本音で話せていますか。
「こんなこと言っていいのかな」と思う方も多いと思います。
本音で話し合うには、その場のメンバーが暗黙のルールを理解しておく必要があります。
心理的安定性にもつながる内容です。
よかったら最後までお読みください。
自己紹介です
お題の話の前に、自己紹介します。
僕は、リハビリテーション病院で働く作業療法士兼、中堅管理職です。
日々の実践はもちろんですが、中堅管理職として管理の視点や現場の視点から様々な相談を受けることが多くなりました。
これらのことについて、僕なりに解釈して記録として残していきたいと思います。
このアカウントでは以下のことについてを書いていきます。
・組織での働き方
・社会人の学び方
・リーダーの考え方
・ストレスマネジメント
・相談を受けたこと
・たまに子育て
・日々、感じたこと など
それでは本題に入っていきましょう。
どうして本音は言いづらいのか
会議などのミーティングの場では、意見を出し合うことが必要です。
せっかく発言するんだから、ディスカッションに繋がったり、問題解決の糸口になって欲しいですよね。
でも、発言した内容についてあまり理想的な反応が得られないこともあります。
そういう状況が続くと、会議などで発言したくなくなりますよね。
「どうやって伝えようか」
「これは言わないほうがいいかな」
そうやって、周囲の目を気にしながら発言を考えるようになります。
これでは、どのような意見を出したとしても、良いディスカッションにつながることは難しくなると思います。
自分の考えていることや本音を発言することができれば良いんでしょうが、
周囲との摩擦などを感じると、人の主体的な行動(本音での発言)は起こりにくくなると思います。
なので、会議などで本音をぶつけていくためにはある程度、周囲に配慮した状況が必要になってくるということになります。
それにはその場にいる人たちと、会議についての共通の認識を持つことが必要です。
その認識がずれていたり、違う捉え方をしているだけでも会議のディスカッションのありようは変わってきます。
暗黙のルールがある
会議を行っていく上で、できるだけ本音で話し合いをしたい場合は、
以下のことについて意識したり、暗黙的に参加者が理解していることが必要になってくると思います。
① 相手の状況を理解する
発言をしている(もしくは聞いている)相手がどのような状況にあるかを理解するようにしましょう。会議の時の言い回しなどに影響します。
② 目的からズレがないか
会議でも常に目的はなんだったかを意識しましょう。そして、今取り組んでいる事がチームの目標と照らし合わせてどうかについて考えたりイメージする事が必要です。会話の中では、徐々に話題の路線がずれていきます。そういう時は目的について話せるように準備しておく事が必要です。
③ 否定や黙り込んだりしないか
人の発言によって自分のチームでの行動などが抑制される事があります。そうなると、自分で思う通りに行かなくなる可能性があるので、相手を否定したり、ひどい人は黙り込んで発言しない人もいる事があります。こういった試合放棄は発展性がなく、時間ももったいなくなるので控えるようにしましょう。
本音でディスカッションできる時は、これらをわざわざ説明するわけではなく、各々が理解しながら会議に臨んだりしてます。
まさに ” 暗黙のルール ” です。
これを理解してから相手の発言を聞いていくと、意外なところにポイントがあるかもしれません。
頑張るあなたを応援しています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
読んでいただいた方のヒントになれば幸いです。
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ではまた。