#517 うまくいかないなら自分に目を向ける
こちらのnoteは思いついたキーワードから話を展開する「note放談」を行っています。
今日も思いつくままに書いていきたいと思います。
本日のテーマは「うまくいかないなら自分に目をむける」です。
課題に出会った時、物事が思う通りにいかない時
周りが話を聞いてくれない
もっとうまく説明しなくちゃ
どうして理解してもらえないんだろう
などの言葉が頭の中で響きますよね。
うまくいかないことは周囲との相互作用で起こっているので、その考え方は妥当です。
周囲が理解してくれれば、
もっとうまく説明してれば伝わるはず
その思いは当然ですが、
でもおそらくそれでは物事は前に進まないでしょう。
振り返るべきはあなた自身。
自己紹介とお知らせ
某リハビリテーション病院で作業療法士の中堅管理職として働いています。このnoteでは、医療の中で様々な人の生き方と出会う作業療法士が、さまざまな生き方の悩みや社会での課題を、自分視点で解釈して記録しています。
読んだ方の何かお役に立てれば幸いです。
以下お知らせ。
◾️第28回福岡県作業療法学会
来年行われる福岡県作業療法学会の学会長を行うことなりました。
ホームページが公開されましたのでよかったら。
学会は2025年2月23日(日)です。みなさんぜひご参加ください!
◾️湘南OT交流会
本年度の研修も始まっています!年間で申し込みいただければ45%OFFと破格です。今までの分もアーカイブで確認できますので、ぜひご参加ください。
次回は10月19日 19:00〜勉強会「作業療法実践 のための報告」です。
◾️湘南OT Interaction
「学びたいけどどうしたら・・・」と悩む作業療法士の方と一緒にコミュニティ作りを支援します。定期的に勉強会も行なっているのでよかったら!
立ち上がった勉強会「居酒屋 海の家」で、10月26日 21:00〜 zoom勉強会
を行いますので、ぜひご参加ください!
それでは続きをどうぞ。
主観的に世界を見ている
僕たちは、自分で見た視点でしか世界をとらえることはできません。
どんな考えも、どんな判断も、全ては自分というフィルターを通して表現されるものです。
なので、自分がどのように世界を見ているかに、僕たちの意見は大きく左右されます。
人間は自分の世界に一番強く共感します(そりゃそうです)。
どれだけ他者を想おうと、どこかに自分都合の考え方が潜んでいます。
要するに、自分にデメリットになることは選択しません。
これは僕自身もですし、多くの人間がそうだと思います。
つまり、それは普通のことです。
ただ、これでは集団になった時にどうしても齟齬が生まれてしまいます。
隣にいるその人も自分の視点で世界を見ていて、その主観はその人自身が培ってきた経験からくるので、その人にとっては間違いではないんです。
まったく同じ経験をしている人は皆無です。
そこにはその人個人のキャラクターなども組み合わさってくるので、同じような考えになることはあっても、全く同じ考えを持って阿吽の呼吸のようなコミュニケーションをとることは不可能です。
そうなんです。
物事は環境との相互作業で成り立っています。
だからこそ、まずは自分の考えが主観的であることを認めることが必要です。
リフレクションから始める
そんな自分を振り返るためにも、まずは自分を振り返ること(リフレクション)をすることから始めてみると良いと思います。
リフレクションの方法は人それぞれありますが、
一番簡易的にできることとしては「他者に話をする」ということです。
自分の頭の中をアプトプットすることで、自分の主観的な世界を客観的にみることが可能となります。
単純ではありますが、自分の思いを言語化することで自分が気がつかなかった、主観的な自分の世界を知ることにつながります。
自分の世界観が捉えられれば、それをあえて批判的に見てみる。
そうすることで、他者にとっての主観的な視点を知ることが可能となります。
そこから、自分の行動を振り返ることができるようになると思います。
主観的な思いは大事ですが、チームとして成果を出すことも必要です。
自分が今何をすべきか考え、少し広い視点で考えてみると良いと思いますよ。
今日は以上になります。
頑張るあなたを応援しています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
読んでいただいた方のヒントになれば幸いです。
ではまた。
◾️質問箱
質問箱をGoogle formで作りました。仕事や生活などでの悩み(それ以外でも)があれがご記入ください。いただいた質問は、記事にして返信したいと思います。