#293 物事は、 ”点” より ”線” で見る
さて、今日のテーマは「物事は点より線で見る」です。
僕たちの人生は時間の流れと共に前に進んでいきます。
その人生の中には、生まれてから死ぬまでの間に様々なことが起こります。
人生はランドマークのようなイベントが複数あり、僕たちの今はそのランドマークの点にすぎません。
長い目で見たときに、その時のイベントはどういう意味があったのか?
そういう目線で物事を見てみると何か気が付くことがあるかもしれません。
自己紹介とお知らせ
僕は、某リハビリテーション病院で作業療法士の中堅管理職として働いています。対象者の課題と向き合うことはもちろんですが、スタッフのストレスやチームの運営にも日々向き合っています。
このnoteでは、幸せな生活の考え方や医療者としての働き方、コミュニケーションや人間関係、ストレスマネジメント、作業療法に関するさまざまなテーマを取り上げ、日々の感じたことを自らの解釈として記録しています。
読んだ方の何かお役に立てれば幸いです。
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それでは本題に入っていきましょう。
物事を ”点” で見る
人生の点はランドマークです。
そのランドマークでは、悩んだり、頑張ったり、喜んだり、いろんなイベントが起こっています。
その渦中にいる時の私たちは目の前のことで必死です。
「この問題はどう解決するか」
「やっていることに意味はあるのか」
「もっとやるべきことがるのでは」
そうやって、「今ここ」に必死に向き合っています。
今の問題に目を向けて、そこに思い悩むことはとても大事です。
今の問題は、その問題と対峙し、今を生きている人にしか分かりません。
その時を生きている私たちだからこそ、その問題に対して力を発揮して臨むことができるんですね。
この ”点” にいるときは外野の声が大きく聞こえてきます。
でも、その渦中で苦しんでいるのはあなた自身です。
だから、その問題の当事者のあなたがどのように決めて、どのように立ち振る舞うかはとても大事なことなんですね。
だから疑いつつも、必死で悩んで出した答えにちょっとだけ自信を持って良いと思います。
そうは言っても、不安になります。
「私がやってきたことは本当にこれでよかったのか」
そうやった振り返るたびに、後悔したり、悔しく感じたりします。
でも、実はそれもどこかにつながっています。
それは ”線” で物事を捉えたときに見えてきます。
物事を ”線” で見る
人生における様々なイベントは点であってランドマークです。
物事を”線”で見るということは、このランドマークをつなげて見るということです。
物事を”点”で見たときには「これで正しかったのか」と後悔することもあります。
でも、その行ってきたことが正しかったのかはその時にはわからないものです。
振り返ってみてみた時に、「あの時のことはここにつながっていたのか!」と気がつくことって結構あります。
それは、物事の渦中の時には気がつけなかったことですし、その時に気がつくことは到底できなかったんだと思います。
未来は不確定です。
生きていれば、思いもよらないことがたくさんあって、それは過去の自分から想像もつきません。
でも、予想できない未来にいざ立ってみると、過去と今がつながっていることに気がつけます。
これは、「今思い悩んでいることの結果は今はわからないけど、後から振り返った時につながっていることに気がつける」ということです。
じゃあ、今を生きる僕らにできることは何か?
それは「後で振り返った時に後悔しない選択をすること」です。
もちろん全てのことがうまく捉えられるわけではないですし、どれだけ振り返っても後悔することもあると思います。
でも、その後悔でさえ、先の未来ではどうなるかは分かりません。
大事なのは、「今ここ」にいる自分が選択するときに「後で後悔しない選択か」を考えることです。
物事を線で捉えるとは「後で後悔する確率を減らす」ことであり、それが、僕たちの迷いを少しだけ和らげてくれたりするんだと思います。
今日は、同僚の楽しそうな顔を見て、そんなことをふと思ったので書き留めてみました。
今日は以上になります。
頑張るあなたを応援しています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
読んでいただいた方のヒントになれば幸いです。
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ではまた。
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